慶應義塾大学のサークル|加入率・種類・インカレの探し方
「慶應義塾大学の学生はサークルに入るのが普通?」
FAST-UP
慶應義塾大学のサークル加入率は50%程度で、公認・未公認・非公認の3種類に分かれます。大学はインカレサークルを公認しない傾向があるため、インカレは非公認に多いです。探し方はサークル情報サイト、公認団体一覧、SNSの3つが中心です。
2026年9月時点の情報です。
慶應義塾大学のサークル加入率は50%程度
慶應義塾大学のサークル加入率は50%程度です。二人に一人はサークルに所属していない計算になります。大学生といえばサークル活動というイメージがありますが、全員が入っているわけではありません。
加入率が下がった背景にはコロナウイルスの影響があります。通常、サークルは新歓(新入生歓迎のための飲み会・食事会)に参加し、良いと思ったら入る流れです。しかしコロナウイルスの影響で新歓を行わないサークルが多くありました。新入生は自分から主体的に情報を得て、サークルに加入する必要があったのです。
つまり、入りたいサークルがある場合は、待っているだけでは情報が届かないこともあります。探し方を知っているかどうかが分かれ目になります。
慶應義塾大学のサークルは3種類に分けられる
慶應義塾大学のサークルは、大学との関係によって3種類に分けられます。雰囲気やルールの厳しさが変わるため、サークル選びの最初の指標になります。
| 種類 | 大学への申請 | 特徴 |
|---|---|---|
| 公認サークル | 申請し公認済み | 大学教員の会長が必要。ルールがあり安心感がある |
| 未公認サークル | 申請済みだが未公認 | 公認を目指して活動。降格した団体も含まれる |
| 非公認サークル | 申請していない | 自由度が高い。インカレサークルが多い |
公認サークル
公認サークルは慶應義塾大学から正式に認められているサークルです。公認サークルになるためには大学教員である会長をもち、1年間以上の活動実績が必要です。
大学教員の目があることで安心感があり、1年以上活動しているので活動内容もある程度充実しています。ただし公認サークルであるために守らなければならないルールがあります。ルールを破れば未公認サークルに降格します。
ルールは次のようなものです。
- 過度な飲酒をしない
- 日吉駅付近等の公共の場で騒がない
- セクハラにつながることをしない
コロナ禍では対面での活動も制限されました。制限があることは不自由に思えるかもしれません。しかし事故や事件を避けるという意味では、最も安心できる種類のサークルです。
未公認サークル
未公認サークルは、慶應義塾大学に申請をしているがまだ公認されていないサークルです。基本的には公認サークルを目指して活動しているため、クリーンな運営が行われています。非公認サークルよりは安心できるでしょう。
ただし、不祥事を起こして公認サークルから降格した団体や、ルールを守っていないために公認されていない団体も含まれます。未公認サークルを選ぶときは、事前に情報を集めるのが賢明です。公認から降格した団体やルールを守っていない団体も含まれるためです。
非公認サークルとインカレサークル
非公認サークルは、慶應義塾大学に申請を出していないサークルです。長所は自由度の高さです。大学の制限を受けないため、自分たちの運営方針で活動できます。
また慶應義塾大学は、インカレサークルを公認しない傾向にあります。インカレサークルとは、大学にこだわらずどの大学の学生も所属できるサークルのことです。この理由から、非公認サークルのなかにはインカレサークルが多くあります。慶應のインカレを探す場合、大学の公認団体一覧には載っていない前提で動く必要があります。
デメリットは、歴史が浅い団体や危険な団体もあることです。歴史が浅いとサークルとして活動していく力があるのか分かりません。1か月後にはやる気を失って消滅している可能性もあります。
慶應義塾大学のサークルの探し方
探し方は次の3つを組み合わせるのが基本です。1つの方法だけでは情報が偏ります。
| 探し方 | 分かること | 向いているケース |
|---|---|---|
| サークル情報サイト | 人数・活動内容・男女比など | 条件で絞り込みたい |
| 公認団体一覧 | 公認団体の名前 | 公認かどうかを確かめたい |
| SNS | 日々の活動や新歓の最新情報 | 未公認・非公認も含めて探したい |
サークル情報サイトから探す
慶應義塾大学の規模になると、サークル情報がまとめられているサイトが存在します。
「Circle Square」では、新歓実行委員会がサークルや新歓の情報を発信しています。「ガクサー」では、サークルの人数や活動内容、男女比など知りたい情報が詳しく載っています。
公認団体一覧から探す
公認サークルは慶應義塾大学のHPに公認団体一覧(大学が認めた学生団体をまとめたページ)として掲載されています。
ただし公認団体一覧だけで決めるのは避けたいところです。一覧からは名前しか分からないためです。HPで名前を確認し、サークル情報サイトで検索したりSNSで検索したりするのが有効です。
SNSを利用して探す
慶應義塾大学の多くのサークルはSNSを持っており、日々の活動を情報発信しています。TwitterやInstagramで「#春から慶應」と検索すれば、サークルのアカウントが出てきます。
未公認サークル、非公認サークルを入れると慶應義塾大学のサークルの数は膨大です。SNSを使えば、HPやサークル情報サイトに載っていない面白いサークルも見つけられるでしょう。
よくある間違い:名前だけ見て入るサークルを決めてしまう
よくある間違いは、一覧やまとめサイトに並んだ名前と活動ジャンルだけで入るサークルを決めてしまうことです。同じ「テニスサークル」でも、活動の頻度や飲み会の多さ、人数規模はまったく違います。
回避策は、候補を絞ったあとに必ず一次情報に当たることです。SNSで直近の投稿を見て活動が続いているかを確かめ、新歓に参加して雰囲気を見ます。非公認サークルは大学の制限を受けないため、運営方針は団体ごとに大きく異なります。入る前に確認しておくほど、入学後のミスマッチは減ります。
慶應義塾大学の学生はどのような基準でサークルを選んでいる?
サークルを選ぶときは、自分なりの基準を持つことが必要です。誰かにとっては最高のサークルでも、自分には居心地が悪いかもしれないからです。基準を作る参考として、慶應義塾大学の学生の選び方を2つ紹介します。
好きな時に行けて友達が多く作れそう
1つ目は、好きな時に行けて友達が多く作れそうという基準です。サークルの大きな目的として「出会い」があります。活動内容よりも、気軽に行けて友だちが多く作れるサークルを選ぶ人が多いのです。
たとえばダンスサークルやテニスサークルは慶應義塾大学にたくさんあります。なかには200人規模のサークルもあります。それだけの人数がいれば、自分と話の合う友だちもできそうです。
大学には高校までのような距離の近いクラスは存在しません。そのためサークルで友だちを作ろうと考える人が多いのです。
小規模で自分の好きなことを突き詰められる
2つ目は、小規模で自分の好きなことを突き詰められるという基準です。こちらは活動内容を重視する価値観です。
高校までは周りに同じ趣味の人がいなかった、ということもあるでしょう。慶應義塾大学にはたくさんのサークルが存在するので、そうした趣味を共有できる可能性があります。マイナーな内容であれば小規模なサークルも多く、10〜20人くらいの顔なじみの仲間と思う存分活動できます。
慶應義塾大学でサークルに入るメリット
メリットは、人とのつながりと情報の両方が手に入ることです。具体的には次の3つです。
- コミュニティが増えて友達ができる
- 就職活動でアピールできる
- 定期テストなどの情報を入手できる
コミュニティが増えて友達ができる
大学には高校までのような毎日顔を合わせるクラスがありません。そのため交友関係を自分から作っていく必要があります。サークルに入れば、自分から話しかけることが苦手な人でも友だちができます。
たとえばテニスサークルに入れば、ペアを作ったり練習をしたりするなかで自然とコミュニケーションが生まれます。一緒に練習した仲間と飲み会に参加すれば、より仲も深まるでしょう。
また、大学に入ったら友だちや恋人を作って充実した大学生活を送りたいと考えている学生も多いです。そもそも出会いを求めて入る人が多いため、友だちはできやすいといえます。
就職活動でアピールできる
就職活動では、自分の魅力を採用担当者にアピールする必要があります。大学時代に何も行動していなければ話せることがありません。サークルに取り組めば多くの経験をするので、アピールのネタになります。
「部長やなにかの役職をしなければならない」と考えがちですが、そんなことはありません。大切なのは、サークル活動でどのような経験をし、その経験から何を学んだかです。具体的なエピソードと一緒に話すことで、困難に直面した時にどのような対応をする人かが伝わります。
定期テストなどの情報を入手できる
定期テストの情報を共有できる仲間は重要です。大学の講義は専門的で、勉強しなければ単位を落として留年につながるためです。
たとえば「友だちが先輩から過去問をもらった」ということもあります。過去問で傾向がつかめれば、重点的に勉強する範囲を絞れて効率的に点数が取れます。大学では情報を共有できる友だちがいるかどうかで、点数の取りやすさに差が出ます。
慶應義塾大学でサークルに入るデメリット
デメリットはお金と時間です。入る前に見積もっておくと、途中でやめる選択をしなくて済みます。
- お金がかかる
- 複数のサークルに入りすぎて忙しくなる
お金がかかる
サークル活動は無料ではありません。運営費として部費があります。部費はサークルの頻度や活動内容で変わりますが、年1万円程度のところが多いです。これくらいなら4年間でも4万円なので、大きな負担ではありません。
ただし入ってみると、予想以上にお金がかかることに気づきます。
| かかるお金 | 内容 |
|---|---|
| 部費 | 年1万円程度のところが多い(4年間で4万円) |
| 合宿代 | 宿泊・活動にかかる費用 |
| 飲み代 | 新歓や打ち上げなど |
| 大会のエントリー費 | 大会に出る場合 |
| 交通費 | 活動場所や大会への移動 |
1年間で10万かかるとすれば、4年間で40万円です。かなり大きな金額ですので、これくらいのお金がかかる可能性は理解しておきましょう。
複数のサークルに入りすぎて忙しくなる
サークル活動は予想よりも時間が取られます。サークルは友だちができるのが魅力ですが、友だち目的の人が多いため、活動よりも遊びに熱心になりがちなのも事実です。
毎週飲み会が開かれていたり、イベントが多かったりと、時間を取られます。複数のサークルに入ることも珍しくありませんが、予想外に忙しくなる可能性があるので注意が必要です。
FAST-UPが見てきた、入学後の生活でつまずく人の共通点
指導現場で見ていると、入学後に生活のリズムを崩す人には共通点があります。サークルを「入るか入らないか」の二択で考えてしまうことです。
実際には、活動頻度・費用・飲み会の多さという3つの条件を自分で決めておけば、合う団体はかなり絞れます。逆に条件を決めずに新歓を回ると、誘われた順に掛け持ちが増え、気づいたら授業と両立できなくなります。
もう一つの傾向は、受験期の後半にサークルやキャンパスの情報収集に時間を使いすぎてしまうことです。志望理由を固めるために学部や学びの内容を調べるのは意味があります。一方でサークル探しは合格後からでも間に合います。調べる順番を分けておくだけで、直前期の集中は保ちやすくなります。学部選びの段階で迷っている場合は、慶應義塾大学の受かりやすい・入りやすい学部や早慶上智ICUの偏差値ランキングと序列から整理すると判断しやすくなります。
まとめ
慶應義塾大学のサークルについて、要点をまとめます。
- サークルの加入率は約50%
- サークルは公認・未公認・非公認の3種類
- インカレサークルは公認されない傾向があり、非公認に多い
- 探し方はサークル情報サイト・公認団体一覧・SNSの3つ
- メリットは友達・就活のエピソード・テスト情報
- デメリットはお金と時間の負担
自分に合ったサークルに入ることで、大学生活は大きく変わります。2027年度入試で慶應義塾大学を目指している場合は、受験が終わった段階で情報収集を始めれば十分間に合います。学部や他大学との比較を含めて検討したい場合は、早慶上智の穴場学部ランキングも合わせて確認できます。
よくある質問
Q. 慶應義塾大学のサークル加入率はどれくらいですか?
A. 50%程度です。二人に一人は所属していません。コロナウイルスの影響で新歓を行わないサークルが多く、新入生が自分から情報を得る必要があった時期があったことが背景にあります。
Q. 慶應義塾大学にインカレサークルは多いのですか?
A. 非公認サークルのなかに多くあります。慶應義塾大学はインカレサークルを公認しない傾向にあるため、大学HPの公認団体一覧には載りません。探す場合は、サークル情報サイトやSNSで「#春から慶應」などの検索から当たるのが現実的です。
Q. 入会に条件や選考があるサークルはありますか?
A. 大学全体で公開された統一のルールはありません。非公認サークルは大学の制限を受けず、自分たちの運営方針で活動できるため、入会の進め方も団体ごとに異なります。実際の条件は、新歓への参加やSNSのダイレクトメッセージで直接確認する方法が現実的です。
Q. サークルの費用はどれくらい見ておけばよいですか?
A. 部費は年1万円程度のところが多く、4年間で4万円程度です。ただし合宿代・飲み代・大会のエントリー費・交通費が加わります。1年間で10万かかるとすれば4年間で40万円になるため、活動頻度の高いサークルを選ぶ場合は事前に見積もっておくと安心です。
Q. 公認・未公認・非公認のどれを選べばよいですか?
A. 安心感を優先するなら公認サークルが向いています。大学教員である会長がいて、1年間以上の活動実績があるためです。自由度や他大学との交流を優先する場合は非公認サークルも選択肢になりますが、歴史の浅い団体もあるため、活動実績を確認してから決めると安全です。


