英語の偏差値の上げ方|40・50・60から伸ばす順番
英語の偏差値の上げ方は、単語・文法・英文解釈・長文の順に足りない土…
FAST-UP
英語の偏差値の上げ方は、単語→文法→英文解釈→長文の順番で、いま一番欠けている土台から埋めることです。長文演習から始めると、読めない原因が単語か文法か解釈かを切り分けられず、点数が動きません。
2026年10月時点の情報です。
英語の偏差値が上がらない人に共通する4つの原因
英語の偏差値が上がらない原因は、努力の量ではなく勉強の進め方に集まります。よくあるのは次の4つです。
| 原因 | 起きていること | 直し方 |
|---|---|---|
| 順番のズレ | 単語が薄いまま長文演習に進んでいる | 単語と英文法に戻って土台を作る |
| 長文から始める | 推測で読む練習だけを積んでいる | 1文を正確に訳す解釈を先に挟む |
| 参考書を増やす | どの問題集も中途半端で終わる | 1冊を即答できる状態まで使い込む |
| 復習不足 | 解きっぱなしで知識が定着しない | 間違えた箇所だけを何周も回す |
長文から入っても伸びにくいのには理由があります。英語長文は、含まれる英単語の95%以上が分からないと意味が取れず、98%以上でないと深く理解できないことが示されているからです。語彙が足りない状態の演習は、内容理解ではなく推測の練習になります。
参考書を増やすのも危険です。基礎段階の英文法や英単語は、どの参考書でも扱う知識がほぼ同じです。冊数を増やすほど1冊あたりの復習回数が減り、定着が遅れます。
英語の偏差値は語彙量・文法・長文演習量の3要素で決まる
英語の成績は、語彙量・文法・長文演習量の3要素で説明できます。この3つは、どれも模試の点数に直接つながる要素だからです。
| 要素 | 役割 | 到達の目安 |
|---|---|---|
| 語彙量 | 文章の意味を取る土台 | 単語帳の見出し語1,000語で偏差値55前後、1,500語で60前後、2,200語で65前後 |
| 文法 | 英文の構造を決めるルール | 網羅系問題集の正答率5割(約800問)で偏差値65前後、8割(約1,600問)で70前後 |
| 長文演習量 | 読む速度と設問処理の精度 | 短い長文から段階的に冊数を積む |
語彙を最優先にする理由は2つあります。1つは、受験英語の配点の6〜7割が長文問題に関連していることです。もう1つは、語彙量と偏差値の相関係数が0.78と高いことです。英単語は努力がそのまま成績に反映されやすい分野です。
偏差値とは、平均を50として集団の中の位置を表す数値です。つまり、周りより伸びた分だけ数字が動きます。
一番足りない要素がボトルネックになる
3要素のうち、もっとも足りないものが全体の成績を決めます。例えば文法と長文が偏差値65相当まで進んでいても、語彙が1,500語相当なら、偏差値60あたりで頭打ちになります。
だから、やるべきことは「得意な要素をさらに伸ばす」ではなく「一番低い要素を引き上げる」です。文法に時間をかけすぎる受験生は多いですが、語彙と長文量が足りないまま文法を深掘りしても、点数は動きにくくなります。
自己診断のチェックリスト
- 単語帳の見出し語を、意味を隠して1秒で答えられるか
- 文法問題集で、正解の根拠を言葉で説明できるか
- 100語程度の短い英文を、迷わず訳し切れるか
- 長文を最後まで読み切る時間が残るか
英語の偏差値の上げ方は勉強の順番で決まる(単語→文法→英文解釈→長文)
英語の勉強の順番は、英単語→英文法→英文解釈→長文読解が基本です。下の段が抜けたまま上に進むと、同じ場所で止まり続けます。
| 順番 | 内容 | 次に進む目安 |
|---|---|---|
| 1 | 英単語・熟語 | 見出し語1,000語を即答できる |
| 2 | 英文法 | 5文型と時制を説明できる |
| 3 | 英文解釈 | 1文を正確に訳せる |
| 4 | 長文読解 | 時間内に読み切って設問を解ける |
| 5 | 音読・演習 | 読む速度が上がる |
英単語:1冊を即答できるまで繰り返す
単語帳は1冊に絞り、見出し語を即答できる状態まで回します。眺めるだけでは、見た瞬間に意味が出る状態になりにくいからです。意味を隠して答える形にすると、思い出す作業そのものが暗記の定着につながります。
覚えるペースの目安は、1週間に50〜100語です。このペースなら単語帳1冊が3〜4か月で一周します。2周目以降は答えられなかった単語だけに絞ると、回転が速くなります。音声を活用して発音と一緒に覚えると、リスニングにも対応しやすくなります。
単語帳の具体的な使い方やレベル別のおすすめは、大学受験のための英語勉強法でまとめています。
英文法:5文型と時制から模試で出る単元を固める
英文法は、学校で習う順ではなく模試で出る単元から固めます。文型と時制が分かれば、難問を除いた多くの英文の構造を把握できるからです。
優先度の高い単元は次のとおりです。
- 5文型(主語・動詞・目的語・補語の並び方)
- 時制と完了形
- 助動詞
- 不定詞・動名詞・分詞
- 関係詞
細かい例外に深入りする必要は高くありません。網羅系の文法問題集は、正答率5割(約800問)で偏差値65前後という目安が示されています。まずは頻出単元を落とさない状態を作る方が効率的です。
英文解釈:長文に入る前に1文を正確に訳せるようにする
英文解釈とは、1文の主語・動詞・修飾の関係を正確に取る訓練です。ここを飛ばすと、長文の途中で意味を見失い、返り読みが増えます。
やり方はシンプルです。短い英文に主語と動詞の印を付け、和訳を紙に書き、解説と照らします。頭の中だけで訳すと、自分の勘違いに気づけません。書いた和訳が日本語として不自然なら、構造の取り違えを疑います。
長文読解:段落と接続詞を追って読む演習を積む
長文は、全文を同じ力で読まずに、構成を追って読みます。各段落の最初の1文に筆者の主張が置かれることが多く、そこを押さえると全体の流れを把握しやすいからです。
読むときの着目点
- 段落ごとに話題をひと言でメモする
- 逆接の接続詞の直後に線を引く(主張が来やすい)
- 並列を表す語が何と何をつないでいるかを確認する
- 固有名詞に印を付けて主語の取り違えを防ぐ
設問は、本文を読み終えてから探し直すと時間を失います。設問に先に目を通し、該当箇所に当たったら処理する流れが現実的です。
音読:覚えた単語と文法を読むスピードに変える
音読は、覚えた知識を読む速度に変える練習です。初見の長文ではなく、すでに構造と意味を確認した英文で行います。意味が分からない文章を声に出しても、字面をなぞるだけになるからです。
一度解いた長文を、意味を思い浮かべながら繰り返し読みます。返り読みが減り、英文を前から処理する感覚が身につきます。音声があれば、音声の速さに合わせて読むと負荷が上がります。
偏差値40・50・60から上げるときにやることの違い
同じ「英語の偏差値の上げ方」でも、今いる位置で優先することは変わります。
| 現在の偏差値 | 主な課題 | 優先する学習 |
|---|---|---|
| 40台 | 単語不足と基礎文法の穴 | 単語帳の見出し語と中学内容の復習 |
| 50台 | 1文を正確に読めない | 英文解釈と短めの長文 |
| 60台 | 精度と速度の両立 | 過去問演習と精読の精度上げ |
偏差値40台から50台へ:単語と基礎文法に戻る
偏差値40台のうちは、長文演習の量を増やすより単語と基礎文法に戻る方が近道です。この段階は、英文を読む材料そのものが足りていないためです。
やることは2つに絞ります。単語帳の見出し語を即答できるようにすること、そして文型・時制・助動詞までを説明できるようにすることです。中学範囲の動詞の使い分けがあいまいなら、そこから戻ります。遠回りに見えますが、土台が薄いまま積んだ知識は模試で崩れます。
偏差値50台から60台へ:英文解釈と短めの長文に進む
偏差値50台は、単語と文法の知識が長文に転用できていない段階です。ここで効くのが英文解釈です。1文の構造を取れるようになると、長文の途中で止まる回数が減ります。
長文は、いきなり難関大レベルに進まず、短めの文章から始めます。解いた後に構造を確認し、音読で仕上げる流れを固定すると、読む速度が上がりやすくなります。偏差値60がどのくらいの位置かは、偏差値60ってどれくらいなの?で確認できます。
偏差値60台から70以上へ:精読の精度と処理速度を上げる
偏差値60台から上は、知識の追加より精度と速度の勝負になります。市販の教材だけでは文法も長文も偏差値70前後が上限とされており、そこから先は過去問や実戦形式の演習で詰める必要があるためです。
具体的には、和訳のあいまいさを残さない精読と、時間を区切った演習を並行します。設問の根拠を本文から指し示せるかを毎回確認します。さらに上の水準の考え方は、偏差値80ってどれくらいなの?が参考になります。
英語の偏差値はどのくらいの期間で上がる?1か月・3か月・半年の目安
期間の目安は、何に時間を寄せるかで変わります。短期なら単語と文法、長期なら解釈と長文まで届きます。
| 期間 | 現実的に狙えること | 優先すること |
|---|---|---|
| 1か月 | 語彙問題と文法問題の失点を減らす | 単語帳の即答化、頻出文法単元の仕上げ |
| 3か月 | 単語帳1冊を一周し、解釈に入る | 1週間50〜100語のペース維持と文法の反復 |
| 半年 | 長文演習を積み上げる段階まで進む | 解釈の完成、長文の冊数と音読 |
1か月で結果を出したい場合、単語と文法に時間を寄せるのが現実的です。長文を1題解くより、単語を即答できる数を増やす方が、次の模試の得点につながりやすいからです。ただし、伸び方には個人差があり、どの程度数字が動くかは学習前の状態で変わります。
半年あれば、単語帳1冊と文法問題集1冊を回し切り、解釈を終えて長文演習に入る流れが組めます。ここまで進むと、点数が動き始める人が増えます。
1日の勉強時間の配分と1週間の学習スケジュール例
1日の配分は、単語30分・文法30分・長文30分の合計1.5時間が基本形です。英語が他科目より弱い場合は、この枠を広げます。長文にまだ入れない段階なら、その30分を単語と文法に回します。
| 曜日 | 単語 | 文法 | 長文・解釈 |
|---|---|---|---|
| 月〜金 | 30分 | 30分 | 30分 |
| 土 | 30分 | 30分 | 長文1題と音読 |
| 日 | 1週間分の再テスト | 間違えた問題のみ | 解いた長文の復習音読 |
配分を決めるときのコツ
- 単語は毎日やる(間隔が空くと抜けるため)
- 文法は解き直しの時間を必ず残す
- 長文は解く時間と復習の時間をセットで確保する
- 学校の授業や課題と重なる単元は、そこで一緒に処理する
模試で英語の偏差値を上げるための準備・時間配分・復習
模試は、実力を測る場であると同時に、得点の取り方を練習する場です。準備・当日の時間配分・復習の3つを分けて考えます。
当日の時間配分は、長文に時間を残す形が基本です。配点の6〜7割が長文問題に関連するため、前半の文法問題で時間を使い切ると、点数が大きい部分を落とします。分からない問題は印を付けて先に進みます。
模試前の2週間は単語と文法に寄せる
模試の直前期は、やることを絞ります。目安として、模試前2週間は単語の練習と得点しやすい文法単元の仕上げに8割以上の時間を充てる形が挙げられます。短期間で得点に直結しやすいのが、この2つだからです。
「関係詞の問題は落とさない」のように単元を1つ決めて仕上げると、結果が見えやすくなります。小さく取り切る経験が、次の学習の集中力につながります。
模試後は失点を単語・文法・解釈・時間切れの4つに分けて直す
復習は、点数を見て終わりにせず、失点の原因を4つに分類します。原因ごとに次の行動が変わるためです。
| 失点の原因 | 確認すること | 次にやること |
|---|---|---|
| 単語 | 訳が出なかった語はどれか | 単語帳に戻して即答化 |
| 文法 | 問われたルールを説明できるか | 該当単元を問題集で再演習 |
| 解釈 | 文の構造を取り違えていないか | 短文の和訳練習を追加 |
| 時間切れ | 最後まで解く時間があったか | 音読と時間を区切った演習 |
「全体的にできなかった」で終わらせると、次の1週間の学習が決まりません。原因を言葉にできた時点で、復習の半分は終わりです。
英語の偏差値を下げるよくある間違った勉強法
伸びない勉強には共通点があります。やめるべきことを先に決めると、時間が空きます。
| よくある間違い | なぜ伸びないか | 回避策 |
|---|---|---|
| 単語帳を眺めるだけ | 思い出す作業がなく定着しない | 意味を隠して1秒で答える形にする |
| きれいなノート作り | 書き写す時間に対して復習回数が増えない | 間違えた語句だけを1か所に集める |
| 問題集の買い足し | 1冊あたりの反復が減る | 1冊を終えるまで次を買わない |
| 答えの丸暗記 | 初見の問題に対応できない | 正解の根拠を言葉で説明する |
| 基礎抜きの過去問演習 | 解説を読んでも再現できない | 単語と文法を先に固める |
とくに多いよくある間違いが、模試で点が出ないたびに参考書を変えることです。回避策は単純で、使用中の1冊が終わるまで新しい教材を買わないと決めることです。同じ1冊を繰り返すほど、答えられない項目が減っていきます。
★FAST-UPが見てきた英語の偏差値が伸びる人・止まる人の違い
FAST-UPの指導現場で見ていて差が出るのは、やる気の量ではなく「今日の課題が決まっているかどうか」です。伸びる受験生は、単語の何番から何番までを、どの状態まで持っていくかが決まっています。止まる受験生は、机に向かう時間は長いのに、その日の到達点が決まっていません。
もう1つの差は、できなかったものを翌日に持ち越すかどうかです。答えられなかった単語や間違えた文法問題を、その日のうちに印を付けて翌日の最初に回す人は、知識が落ちにくくなります。
★偏差値が止まる人の4タイプ(単語不足型・文法穴あき型・読み方未確立型・処理速度不足型)
止まっている受験生は、だいたい次のどれかに当てはまります。自分のタイプを決めてから教材を選ぶと、迷いが減ります。
| タイプ | 見分け方 | 次の一手 |
|---|---|---|
| 単語不足型 | 本文に知らない語が多く、設問以前に内容が取れない | 単語帳の見出し語を即答化する |
| 文法穴あき型 | 正解はするが根拠を説明できない | 頻出単元だけ解き直す |
| 読み方未確立型 | 単語は分かるのに文の意味がずれる | 短文の和訳を書いて確認する |
| 処理速度不足型 | 時間をかければ解けるが最後まで届かない | 復習済み長文の音読を増やす |
自分では単語不足型だと思っていた受験生が、実際には読み方未確立型だったという場面はよくあります。判定材料は、知らない語を教えてもらったときに意味が通るかどうかです。語を教わっても意味が取れないなら、原因は語彙ではありません。
★偏差値は直線で伸びず、解釈が入った時点で動き出す
英語の成績は、勉強量に比例して直線的には動きません。単語と文法を詰めている期間は、模試の数字が止まって見えることが多いです。覚えた知識が、まだ英文を読む動作に結びついていないためです。
変化が見えるのは、英文解釈が入って1文を正確に取れるようになったころです。それまで推測で読んでいた箇所が、根拠を持って読める箇所に変わり、設問の正答が安定します。数字が動かない期間に教材を変えてしまうと、この段階に届く前に振り出しに戻ります。保護者の方から「伸びていないのでは」と相談を受ける時期も、ちょうどここに重なります。
偏差値の目安と、模試によって数字が変わる理由
偏差値は、同じ模試を受けた集団の中での位置を表します。偏差値50がちょうど真ん中で、60は上位約16%にあたります。偏差値50から60に上げるには、同じ模試を受けた人の中で大きく順位を上げる必要があります。
同じ実力でも模試によって数字が変わるのは、母集団、つまりその模試を受けた人の集団が違うからです。基礎的な全国模試と、難関大志望者が多く集まる記述模試では、平均点も分布も変わります。比べるときは同じ種類の模試の推移で見ます。
早慶・GMARCH合格に必要な英語の偏差値から逆算する
志望校の水準から逆算すると、今やることが決まります。目安として、早慶上智と難関国公立大学が偏差値65〜70、GMARCHと関関同立が57〜65、日東駒専と産近甲龍が50〜55とされています。
英語を先に仕上げる理由は配点にあります。慶應義塾大学の2025年度一般選抜では、法学部が英語200点・総合450点、経済学部が英語200点・総合420点、商学部が英語200点・総合400点、文学部が外国語150点・総合450点でした。文系学部では英語が総合配点の40〜50%を占めます。英語の出来が合否に直結する構造です。
各大学の難易度は、早稲田大学の難易度と学部一覧、慶応義塾大学の全学部偏差値ランキング、MARCHと上智大学はどっちが上なのかも参考になります。
リスニング・英作文が出る模試での上げ方
リスニングと英作文が含まれる模試では、読む力の土台が先に必要です。読んで意味が取れない文章は、聞いても意味を取れません。
リスニング
- 先にスクリプトを読み、構造と意味を確認する
- 聞こえた英語を少し遅れて声に出す練習を毎日15分行う
- 発音できない音は聞き取りにくいので、音声に合わせて読む
英作文
- 日本語をそのまま訳さず、例文70〜100を暗記して組み合わせる
- 難しい日本語は、やさしい日本語に言い換えてから英語にする
- 書いた答案は必ず添削を受け、同じ誤りを繰り返さない
英作文も結局は語彙と文法の運用です。単語帳と文法問題集の内容が、そのまま答案の材料になります。
高校受験で英語の偏差値を上げる場合との違い
中学生の場合も「単語→文法→長文→音読」という順番は同じですが、必要な語彙量と文章量が異なります。2021年の学習指導要領の改訂により、中学校卒業までに求められる英単語数は、小学校での学習分と合わせて従来の約1,200語から最大2,500語へ増えました。
長文も短くはありません。都立高校入試の英語では、最も長い長文問題だけで約900〜1,100語程度になることがあります。大学受験と違うのは、範囲が教科書の文法に収まる点です。学校の教材と定期テストの復習がそのまま得点につながります。
中学段階は、定期テストで点が取れても実力テストで出ない例が目立ちます。原因は、文法を形だけ暗記していることです。用法の違いを説明できるかを基準にすると、長文でも使える知識になります。
偏差値帯別のおすすめ参考書と1冊の使い込み方
参考書は、今の偏差値帯に合うものを1冊ずつ選びます。レベルが高すぎる問題集は、解説を読んでも再現できないためです。
| 偏差値帯 | 使う教材の種類 | 使い込み方 |
|---|---|---|
| 40台 | 基礎単語帳、入門レベルの文法書 | 見出し語の即答化、1単元ずつ解き直し |
| 50台 | 標準単語帳、網羅系文法問題集、英文解釈の入門書 | 間違えた問題だけ3周以上 |
| 60台 | 熟語集、標準〜難関レベルの長文問題集、過去問 | 解答根拠の説明と音読まで |
1冊の使い方は共通です。1周目は全問、2周目は間違えた問題、3周目はまだ答えられない問題に絞ります。周回ごとに残る量が減るので、後半ほど時間がかかりません。レベル別の具体的な選び方は、大学受験のための英語勉強法にまとめています。
よくある質問
Q. 英語の偏差値は1か月で上がりますか? A. 単語と文法に時間を寄せれば、語彙問題と文法問題の失点は減らせます。ただし伸び幅は開始時点の状態で変わるため、数字を約束できるものではありません。長文の読む速度は、解釈と音読を重ねた後から動き始めます。
Q. 単語帳は何冊やればいいですか? A. まず1冊を即答できる状態にします。見出し語1,000語で偏差値55前後、1,500語で60前後、2,200語で65前後という目安があり、1冊を仕上げるだけで到達できる範囲が広いためです。2冊目は1冊目が固まってから検討します。
Q. 長文はいつから始めればいいですか? A. 単語帳の見出し語1,000語程度を覚え、5文型と時制を説明できるようになってからが目安です。語彙が足りない状態では、英文の95%以上を理解できず、推測で読む練習になってしまいます。
Q. 模試によって偏差値が違うのですが、どちらを信じればいいですか? A. 比較は同じ種類の模試の推移で行います。模試ごとに母集団が異なり、平均点と分布が変わるためです。志望校が難関私大なら、難関大志望者が多く集まる模試の数字を基準に判断します。
Q. 音読は本当に効果がありますか? A. 構造と意味を確認した英文に対して行う場合は、読む速度の改善につながります。意味が分からない文章を声に出しても音をなぞるだけになるので、必ず復習済みの長文で行います。


