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#大学情報

早稲田大学の学内併願パターンと決め方

2025年2月14日

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早稲田大学は基幹理工・先進理工・創造理工の3学部間を除き、学内併願ができます。併願先は、第一志望の入試科目が重なる学部と、入試日程が近い学部から選ぶのが基本です。

2026年9月時点の情報です。

早稲田大学では学内併願ができる

早稲田大学では基本的に学内併願が可能です。ただし理工系の基幹理工学部、先進理工学部、創造理工学部の3学部間では学内併願ができません。

理工系を志望する場合は、基幹理工・先進理工・創造理工のどれを受けるかを早めに決める必要があります。この3学部間では学内併願ができないためです。

文系学部については制限がなく、自由に学内併願を組めます。あとは他大学の入試日程などを加味して、実際に受験する学部・学科を選ぶことになります。2027年度入試に向けては、日程と科目を最新の募集要項で確認してから出願計画を固めてください。

学部別に選ばれやすい学内併願パターン

以下は、過年度の入試で各学部の受験生が併願先として選んだ学部の上位3つです。並び方を見ると、入試科目が重なる学部が上位に来る傾向が読み取れます。

政治経済学部

順位学部名人数
1位法学部796人
2位社会科学部743人
3位商学部数学型685人

政治経済学部は共通テスト(1月に全国一斉で実施される大学入学共通テスト)を活用し、数学が必須です。そのため3位に商学部数学型がランクインしています。法学部と社会科学部は偏差値帯が近く、数学も利用できるため、選択科目に数学がある社会科学部や法学部が上位に入っていると考えられます。

法学部

順位学部名人数
1位社会科学部1,501人
2位教育学部1,423人
3位商学部地歴・公民型1,345人

法学部は数学を選択できるため、同じく数学が使える社会科学部が上位に来ています。また法学部では政治経済を利用できることもあり、同じく政治経済が使える教育学部や商学部地歴・公民型が上位に来ています。

文化構想学部

順位学部名人数
1位文学部5,245人
2位教育学部4,441人
3位社会科学部3,132人

文化構想学部は元々文学部から派生した学部とあって、文学部との親和性が高く、1位となっています。教育学部も同様の傾向で、幅広い学びができる社会科学部との併願も多いです。文化構想学部を含め、いずれの学部も外国語・国語・地歴の3科目が試験科目であることも大きな要素です。

文学部

順位学部名人数
1位文化構想学部5,245人
2位教育学部4,662人
3位社会科学部2,735人

文学部の学内併願も、入試科目が外国語・国語・地歴で、学部の傾向が比較的似ている3学部が上位に来ています。

教育学部

順位学部名人数
1位商学部地歴公民型4,688人
2位社会科学部4,681人
3位文学部4,662人

上位の人数はかなり伯仲していますが、1位になったのは商学部地歴・公民型です。公民が入ってはいますが地歴でも受験できるため、結果的に文学部や社会科学部といった同じ入試科目の学部と競い合う形になっています。

商学部

順位学部名人数
1位社会科学部5,354人
2位教育学部5,302人
3位文化構想学部2,677人

地歴・公民型と数学型、英語4技能テスト型(英検などの外部試験の成績を出願に使う方式)の3つを合計したランキングでトップになったのが社会科学部です。2位の教育学部は英語4技能テスト型における1位です。文化構想学部は3位ですが、地歴・公民型が圧倒的に稼いだ数字で、数学型は38人しかいませんでした。

基幹理工学部

順位学部名人数
1位教育学部355人
2位人間科学部146人
3位商学部数学型61人

教育学部は多くの受験生が受ける分、順位こそ1位ですが、割合はそこまで高くありません。人間科学部は理系方式があるため、入試科目との親和性があったことから2位にランクインしています。

創造理工学部

順位学部名人数
1位教育学部331人
2位人間科学部166人
3位政治経済学部62人

上位3つの学部はいずれも数学を用いる学部です。政治経済学部は併願先としてあまり選ばれることのない学部ですが、理工系の専門性の高さもあってか、他の学部が創造理工学部を併願しない結果、押し出される形で3位となりました。

先進理工学部

順位学部名人数
1位教育学部364人
2位人間科学部143人
3位政治経済学部52人

状況は創造理工学部と同じで、傾向も似ています。文化構想学部や文学部などは数えるほどしか併願がなく、理工系は理工系で他とは違う偏りが見られます。

社会科学部

順位学部名人数
1位教育学部4,681人
2位商学部地歴・公民型3,859人
3位文化構想学部3,132人

社会科学部と同じ入試科目の学部が上位を独占した形です。社会科学部は幅広い学部から併願先として選ばれています。地歴・公民でも数学でも受験でき、科目が重なる学部が多いためです。

人間科学部

順位学部名人数
1位教育学部2,931人
2位社会科学部2,038人
3位商学部地歴・公民型1,441人

人間科学部は文系と理系の方式がそれぞれあるため、文系方式の利用者が社会科学部、商学部地歴・公民型と併願する傾向にあります。

スポーツ科学部

順位学部名人数
1位教育学部330人
2位人間科学部286人
3位社会科学部222人

キャンパスが所沢にある関係で、人間科学部と併願するケースが多く見受けられます。元々スポーツ科学部は人間科学部から独立した形になっており、それも影響している可能性があります。

国際教養学部

順位学部名人数
1位教育学部381人
2位文化構想学部369人
3位社会科学部361人

国際教養学部は英語に特化した学部ですが、第一志望として選ばれることが多く、結果的に受験人数の多い学部が上位に来ています。

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早稲田大学の学内併願先の決め方

決め方の軸は2つです。入試日程と、第一志望の受験科目です。この2つで絞ると、併願先は自然と数校に収まります。

入試日程が近い学部を選ぶ

第一志望の学部・学科が最優先で、そこから併願先を探していきます。地方から受験する場合は、入試日程が近い学部にまとめると負担を抑えられます。遠征の回数を減らせるためです。

ただし連日の受験が続くと体力を削られます。できれば1日は休みを挟みながら、第一志望に合わせる形で日程が近い学部を選ぶ形が現実的です。

第一志望の受験科目から選ぶ

最優先されるべきは第一志望の受験科目です。例えば英語・国語・日本史であれば、この3科目で受けられる大学・学部・学科を探して受験するのが効率的です。

これに加えて日程が近いところを探していくと、おのずと併願先が絞られます。併願先のためだけに別の科目を勉強するくらいなら、第一志望の科目に時間を回したほうが得られるものは大きくなります。

他大学との併願もまとめて考える

学内併願だけで出願を組むと、日程が特定の時期に集中しやすくなります。科目が重なる他大学も候補に入れると、全体の日程が均されます。併願校の検討材料としては、立教大学の偏差値推移を学部ごとに解説した記事や、明治大学の漢文の入試傾向と対策も参考になります。

よくある間違い:併願先に合わせて科目を増やす

併願先の数を増やしたいがために、第一志望では使わない科目に手を広げてしまうケースがあります。学内併願の傾向を見ても、選ばれているのは科目が重なる学部です。科目を増やすほど、第一志望の対策に充てられる時間が削られます。

回避策は順番を逆にすることです。先に第一志望の受験科目を固定し、その科目だけで出願できる学部・方式を書き出します。そのうえで日程の近さで並べ替えれば、科目を増やさずに併願先が決まります。

FAST-UPが見てきた学内併願のつまずきどころ

指導現場で多いのは、「受けられるから受ける」という形で出願数が膨らむケースです。出願した学部ごとに過去問を解き直す時間が必要になり、第一志望の演習が後ろにずれていきます。出願の時点で、過去問を回す時間まで含めて計画を立てられているかが分かれ目になります。

もう一つのつまずきは、同じ学部でも方式ごとに求められる力が違う点を見落とすことです。商学部の数学型と地歴・公民型、人間科学部の文系方式と理系方式のように、方式を変えれば必要な準備も変わります。学部名だけで併願先を決めた受験生は、直前期に方式ごとの対策が間に合わないという形で詰まりやすくなります。

連日受験の体力面も軽視されがちです。日程を詰めた受験生ほど、後半の試験で手応えが落ちたと話します。出願段階で休みを1日入れておくかどうかで、終盤の精度が変わってきます。

まとめ

早稲田大学の学内併願は、同じ科目で受けられるかどうかで傾向がはっきり分かれます。社会科学部のように元々の受験者数が多い学部は様々な学部と併願されやすく、地歴・公民と数学のどちらでも受験できる点も併願人気を高める要素です。

あとは日程や滑り止めの大学など複数の要素を踏まえ、無駄のない形で併願先を選び、どの入試でも力を発揮できる状態を作ることが大切です。

よくある質問

Q. 早稲田大学の理工系学部は併願できますか? A. 基幹理工学部・先進理工学部・創造理工学部の3学部間では学内併願ができません。理工系を志望する場合は、どの学部を受けるかを早めに決める必要があります。文系学部には併願の制限がありません。

Q. 学内併願は何学部まで受けるとよいですか? A. 学部数そのものよりも、第一志望の受験科目で受けられる範囲に収まっているかが判断基準になります。連日受験が続く日程になる場合は、途中に休みを挟める組み方のほうが終盤の消耗を抑えられます。

Q. 社会科学部が多くの学部から併願先に選ばれているのはなぜですか? A. 地歴・公民でも数学でも受験でき、科目が重なる学部が多いためです。受験者数自体が多い学部でもあり、文系・理系どちらの受験生からも候補に入りやすくなっています。

Q. 併願先のために新しい科目を勉強したほうがよいですか? A. 第一志望の対策時間を削る形になる場合は避けたほうが無難です。まず第一志望の受験科目を固定し、その科目で出願できる学部・方式の中から日程の近いものを選ぶ順番が効率的です。

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