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#大学情報

慶應義塾大学に共通テスト利用はある?合格最低点も解説

2025年2月20日

「慶應義塾大学の共通テストのボーダーは?」

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慶應義塾大学は共通テスト利用入試を実施していません。そのため共通テスト利用のボーダーは存在せず、一般選抜の個別試験で合否が決まります。目安になるのは学部ごとの合格最低点の推移です。

2026年9月時点の情報です。

慶應義塾大学に共通テスト利用のボーダーはありません

慶應義塾大学に共通テスト利用のボーダーはありません。入試要項に共通テスト利用を実施しないことが明記されているためです。ここでいう共通テスト利用とは、共通テストの得点だけで私立大学に出願できる方式を指します。

「慶應 共通テスト利用 ボーダー」で検索しても得点率の数値が出てこないのは、そもそも制度として存在しないからです。したがって対策の軸は、学部ごとの個別試験になります。

実施しない背景としては、慶應義塾大学の理念である「実学」との関係が考えられます。実学とは、科学的に実証をおこない、問題の真理を解決するための力のことです。共通テストは全国一律で実施される試験であり、この理念にそぐわないと判断されている可能性があります。

慶應義塾大学の学部別の合格最低点

合格最低点は学部・方式によって水準が大きく異なります。同じ学部でも年度によって上下するため、1年分だけを基準にしない見方が必要です。

学部・学科・方式2018年度2019年度2020年度2021年度2022年度
文学部 文学科228点233点250点232点218点
経済学部 A方式207点265点234点231点209点
経済学部 B方式243点259点240点262点239点
法学部 法律学科246点227点252点234点239点
法学部 政治学科249点224点258点235点236点
商学部 A方式265点258点244点252点240点
商学部 B方式293点288点309点288点302点
医学部305点303点303点251点308点
理工学部 全学科260点280点309点266点340点
看護医療学部293点273点297点270点310点
薬学部 薬学科204点208点196点196点204点
薬学部 薬科学科204点207点195点195点209点

総合政策学部と環境情報学部は、選択する受験科目の組み合わせごとに合格最低点が公表されています。

選択科目2018年度2019年度2020年度2021年度2022年度
総合政策学部 数学301点267点246点254点261点
総合政策学部 情報272点285点246点261点269点
総合政策学部 外国語277点261点246点243点260点
総合政策学部 数学および外国語300点277点246点260点275点
環境情報学部 数学257点250点246点254点234点
環境情報学部 情報260点274点246点238点248点
環境情報学部 外国語258点263点246点278点234点
環境情報学部 数学および外国語263点277点246点267点238点

慶應義塾大学で入りやすいとされる学部3選

入りやすさを比べる手がかりになるのは、倍率と合格最低点の傾向、そして得意科目との相性です。ここでは経済学部・文学部・理工学部を取り上げます。

学部2019年度の倍率2020年度の倍率2021年度の倍率
経済学部4.24.03.4
文学部4.23.93.2
理工学部3.43.13.0

経済学部

経済学部は、A方式を中心に合格最低点が低くなりやすい年度があり、数学が得意な場合は狙いやすい学部です。B方式でも日本史または世界史が得意であれば十分に対応できます。倍率の推移も含めて考えると、穴場といえる位置にあります。

文学部

文学部は偏差値が安定し、倍率もそこまで高い水準ではありません。英語の出来が合否を左右するため、まずは英語の完成度が焦点になります。選択科目では、世界史には日本史のような論述がないため、対策の計画は立てやすくなります。

理工学部

理工学部は学門による有利・不利が大きく分かれにくいとされます。求められるスキルが学部共通であるためです。学門とは、理工学部の入試で選ぶ分野の区分を指します。英語と数学で得点を確保し、選択科目の理科で取りこぼさないことが軸になります。

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FAST-UPが見てきた慶應受験のつまずきどころ

指導現場で多いのは、情報収集の段階でつまずくケースです。共通テスト利用のボーダーを探し続け、個別試験の出題形式に触れるのが遅れる受験生が目立ちます。慶應義塾大学は学部ごとに科目構成と設問の性格が異なるため、学部を決めないまま総合的な学力だけを伸ばそうとすると、直前期に対策が間に合わなくなります。

もう一つは、合格最低点の読み方です。1年分の点数だけを目標にすると、難化した年度に対応できません。複数年度の幅を見て、上限側の年度でも届く計画を立てる受験生のほうが、本番での揺れに強い傾向があります。

論述や記述の比重が高い学部では、答案を人に見せて直す作業の有無で仕上がりが変わります。自己採点だけで進めると、設問要求のずれに気づかないまま量をこなす形になりがちです。記述対策の進め方は、明治大学の漢文の入試傾向と対策で扱っている科目別の詰め方も参考になります。

よくある間違い:共通テストを一切受けないと決めてしまう

よくある間違いは、「慶應は共通テスト利用がないから共通テストは不要」と早い段階で決めてしまうことです。慶應義塾大学だけを受験するなら不要ですが、国公立大学や、共通テスト利用を実施する私立大学を併願する場合は出願に必要になります。

回避策は、志望校の組み合わせを先に決めてから共通テストの受験可否を判断することです。併願先が未確定なうちは、受験する前提で基礎科目を切らさないほうが選択肢を残せます。

慶應義塾大学と早稲田大学はどちらが入りやすい?

出願方式の数で見ると、早稲田大学のほうが受験の機会は多くなります。早稲田大学との併願では、出願方式の数に差が出ます。早稲田大学は共通テスト利用があり、同じ学部に複数の方式で出願できる場合があるためです。

早稲田大学の共通テストを利用した入試のボーダー

学部ボーダー
政治経済学部82%〜86%
法学部87%
教育学部79%〜85%
社会科学部87%
国際教養学部83%
文化構想学部93%
文学部92%
人間科学部77%〜84%
スポーツ科学部75%〜82%

偏差値の比較

慶應義塾大学の学部偏差値
文学部65.0
経済学部67.5
商学部65.0〜67.5
法学部67.5
医学部72.5
理工学部65.0
総合政策学部72.5
環境情報学部72.5
看護医療学部60.0
薬学部62.5
早稲田大学の学部偏差値
政治経済学部67.5〜70.0
法学部67.5
教育学部60.0〜67.5
商学部67.5〜70.0
社会科学部67.5
国際教養学部70.0
文化構想学部67.5〜70.0
文学部67.5〜70.0
基幹理工学部65.0
創造理工学部62.5〜65.0
先進理工学部62.5〜67.5
人間科学部62.5〜65.0
スポーツ科学部ー

偏差値は年度ごとに動くため、同じ学部でも受験年によって見え方が変わります。推移の追い方は、立教大学の偏差値推移を学部ごとに解説で扱っている考え方がそのまま使えます。

まとめ

慶應義塾大学には共通テスト利用がなく、ボーダーという形の指標も存在しません。judgment の材料になるのは、学部別の合格最低点の推移と倍率、そして自分の得意科目との相性です。併願先に早稲田大学を含める場合は、共通テスト利用の有無が出願戦略に直接影響します。

よくある質問

Q. 慶應義塾大学は共通テスト利用で受験できますか? A. 受験できません。入試要項に共通テスト利用を実施しないことが書かれています。出願先は一般選抜などの個別試験が中心になります。

Q. 共通テストの得点率で慶應の合否は判断できますか? A. 判断できません。共通テストの成績を合否に使う方式がないため、学部ごとの個別試験の得点と合格最低点で見る必要があります。

Q. 合格最低点はどの年度を基準にすればよいですか? A. 複数年度を並べて幅で捉えるのが安全です。表のとおり、学部によっては年度間の振れが大きく、1年分だけでは難化した年に対応できません。

Q. 慶應義塾大学と早稲田大学では、どちらが入りやすいですか? A. 出願できる方式の数では早稲田大学が多く、受験機会を増やしたい場合は有利に働きます。ただし学部ごとの偏差値やボーダーは幅があるため、学部単位で比べる必要があります。

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