メインコンテンツへスキップ
#大学情報

慶應義塾大学と青山学院大学を比較|どっちを受験?

2025年2月21日

慶應義塾大学といえば学費が高いことで知られ

FAST-UP

志望校特化の個別計画で、0から逆転合格へ。

志望校の配点・傾向から逆算した、あなた専用の学習プランをご提案

大手企業や官僚を目指すなら慶應義塾大学、英語を軸に学びたいなら青山学院大学が向きます。偏差値は全体に慶應義塾大学が上で、特に理工系で差が大きく、倍率と学費は青山学院大学も高い水準です。

2026年9月時点の情報です。

以下では学部構成、偏差値、倍率、就職先、キャンパスの順に比較し、最後にどちらを受験するのが向いているかを整理します。2027年度入試に向けた比較検討の材料として使えます。

学部構成の比較

学部の数はほぼ同じですが、理系の層の厚さが違います。慶應義塾大学は理系学部がそろう総合大学、青山学院大学は文系と文理融合が中心です。

慶應義塾大学は文系・理系がそろう総合大学

慶應義塾大学は文系・理系合わせて10学部あります。文系学部は文学部、経済学部、法学部、商学部です。理系学部は医学部、理工学部、看護医療学部、薬学部で、文理融合学部(文系と理系の内容を横断して学ぶ学部)として総合政策学部と環境情報学部があります。

学科の数が少なく、1つの学部に多くても2つの学科しかない点も特徴です。文学部は1つの学科にまとめた上で、専門性のあるコースに分かれていく形になっています。

学科として最初から分けるのではなくコースで分けるため、進路先を真剣に考えるようになり、自分の学びたいことに優先順位をつけやすくなります。

青山学院大学はほとんどが文系学部

青山学院大学は11学部で、学部の数でいえば慶應義塾大学とほとんど変わりません。ただし明確な理系学部は理工学部のみで、そのほかは文系学部か文理融合タイプです。

  • 文系学部:文学部、教育人間科学部、経済学部、法学部、経営学部、国際政治経済学部、総合文化政策学部
  • 文理融合タイプ:社会情報学部、地球社会共生学部、コミュニティ人間科学部
  • 理系学部:理工学部

文系学部は表参道の青山キャンパス、理工学部と文理融合タイプは相模原キャンパスに分かれており、すみ分けができています。

偏差値の比較

偏差値は全体として慶應義塾大学が上です。以下はいずれも河合塾の偏差値です。

慶應義塾大学の偏差値は全体的に高め

学部偏差値
文学部65.0
経済学部67.5
法学部67.5
商学部65.0〜67.5
医学部72.5
理工学部65.0
総合政策学部70.0
環境情報学部70.0
看護医療学部60.0
薬学部62.5

慶應義塾大学の偏差値は高位安定で、どの学部も高い水準にあります。看護医療学部や薬学部は数字だけ見ると低く感じられますが、看護系・薬学系の中で比べれば上位であり、劣っているわけではありません。

理工学部の偏差値65.0も、理工系学部のランキングで見れば東京理科大学を上回るとされます。全体に偏差値が高く、今後もこの傾向は続くと考えられます。

青山学院大学の偏差値は理工学部が低め

学部偏差値
文学部60.0〜65.0
教育人間科学部60.0〜62.5
経済学部62.5
法学部57.5〜62.5
経営学部57.5〜62.5
国際政治経済学部62.5〜65.0
総合文化政策学部65.0
理工学部52.5〜57.5
社会情報学部57.5〜65.0
地球社会共生学部60.0
コミュニティ人間科学部57.5

全体に慶應義塾大学より一枚下で、特に理工学部は最大で12.5ポイントの差があります。青山学院大学でC評価なら慶應義塾大学ではDもしくはEになる計算です。

青山学院大学でA評価でも、慶應義塾大学の理工学部ではC評価に届かない可能性があります。河合塾の偏差値は2.5ポイントで合格可能性のランクが1つ変わるためです。文系学部にも差はありますが、理工学部ほどの開きではありません。

私大の偏差値は学部ごとに動きます。他大学の推移を見たい場合は立教大学の偏差値推移の解説も参考になります。

倍率の比較(2022年度)

倍率は、慶應義塾大学は医学部と商学部B方式、青山学院大学は経済学部が高くなっています。以下は実質倍率(受験者数を合格者数で割った倍率)です。

慶應義塾大学は医学部の倍率が高い

学部受験者数合格者数実質倍率
文学部3,849人1,189人3.2倍
経済学部A方式3,383人1,104人3.1倍
経済学部B方式2,086人462人4.1倍
法学部法律学科1,633人378人4.3倍
法学部政治学科1,190人301人4.0倍
商学部A方式3,716人1,588人2.3倍
商学部B方式2,707人405人6.7倍
医学部1,179人178人6.6倍
理工学部7,324人2,641人2.8倍
総合政策学部2,731人518人5.3倍
環境情報学部2,450人446人5.5倍
看護医療学部601人160人3.8倍
薬学部薬学科1,292人333人3.9倍
薬学部薬科学科726人272人2.7倍

最も高いのは商学部B方式の6.7倍、次が医学部の6.6倍です。商学部B方式と医学部が高い倍率になっています。経済学部や商学部のB方式は地歴を利用した入試のため、多くの文系の学生が受験していると考えられます。

文学部などは倍率が落ち着きやすく、一見すると易しく見えます。ただし少数精鋭が集まっている可能性もあるため、油断せずに準備したいところです。

青山学院大学は経済学部の倍率が高い

学部受験者数合格者数実質倍率
文学部6,505人1,724人3.8倍
教育人間科学部3,146人662人4.8倍
経済学部7,220人1,168人6.2倍
法学部4,271人1,131人3.8倍
経営学部4,523人1,091人4.1倍
国際政治経済学部2,564人681人3.8倍
総合文化政策学部2,362人400人5.9倍
理工学部9,265人2,863人3.2倍
社会情報学部2,076人416人5.0倍
地球社会共生学部1,110人326人3.4倍
コミュニティ人間科学部1,125人325人3.5倍

青山学院大学は受験者数が多く、倍率も全体に高めです。最も高いのは経済学部の6.2倍で、総合文化政策学部がこれに続きます。経済学部は受験者数が多いうえに合格者を絞っており、例年高い倍率で推移しています。

人気の動きと学費の負担を考えると、今回のデータよりやや落ち着く年があっても不思議ではありません。

無料相談

その大学に、今の成績から届くのか。

配点と傾向から、合格までの距離と優先順位を無料でお伝えします。

就職先の比較

就職先の傾向は分かれます。慶應義塾大学はコンサルティング会社、青山学院大学は銀行・生命保険会社が目立ちます。

慶應義塾大学はコンサルティング会社が多い

順位会社名人数
1位慶應義塾90人
2位PwCコンサルティング合同会社77人
3位楽天グループ72人
4位アクセンチュア70人
5位三菱UFJ銀行63人
6位東京海上日動火災保険46人
7位ベイカレント・コンサルティング45人
7位みずほ銀行45人
9位エヌ・ティ・ティ・データ44人
9位大和証券44人
9位三井住友信託銀行44人

1位の慶應義塾は、看護医療学部の卒業生が大学病院に就職することが要因です。それ以外ではコンサルティング会社が複数入り、トップ20まで広げるとさらに増えます。(参照:慶應義塾大学)

公務員系にも強く、国家公務員として働く卒業生も少なくありません。

青山学院大学は銀行や生命保険会社が多い

順位企業名人数
1位楽天グループ27人
2位日本生命保険相互会社21人
3位日本電気18人
3位三井住友信託銀行18人
5位ベネッセスタイルケア15人
5位三井住友銀行15人
7位明治安田生命保険相互会社14人
8位SCSK13人
8位エヌ・ティ・ティ・データ13人
8位パーソルキャリア13人
8位富士通13人

銀行や生命保険会社が目立ち、慶應義塾大学で上位だったコンサルティング会社は後方です。人材系の会社も入っています。大和証券や三菱UFJ銀行などでは女性の割合が高くなっています。(参照:青山学院大学)

もともと青山学院大学は理工学部以外で女性の比率が高く、その構成が就職先の内訳にも表れていると見られます。

キャンパスの比較

慶應義塾大学はキャンパスが点在し、青山学院大学は2つに集約されています。

慶應義塾大学のキャンパスは点在

慶應義塾大学は主に6つのキャンパスに分かれています。

キャンパス主な利用者
三田キャンパス文系学部のメインキャンパス
日吉キャンパス新入生など
矢上キャンパス理工学部の学生など
信濃町キャンパス医学部など
湘南藤沢キャンパス総合政策学部・環境情報学部など
芝共立キャンパス薬学部

受験で使うのは日吉キャンパスが多く、入学後もそのまま通うことになります。矢上キャンパスは日吉キャンパスのすぐ近くにあり、日吉キャンパスを通り抜ける形で向かいます。

青山学院大学のキャンパスは立地が良い

青山学院大学は青山キャンパスと相模原キャンパスの2つで、文系学部は入学から卒業まで青山キャンパスを使います。

青山キャンパスの最寄りは表参道駅で、少し歩けば渋谷駅という都心の立地です。以前は2年生まで相模原キャンパスで3年以降に青山キャンパスという形でした。

相模原キャンパスは横浜線の淵野辺駅が最寄りです。近くに町田駅があるためアクセスは意外とよく、渋谷まで1時間もかかりません。複数のルートがあるので、両キャンパスの中間で部屋を借りてルームシェアをするという選び方もできます。

FAST-UPが見てきた併願校選びのつまずき

指導の現場で多いのは、慶應義塾大学を第一志望に置きながら、青山学院大学を「下げた志望校」として扱ってしまうつまずきです。偏差値表の上下だけで判断すると、対策の中身が合わなくなります。

英語でつまずく受験生が目立ちます。青山学院大学は英語の難度が高い学部があり、慶應義塾大学の過去問だけを回していると、設問形式の違いに本番で面食らいます。逆に、青山学院大学の対策に寄せすぎて慶應義塾大学の論述量に対応できない例もあります。

もう一つは学部選びです。学科が細かく分かれているか、コースで分かれるかの違いを知らずに出願し、入学後に学びたい分野と離れてしまうことがあります。受験前にカリキュラムの構造まで見ておくと、志望理由も固まりやすくなります。

よくある間違い:偏差値だけで安全校を決める

偏差値の差だけを見て、青山学院大学を安全校として出願先に入れるのは危険です。学部によって倍率が高く、合格者を絞る年もあるため、偏差値が下でも通りやすいとは限りません。

回避策は2つです。

  • 志望学部の倍率と入試方式を、学部単位・方式単位で確認する
  • 英語など主要科目の過去問を1年分解き、設問形式の違いを事前に把握する

方式ごとに必要な科目や出題傾向が変わるので、大学単位ではなく方式単位で見ることが前提になります。

どちらを受験するのが向いているか

大手企業や官僚を目指すなら慶應義塾大学

早稲田大学と並ぶ早慶として全国的な知名度があり、どの地域でもブランドが通用しやすいのが慶應義塾大学です。

三田会(慶應義塾大学の卒業生による同窓会組織)の存在も大きく、OB・OGとの連携が取りやすい点も特徴です。大手企業や官僚といった進路を考えるなら、使える場面は多いでしょう。

もちろん、慶應義塾大学なら何でもうまくいくわけではありません。それでも、大きな組織で働くことを視野に入れるなら応用の幅は広がります。

英語を学びたいなら青山学院大学

英語を軸に学びたいなら青山学院大学が向きます。英語教育に力を入れており、留学生も多く、英語が親しまれる環境が用意されているためです。

入試でも英語の難度が高く、特に英米文学科の英語は高いレベルが求められます。学部別の出題傾向は青山学院大学国際政治経済学部の英語の傾向と対策も参考になります。

また青山スタンダード(全学部で共通して学ぶ教養科目)があり、ここでキリスト教について学びます。ミッション系をルーツとするため、キリスト教系の行事を通して自然に触れる機会もあります。

まとめ

偏差値では慶應義塾大学が上に立つ場面が多い一方、倍率では青山学院大学も高い水準にあります。学費の面では青山学院大学が慶應義塾大学を上回るとされ、ここをどう受け止めるかが判断の分かれ目になります。

どちらも魅力のある大学です。まずはキャンパスに足を運び、通学経路と雰囲気を確かめたうえで、学部とキャンパスの組み合わせで考えると選びやすくなります。

よくある質問

Q. 慶應義塾大学と青山学院大学は、どちらが受かりやすいですか。 A. 偏差値では青山学院大学が下の水準ですが、学部によって倍率が高く、英語の難度も高いため、受かりやすいとは言い切れません。志望学部の倍率と入試方式を個別に確認してください。

Q. 青山学院大学の相模原キャンパスにはどの学部がありますか。 A. 理工学部と、文理融合タイプの社会情報学部・地球社会共生学部・コミュニティ人間科学部です。文系学部は表参道の青山キャンパスを入学から卒業まで使います。

Q. 理工系志望ならどちらを選ぶべきですか。 A. 慶應義塾大学は理工学部のほかに医学部・薬学部・看護医療学部があり、理系の選択肢が広いです。青山学院大学の理系は理工学部のみなので、学びたい分野があるかを先に確認するのが先決です。

Q. 学費はどちらが高いのですか。 A. 青山学院大学が慶應義塾大学を上回るとされます。金額は学部によって幅があるため、募集要項での確認が必要です。私大の学費の内訳は学習院大学の4年間の学費の解説も比較の参考になります。

無料相談

早慶・GMARCH対策には“正解”があります。

やみくもな対策ではなく、無駄のない学習計画を、プロに相談しませんか?

塾選びで迷っている方へ

料金・指導内容・向き不向きを、入塾前に確認できます。

年間の費用、一般的な学習管理型塾との違い、評判・口コミで気になる点、毎日3時間の特訓。 入塾前の判断材料を、記事にまとめました。

数値で分かるFAST-UP

数字で証明するFAST-UPの実力。

早慶GMARCH・関関同立への「一点特化」。
合格に必要なこと以外を全て排除することで、逆転合格を運ではなく仕組みで狙います。

※1
2,400人
受講者数
※2
21時間
指導時間(週)
※3
87%
難関私立合格率
月額59,800円(税込)
追加費用一切なし
  • ※1 = 2026年8月末時点の受講者数
  • ※2 = コーチが直接指導する時間(毎日3時間×7日)をもとに算出。原則毎日開催で、参加時間は個人により異なります
  • ※3 = 毎日個別特訓に9割以上参加し、毎日のミニ模試の平均が9割以上で、高3の5月末までに入塾した塾生のうち、難関私立大学(早慶上理ICU・GMARCH・関関同立)に合格した人の割合
無料無料カウンセリングを予約