模試の復習のやり方|いつ何をするかと復習ノート
模試の復習は「当日に自己採点→数日以内に解き直し→時間を置いて再挑…
FAST-UP
模試の復習は、当日に自己採点と振り返り、数日以内に間違えた問題の解き直し、時間を置いて再挑戦、という順で進めます。全問はやらず、あと少しで解けた問題に絞り、1週間以内に終わる量にするのが基本です。
2026年10月時点の情報です。
この記事では、復習の手順、いつやるか、かける時間の決め方、ノートの作成方法、科目別の復習方法、成績表の見方までまとめます。
模試の復習は何をすればいい?基本の3ステップ
模試の復習は、次の3ステップで進めます。点数と判定だけを見て終わらせると、同じミスを本番で繰り返しやすいからです。復習の目的は、失点の原因を把握して、次に同じ形の問題が出たときに正解できる状態を作ることにあります。
| ステップ | 時期の目安 | やること |
|---|---|---|
| 1 | 模試当日 | 自己採点、時間配分の反省、迷った問題への印 |
| 2 | 当日〜翌日に着手し1週間以内 | 間違えた問題を解答を見ずに解き直す |
| 3 | 2週間〜1か月後 | もう一度解いて定着度を確認する |
この流れで進めると、知識の抜けと解き方の問題を分けて対策できます。順番を入れ替えて、先に解説を読んでしまうと、解けた気になったまま終わりやすい点に注意します。
ステップ1:模試当日に自己採点し、迷った問題に印をつける
自己採点(解答を見て自分で点をつける作業)は模試当日に済ませます。時間が空くと模試の記憶が薄れ、どこで手が止まったのかを思い出せなくなるためです。
当日にやることは次の4つです。
- 問題冊子に自分の解答を残し、持ち帰って保管する
- 迷った問題、勘で答えた問題に印をつける
- 大問ごとの時間配分と解いた順番をメモする
- 知らない言葉や用語をその場で書き出す
問題冊子と解答解説は、成績表が返ってくるまで捨てずに取っておきます。解き直しと分析の両方で使うからです。解答のプロセスが分かるように途中式や線引きを残しておくと、後から読み違いと計算ミスを区別しやすくなります。
ステップ2:間違えた問題を解答を見ずに解き直す
解き直しは、解答を見ずに自力で取り組みます。解説を読んで納得する作業と、自分で正解までたどり着く作業は別物だからです。遅くとも1週間以内には解き直しを終えて、同じ模試をもう一度受けたら解ける状態を目指します。
- 時間が足りずに解けなかった問題は、まず納得いくまで考える
- 自力で解けなかったら解説を読み込み、考え方の筋道をつかむ
- 解説を閉じて、もう一度自分で答案を書く
- 間違いの原因と次の対策をセットでメモする
解説を読んだ直後に「分かった」で止めると、本番で手が動きません。自分の手で再現できたところまで進めて、1問を終わりにします。
ステップ3:1〜2週間後にもう一度解いて定着を確認する
時間を置いた再挑戦までが復習です。人は時間がたつほど忘れるため、1回の解き直しだけでは解法が残りません。再挑戦の時期は2週間〜1か月後をすすめる解説もあり、1〜2週間後に一度、さらに1か月後にもう一度という形でも効果を確認できます。
再挑戦で解けた問題は、類題が出ても対応できる可能性が高い問題です。解けなかった問題は、解けるまで回数を重ねます。復習の回数と間隔の考え方はエビングハウスの忘却曲線を活かした復習法で詳しくまとめています。繰り返し方そのものを整えたい場合は反復学習のやり方も参考になります。
模試の復習はいつやる?当日・翌日・1週間以内の使い分け
復習は模試当日に始め、1週間以内に終えます。記憶が鮮明なうちに取り組むほど、どこでつまずいたかを正確に振り返れるためです。日ごとの配分は次のとおりです。
| 時期 | やること | ねらい |
|---|---|---|
| 当日 | 自己採点、時間配分の反省、問題の仕分け | 記憶が残っているうちに原因を残す |
| 1日目 | 問題冊子を軽く見返して全体像を確認 | 復習する範囲を決める |
| 2〜3日目 | 優先順位の高い問題だけ解き直す | 得点に直結する部分から埋める |
| 4〜7日目 | 類題演習、ノート作成、苦手分野のチェック | 同じ分野をまとめて強化する |
| 2週間〜1か月後 | 同じ問題に再挑戦 | 定着度の確認 |
| 成績表の返却後 | 分野別の正答率を確認し計画を修正 | 次の模試までの学習に反映 |
部活や学校行事で当日に時間が取れない日もあります。その場合でも、自己採点と印つけだけは当日に済ませます。採点と仕分けさえ残っていれば、翌日以降の解き直しの質が落ちにくいからです。
模試の復習にかける時間の目安と、時間がかかるときの削り方
復習にかかる時間に決まった正解はありません。目安は「1週間以内に終わる量かどうか」です。1日に確保できる勉強時間から逆算し、その枠に収まる問題数まで絞ります。枠からあふれる量を計画すると、途中で止まって復習が追いつかなくなります。
時間がかかりすぎるときは、次の順に削ります。
- 完全に正解できて自信もあった問題を外す
- 手も足も出なかった難問を後回しにする
- 残った問題を科目ごとに並べ、志望校の配点が高い科目から着手する
- 書き写しをやめ、問題冊子のコピーを貼る、または冊子に直接書き込む
復習したくない日は、解き直しではなく、知らなかった単語や用語を確認するだけに切り替えます。手を止めるより、軽い作業で流れを切らさないほうが後が楽になります。
全部やらない:できた問題・手も足も出なかった問題は後回しにする
全問復習はしません。模試は出題範囲が広く、全部を均等に扱うと1問あたりの密度が下がるためです。先に見直す価値が高いのは次の3つです。
- 本来解けたはずなのに落とした問題(取りこぼし)
- 正解したが自信がなかった問題(知識が定着していない)
- 時間切れだったが実力的に届きそうな問題(対策の余地がある)
現時点の実力から大きく離れた難問は、解説を読んでも再現できないことが多く、後回しで構いません。志望校の出題レベルに近づいた時期に戻れば足ります。
〇△×の3段階で仕分けして、復習する問題を決める
仕分けは試験中に行います。解いている最中の感触は、後から正確に思い出せないからです。3段階の印をつけておくと、復習すべき部分が自動的に決まります。
| 印 | 状態 | 復習での扱い |
|---|---|---|
| 〇 | 根拠を持って解けた | 原則として復習しない |
| △ | 悩んだが解けた、迷って選んだ | 最優先で復習する |
| × | 勘で答えた、解けなかった | 解説を読んで届きそうなものだけ扱う |
△の問題は、正解したという理由で見落とされがちです。しかし、根拠があいまいなまま当たった問題は、本番で落ちる可能性が高い部分です。ここを埋めると点数が安定します。
模試の復習ノートの作り方と書く内容
復習ノートは、間違えた問題を自分専用の教材にするために作ります。作成そのものが目的になると時間ばかりかかるため、書く項目は最初に固定します。見やすさの工夫は次の3点です。
- 教科別に分けて作る(見返すときに探す手間が減る)
- 使う色は3色程度にとどめる
- 余白を多めに取り、後から書き足せるようにする
問題文の書き写しに時間がかかるときは、問題をコピーして貼ります。手を動かす対象は、問題文ではなく考え方の部分です。
ノートに書くのは「間違えた原因」と「次にどうするか」の2つ
ノートに残すのは、間違えた原因と、次に同じ問題が出たときの行動の2つで足ります。解説の丸写しは、復習したつもりで終わりやすく、理解にも記憶にもつながりにくいからです。
| 書く項目 | 記入例の方向性 |
|---|---|
| 問題(コピー可) | 設問番号と分野名を添える |
| 間違えた原因 | 知識不足、読み違い、計算ミス、時間不足のどれか |
| 正解までの考え方 | 解説の内容を自分の言葉で要約する |
| 次にどうするか | 戻る参考書のページ、確認する公式、解く順番の変更など |
暗記用のページを作る場合は、覚えていない語句だけを書きます。すでに覚えた内容まで書くと量が増えます。赤シートで隠せる色で書き、声に出して確認すると定着が進みます。
ルーズリーフ・ノート・問題冊子への書き込み、どれを選ぶか
どれを選んでも構いません。判断の基準は「次の模試の前に見返せる形になっているか」です。それぞれの向き不向きは次のとおりです。
| 形式 | 向いている人 | 注意点 |
|---|---|---|
| 綴じノート | 科目ごとに蓄積して直前期に通読したい人 | 分野が混ざると探しにくい |
| ルーズリーフ | 分野別に並べ替えたい人、問題を貼る人 | 順番が崩れると見返さなくなる |
| 問題冊子への書き込み | 作成時間を削りたい人 | 冊子の保管場所を決めておく |
持ち運べる小さめのノートにすると、移動時間や休み時間にチェックできます。復習が終わったページに印をつけていくと、残りが一目で分かります。
科目別の模試の復習のポイント
科目によって、復習で戻る場所が変わります。英語と国語は読み方と語彙、数学は解法の選び方、社会と理科は知識の抜けが中心です。共通して、間違えた問題を普段使っている参考書に戻して確認します。模試の中だけで完結させると、同じ分野の別の問題に対応できないからです。
英語:長文の読み直しと、知らなかった単語・文法の拾い方
英語は、設問の正誤よりも読めなかった部分の特定を先に行います。原因が語彙なのか、文構造なのか、速度なのかで打ち手が変わるためです。
- 知らない単語と表現をすべて書き出す(発音があいまいなものも含む)
- 訳せなかった一文を、主語、動詞、修飾関係に分けて確認する
- 設問ごとに、本文のどこが根拠かを指で押さえながら確かめる
- 文構造と意味を理解した文章を音読する
- 文法問題は、間違えた項目を文法書の該当ページに戻って確認する
リスニングは、解説を読む前にもう一度音声を聞き直し、解答し直します。先に本文を読むと、聞き取れなかった原因が分からなくなるからです。英作文は、模範解答から使える表現を拾い、単語ノートに書き留めます。英語の復習の間隔は忘却曲線を活かした英語学習も合わせて確認すると組み立てやすくなります。
国語:現代文・古文・漢文で復習する中身を変える
国語は、分野ごとに復習する対象を分けます。現代文は解き方、古文と漢文は知識が主な失点要因になりやすいからです。
| 分野 | 復習の中心 | 具体的にやること |
|---|---|---|
| 現代文 | 根拠の取り方 | 正解の根拠が本文のどこかを確認し、自分の読みとのずれを書く |
| 古文 | 単語と文法 | 知らなかった古文単語、助動詞の識別を単語帳に戻って確認 |
| 漢文 | 句形と語彙 | 間違えた句形を一覧で確認し、書き下しを声に出す |
現代文では、正解した問題でも根拠があいまいなら復習対象にします。解き方を他の文章にも使える形で言語化しておくと、初見の文章でも同じ手順を再現できます。
数学:解法の選び方まで戻って解き直す
数学は、答えが合ったかどうかではなく、その解法を選べたかどうかまで戻ります。方針が立たなかった問題と、方針は合っていたが計算で落とした問題では、対策がまったく違うからです。
| 原因 | 打ち手 |
|---|---|
| 公式や定義があいまい | 教科書と参考書で該当部分を確認する |
| 典型問題の解法を忘れた | 使っている問題集の該当単元に戻り類題を解く |
| 方針が立たない | なぜその方針になるかを解説から読み取り、人に説明してみる |
| 計算ミス | 自分がミスしやすい箇所の途中式を省略しない |
理解度に応じて解き直す回数を変えると、時間配分が安定します。読むだけの勉強で止まりやすい人は数学の勉強法で読むだけはどうなのかも参考になります。
日本史・世界史・地理:抜けた知識を使っている教材に戻して埋める
社会は、間違えた一問だけを覚え直すのではなく、その周辺まで戻って確認します。知識が抜けている部分は、前後の出来事や関連事項もあいまいなことが多いからです。
- 日本史と世界史は、間違えた事件の前後の流れをまとめて確認する
- 出来事の背景、結果、関わった人物をセットで押さえる
- 文化史は、間違えやすい時代と並べて比べる
- 地理は、地図や統計資料に戻って地域ごとの特徴を整理する
確認する場所は、普段使っている教科書や一問一答などの教材に固定します。模試の解説だけで覚えると、知識がばらばらに積み上がります。覚え直した内容はノートに残し、次の模試の前に見返します。
理科:基礎知識の抜けと計算ミスを分けて直す
理科は、知識の抜けと計算の失敗を分けて記録します。同じ失点でも、暗記で埋まるものと、手順の見直しが必要なものがあるからです。
| 失点の種類 | 復習の方法 |
|---|---|
| 用語や法則を覚えていない | 教科書の定義に戻り、関連する現象まで確認する |
| 公式の使い方を間違えた | どの条件でその式が使えるかを言葉で書き出す |
| 計算ミス | 途中式を残し、単位と桁の確認を手順に組み込む |
| 実験や考察の問題 | 出題意図と、実験の目的、結果の読み取り方を整理する |
暗記が多い分野は、図やグラフを貼って視覚的に覚えると思い出しやすくなります。
成績表が返ってきたら見るところと、次の勉強計画への落とし込み方
個人成績表(分野別の正答率などが載る成績の表)では、判定と偏差値だけを見て終わりにしません。回ごとに出題分野も難易度も変わるため、数字の上下だけでは実力の変化を判断しにくいからです。見る順番は次のとおりです。
- 分野別、大問別の正答率を確認する
- 全国平均との差が大きい分野を書き出す
- 自分向けの分析コメントを読み、復習で見落とした観点を探す
- 志望校の判定は、必要点との差という形で読み替える
次の計画への落とし込みは、科目ではなく分野の単位で行います。「英語を強化する」ではなく「文法の仮定法に戻る」「長文の速度を上げる」のように、着手する教材とページまで決めます。苦手分野を先に埋めたほうが点数は上がりやすい傾向があるため、得意分野の上積みより優先します。志望校の判定が思うように出ないときの考え方は志望校の決め方も合わせて確認してください。
模試の復習でよくある間違い5つ
多いのは、作業は進んでいるのに実力が変わらない形の復習です。次の5つは回避策とセットで覚えます。
| よくある間違い | 何が問題か | 回避策 |
|---|---|---|
| ノートをきれいに作ることが目的になる | 書き写しに時間を使い、解き直しが残らない | 書く項目を原因と次の行動の2つに固定する |
| 解説を読んで終わりにする | 読めば分かる状態と、自力で解ける状態は違う | 解説を閉じて、もう一度自分で答案を書く |
| 全問を復習しようとする | 量が多く、途中で止まる | 〇△×で仕分け、△から着手する |
| 点数と判定だけを見る | 原因が分からず、同じミスを繰り返す | 分野別の正答率と自分のメモを突き合わせる |
| 成績表が返ってから復習を始める | 問題の記憶が薄れ、余分な時間がかかる | 当日に自己採点、1週間以内に解き直しを終える |
特に多いのが1つ目です。色を増やして整えたノートは、作成に時間がかかるわりに、見返す回数が増えるとは限りません。
「模試の復習は意味ない」と言われる理由と、意味が出る条件
意味がないと言われる原因は、模試そのものではなく、復習のやり方にあります。よく挙がる理由は次の3つです。
- 解説を読むだけで終わり、解ける問題が増えていない
- 志望校の出題形式と離れた問題まで時間をかけて復習している
- 復習に時間を使いすぎて、普段の参考書が止まっている
一方で、次の条件を満たすと模試は学習の材料になります。模試は出題範囲が広く、本番と同じ時間配分で解くため、普段の問題集では見えない弱点が出るからです。
- 失点の原因を言葉にして記録している
- 復習の対象を絞り、1週間以内に終えている
- 間違えた分野を、普段使っている教材に戻して埋めている
- 時間を置いて再挑戦し、解ける状態を確認している
この4つがそろえば、模試1回で苦手分野の克服が1段進みます。逆に、どれか1つでも抜けると「受けっぱなし」に近い状態になります。
★FAST-UPが見てきた、復習が成績につながる人の共通点
FAST-UPのコーチが日々の学習を見ていて感じるのは、復習が成績につながる受験生は、作業量ではなく判断の基準を持っているという点です。同じ模試を受けても、復習の中身が人によって大きく変わります。差が出やすいのは、間違いの扱い方と、終わりの決め方の2つです。
★間違いを「知識不足・時間不足・読み違い・計算ミス・手つかず」に分けて打ち手を変える
伸びる受験生は、間違いをひとまとめにしません。原因ごとに戻る場所を変えています。指導の現場でも、原因の分類をしないまま解き直しだけを続けている受験生ほど、次の模試で同じ失点を繰り返す様子が見られます。
| 間違いの種類 | 戻る場所 | 打ち手 |
|---|---|---|
| 知識不足 | 単語帳、一問一答、教科書 | 覚え直して、関連事項までまとめて確認する |
| 時間不足 | 解く順番と時間配分 | 捨てる問題の基準を決め、次の模試で試す |
| 読み違い | 設問文と本文の読み方 | 条件に印をつける手順を固定する |
| 計算ミス | 途中式の書き方 | ミスが出やすい箇所を省略しない |
| 手つかず | 問題集の基礎レベル | 今は後回しにし、該当単元の基本問題から戻る |
分類が決まると、復習の時間配分も自然に決まります。知識不足が多い時期は教材に戻る時間を増やし、時間不足が目立つ時期は解く順番の練習を増やす、という調整ができます。
★復習が終わったと言える基準を自分で決めている
もう1つの共通点は、復習の終わりを自分で決めていることです。基準があいまいな受験生は、ノートが埋まった時点で終わりにしてしまい、解ける状態まで届いていないことがあります。
現場で機能しやすい基準は次のようなものです。
- 解説を閉じた状態で、同じ問題を最後まで解ける
- なぜその解法を選ぶのかを、言葉で説明できる
- 知らなかった語句を、何も見ずに書ける
- 時間を置いた再挑戦でも同じ結果を出せる
基準を紙に書いて机に貼っておくと、復習の終わりが毎回同じ水準になります。基準が安定すると、復習にかかる時間も読めるようになり、計画が崩れにくくなります。
模試の種類(共通テスト模試・記述模試・冠模試)で復習の重さを変える
模試の種類によって、復習にかける比重を変えます。出題の形式と目的が違うため、同じやり方では時間が足りなくなるからです。
| 種類 | 主に分かること | 復習で重く見る部分 |
|---|---|---|
| 共通テスト模試 | 基礎知識の定着度と処理速度 | 時間配分、情報の読み取り、取りこぼした基礎 |
| 記述模試(記述や論述で答える形式の模試) | 答案を作る力 | 解答に必要な要素の過不足、途中過程の書き方 |
| 冠模試(特定の大学の形式に合わせた模試) | 志望校の形式への対応力 | 大問ごとの戦い方、頻出分野の抜け |
志望校が私立大学の一般入試中心なら、記述模試と冠模試の復習を厚くします。共通テスト利用も使う場合は、共通テスト模試の時間配分の反省も外せません。共通テスト利用のボーダーの考え方は共通テスト利用のボーダーと勉強法、年間の模試日程の確認は共通テスト模試の日程一覧が参考になります。
よくある質問
Q. 模試の復習は何時間くらいかければいいですか。 A. 決まった時間はありません。1週間以内に終わる量かどうかで判断します。先に自己採点と仕分けを済ませ、△の問題から順に、確保できる勉強時間の枠に収まる分だけ計画します。枠を超える量を予定すると、途中で止まります。
Q. 復習が追いつきません。どうすればいいですか。 A. 対象を減らします。手も足も出なかった問題を外し、取りこぼしと、正解したが自信がなかった問題だけに絞ります。書き写しをやめて問題冊子に直接書き込むと、作成の時間も減らせます。
Q. 復習ノートは作らないとだめですか。 A. 必須ではありません。目的は、間違えた原因と次の行動を見返せる形で残すことです。問題冊子への書き込みで条件を満たすなら、ノートを作らなくても構いません。きれいにまとめ直す作業自体は成績に直結しません。
Q. 正解した問題も復習したほうがいいですか。 A. 迷って選んだ問題と勘で当たった問題は復習します。根拠があいまいなまま正解した部分は、本番で落ちる可能性が高いからです。根拠を持って解けた問題は飛ばして構いません。
Q. 成績表が返ってくる前に復習を始めても意味がありますか。 A. あります。むしろ当日から始めるほうが効率的です。問題の記憶が残っているうちのほうが、つまずいた原因を正確に思い出せます。成績表は、分野別の正答率で復習の抜けを確認する段階で使います。


