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#早慶

早慶上理とは?偏差値ランキングと上位何%かを解説

2025年1月11日

受験に熱心なご家庭が増えており、1990年代後半から様々な大学に関…

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早慶上理は早稲田大学・慶應義塾大学・上智大学・東京理科大学の4大学を指す呼称で、ここ数年で使われ出したとされています。偏差値65前後が目安で、全体ではおおむね上位7パーセントの学力層にあたります。

2026年9月時点の情報です。

早慶上理とは

早慶上理とは、早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学の4つの大学名から付けられた大学群の呼称です。1990年代後半から大学群を表すワードが数多く登場し、その中で頻繁に使われたのが「早慶上智」でした。令和に入ってから、この括りが早慶上理へと変化しつつあります。

早慶上理という言葉はいつから使われているのか

早慶上理が使われ出したのは、ここ数年とされています。もともと早慶と括られるようになったのは大学野球の早慶戦などが始まりとされ、100年近い歴史を誇ります。その後、早慶は私大の最高峰として君臨し、偏差値はうなぎ上りとなりました。

ここに追随してきたのが上智大学です。1980年代になると「早慶上智」という括り方が登場し、予備校で盛んに使われるようになります。

では、東京理科大学はどこで入り込んだのでしょうか。東京理科大学自身が理工系私立大学の最高峰であり、文系の最高峰が早慶上智なら理系の最高峰は東京理科大学という見方があります。最高峰同士を組ませ、早慶上理になったという説が有力です。

早慶上理の4大学の特徴

4大学はいずれも長い歴史を持ち、それぞれ異なるカラーを打ち出しています。

早稲田大学の特徴

早稲田大学は、私立大学の設置を認めた1920年の大学令によって設立が認められました。学問の独立、学問の活用などを基本理念とし、政治経済学部、法学部、文学部、商学部、理工学部と、当時としてはかなり幅広く学部を設置しています。

野球やラグビーの早慶戦や早明戦は現代まで続くほど人気が高く、全国に附属高校を設置し、確固たる地位を築いている大学です。キャンパスが複数に分かれている点も特徴で、学部ごとの所在地は早稲田大学の全キャンパスの最寄り駅・所属学部で確認できます。

慶應義塾大学の特徴

慶應義塾大学も、早稲田大学と同様に大学令成立と同時に設置が決まりました。独立自尊を掲げて兵法を学び、学部生全員が水泳必修で50メートル泳げなければ単位がもらえないなど、早稲田とは違うカラーを当時から打ち出しています。日本で初めて授業料を徴収したのが慶應義塾大学とされ、今の大学のシステムを確立していきました。

上智大学の特徴

上智大学はイエズス会が設立し、3学科からスタートしました。1970年代までは、系譜が同じ青山学院大学や立教大学と合わせて「JAL」と呼ばれた時期もあります。

上智大学が早慶に肉薄できた背景には、受験で英語の難易度を高めて他の科目の難易度を下げたことで英語力のある人を集められたこと、さらに早慶に落ちながら上智に受かった学生たちが、早慶と同レベルであることを叫び出したことも要因とされています。

東京理科大学の特徴

東京理科大学は東京物理学校をルーツとします。現在の東京大学にあたる東京帝国大学、京都大学にあたる京都帝国大学、そして東京理科大学にあたる東京物理学校の3校しか自然科学の教育をしていなかった時代もあるほど、長い歴史を誇ります。

その歴史も相まって東京理科大学は理工系私立大学の最高峰であり、理系でいけば早慶の次に東京理科大学が来るほど評価は高く、偏差値以上のポテンシャルを誇ります。

早慶上理の偏差値

偏差値は早稲田大学と慶應義塾大学が抜け、上智大学が一部学部で追随し、東京理科大学がやや離れる構図です。以下はいずれも河合塾の偏差値を参照しています。

早稲田大学の偏差値

学部偏差値
政治経済学部67.5〜70.0
法学部67.5
教育学部62.5〜67.5
商学部65.0〜70.0
社会科学部67.5
国際教養学部70.0
文化構想学部67.5〜70.0
文学部67.5〜70.0
基幹理工学部62.5〜65.0
創造理工学部62.5〜65.0
先進理工学部65.0〜67.5
人間科学部62.5〜67.5

一番下の学部でも偏差値62.5で、軒並み70に届く学部を抱えています。数字が低く出やすい理系学部で高い偏差値を見せているのも特徴です。なお、早稲田大学にはスポーツ科学部もありますが、河合塾では偏差値が出ておらず、ここでは触れていません。(参照:河合塾)

ボーダーの偏差値に届いただけでは安全圏とは言えません。河合塾の偏差値は合格可能性50パーセントのボーダーとして示されているためです。

慶應義塾大学の偏差値

学部偏差値
文学部65.0
経済学部67.5
法学部67.5
商学部65.0〜67.5
医学部72.5
理工学部65.0
総合政策学部72.5
環境情報学部72.5
看護医療学部60.0
薬学部62.5〜65.0

偏差値的には早稲田大学と大きな差はないものの、総合政策学部や環境情報学部など独自の学部で早稲田を上回っています。ここ数年の推移では一部学部でわずかに易化しているものの、それでも偏差値は高く、最難関の私大としての位置を守っている状況です。(参照:河合塾)

学部による入りやすさの差は慶應義塾大学の受かりやすい・入りやすい学部でも整理しています。

上智大学の偏差値

学部偏差値
文学部62.5〜65.0
神学部57.5
外国語学部60.0〜67.5
総合人間科学部57.5〜67.5
総合グローバル学部65.0
法学部65.0〜67.5
経済学部62.5〜70.0
理工学部60.0〜62.5

基本的に偏差値60をキープする学部が多い一方、一部学部では60を切っています。しかし、早慶と併願して受験するケースが目立つ法学部や経済学部では、早慶と遜色のない偏差値を見せています。(参照:河合塾)

東京理科大学の偏差値

学部偏差値
経営学部57.5〜60.0
理学部57.5〜62.5
工学部57.5〜62.5
理工学部55.0〜60.0
先進工学部57.5〜60.0
薬学部57.5〜60.0

理系学部はあまり偏差値が高く出ることがないため、60もあれば十分な水準です。全体的に抜きん出た学部はないものの、どの学部も同じような偏差値を保っており、まとまりを感じさせます。(参照:河合塾)

早慶上理の全学部の偏差値ランキング

順位大学・学部偏差値
第1位タイ慶應義塾大学医学部72.5
第1位タイ慶應義塾大学総合政策学部72.5
第1位タイ慶應義塾大学環境情報学部72.5
第4位早稲田大学国際教養学部70.0
第5位タイ早稲田大学政治経済学部67.5〜70.0
第5位タイ早稲田大学文化構想学部67.5〜70.0
第5位タイ早稲田大学文学部67.5〜70.0
第8位早稲田大学商学部65.0〜70.0
第9位上智大学経済学部62.5〜70.0
第10位タイ慶應義塾大学経済学部67.5
第10位タイ慶應義塾大学法学部67.5
第10位タイ早稲田大学社会科学部67.5
第10位タイ早稲田大学法学部67.5
第14位タイ上智大学法学部65.0〜67.5
第14位タイ慶應義塾大学商学部65.0〜67.5
第14位タイ早稲田大学先進理工学部65.0〜67.5
第17位タイ早稲田大学人間科学部62.5〜67.5
第17位タイ早稲田大学教育学部62.5〜67.5
第19位上智大学外国語学部60.0〜67.5
第20位上智大学総合人間科学部57.5〜67.5
第21位タイ上智大学総合グローバル学部65.0
第21位タイ慶應義塾大学文学部65.0
第21位タイ慶應義塾大学理工学部65.0
第24位タイ早稲田大学基幹理工学部62.5〜65.0
第24位タイ早稲田大学創造理工学部62.5〜65.0
第26位タイ上智大学文学部62.5〜65.0
第26位タイ慶應義塾大学薬学部62.5〜65.0
第28位上智大学理工学部60.0〜62.5
第29位タイ東京理科大学理学部57.5〜62.5
第29位タイ東京理科大学工学部57.5〜62.5
第30位慶應義塾大学看護医療学部60.0
第31位タイ東京理科大学経営学部57.5〜60.0
第31位タイ東京理科大学先進工学部57.5〜60.0
第31位タイ東京理科大学薬学部57.5〜60.0
第34位東京理科大学理工学部55.0〜60.0
第35位上智大学神学部57.5

学部ごとの入りやすさの差を踏まえた狙い方は早慶上智の穴場学部ランキング5選でも扱っています。

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早慶上理の難易度はどれくらいか

早慶上理の難易度は、MARCHや関関同立より一段上です。偏差値、大学群の位置づけ、入試問題の3つの面から見ていきます。

偏差値面での難易度・レベル

偏差値面は先のランキングのとおりで、安定的に偏差値が高い早稲田大学、ランキング上位にいる慶應義塾大学、一部学部で早慶に追随する上智大学、理系に限れば早慶に食らいついている東京理科大学という構図に見えます。東京理科大学がランキング下位に多いため勘違いしてしまう部分もありますが、理系学部で偏差値60以上というのはかなり限られます。

大学群ランク面での難易度・レベル

早慶が抜きん出てすぐ上智が食らいつき、やや離れて東京理科大学という構図です。大学群で考えると、下位学部でようやくMARCHや関関同立と同格になります。しかし、同じような学部で揃えるとMARCHや関関同立とは一定の差が見られます。そのため、MARCHや関関同立以上の勉強量や演習量が問われます。

入試問題面での難易度・レベル

入試問題については、早稲田大学の国語や地歴公民で難問奇問が出やすいとされるなど、一目見ただけではすぐに解けない問題が出ることがあります。これは慶應義塾大学や上智大学でも同じで、基礎ができれば解けるものの、どうやってそれを活用していくかに重点が置かれます。

ストレートに知識を問う問題は偏差値が上がれば上がるほど少なく、ひねった問題が目立ち始めます。そのため、早慶専門の参考書や問題集、過去問をこなさないと攻略は難しく、難易度は高めです。

早慶上理は上位何パーセントか

早慶上理は、おおむね上位7パーセントが一応の結論です。全学部の偏差値の平均がだいたい65あたりに来るためです。偏差値帯ごとの目安は次のとおりです。

偏差値の目安上位の割合
MARCHの偏差値帯上位15パーセントほど
偏差値65上位7パーセントほど
偏差値70上位2パーセントほど
偏差値72上位1パーセントほど
偏差値74上位1パーセントを切る水準

河合塾のボーダーは合格可能性50パーセントで設定されており、実際にはさらに偏差値を伸ばさないといけません。そうなると、上位1パーセントを切る偏差値74を視野に入れる必要が出てきます。

早慶上理はおかしい?その序列とは

早慶上理という括りには、序列的におかしいのではないかという声もあります。早慶上智はなんとなくわかるものの、東京理科大学が加わるのはおかしいのではないかという意見です。

偏差値で序列をつける場合には「早慶>上智>>>東京理科」という並びでも不思議ではありません。ただし、東京理科大学が加わることへの違和感は、偏差値だけを見た場合に生じやすいものです。後述する就職状況では東京理科大学の存在感が光っているためです。

偏差値だけで判断するのであれば、早慶を頂点にその下に上智、かなり離れて東京理科となります。ICUを含めた並びは早慶上智ICUとは?偏差値ランキングや序列で詳しく扱っています。

早慶上理の就職状況

早慶上理は全体的に就職に強い大学群です。有名企業への実就職率の指標や、30歳時の想定年収が私立内で高いことがその根拠です。実就職率とは、卒業者から大学院進学者などを除いて算出する就職率を指します。

特に東京理科大学は理工系大学の最高峰に位置し、その信頼感は高く、企業からの評価も高くなっています。

早慶上理の有名企業就職率

2021年に発表された有名企業400社への実就職率ランキングの顔ぶれは、次のとおりです。

区分大学
私立1位慶應義塾大学
私立2位豊田工業大学
私立3位東京理科大学
東京理科大学に次ぐ早稲田大学、上智大学
全体2位(国公立)東京工業大学

早慶上理は大企業への就職に滅法強いことが明らかになっています。ランキングでは理工系大学が数多くランクインしており、理工系学生を求める企業の姿が浮かび上がります。(参照:大学通信オンライン)

早慶上理の30歳平均年収

出身大学別年収ランキングにおける30歳時の想定年収は次のとおりです。

大学順位30歳時の想定年収
慶應義塾大学私立1位687万円
早稲田大学私立2位625万円
上智大学私立4位600万円
東京理科大学5位583万円

国公立大学が上位を占める中で、私立で健闘しているのが早慶上理です。MARCHはトップ30の下位で辛うじてランクインする程度となっています。(参照:Openwork)

早慶上理とその他大学の比較

他の大学群と比べると、早慶上理は私立の中で頭1つ抜けた位置にあります。

比較対象位置づけ
MARCH偏差値面・就職面ともに早慶上理が上
関関同立レベルはMARCHとほぼ同じ
ICU就職面で健闘し、偏差値含めて互角
旧帝大難易度・偏差値は早慶上理より上

早慶上理とMARCH

MARCHは早慶上理と同じくらい有名な大学群ですが、偏差値面や就職面では早慶上理の方が頭1つ抜け出しています。特に就職面では全体的に差がついており、浪人してでも早慶上理を狙う人も昔はいました。

現在は現役で手堅くMARCHを目指す人も少なくありません。定員厳格化の影響もあって安全志向が強まっているためです。定員厳格化とは、入学者数が定員を大きく超えないよう国が求める仕組みを指します。

早慶上理と関関同立

関関同立は関西のMARCH的な存在の大学群で、レベルはMARCHとほぼ同じです。つまり、基本的に早慶上理とは一定の差がついている状況です。ただし関西圏では関関同立の人気が高いため、地域によっては就職面で対等になる場面もあります。

早慶上理とICU

国際基督教大学(ICU)は独自色が強く、なかなか比較が難しいものの、就職面では健闘しており、早慶上理と肩を並べるところにいます。英語力を重視しており上智大学とライバルになりやすく、現状では偏差値を含めて互角の接戦です。

早慶上理と旧帝大

旧帝大は国立大学で、学費は安く、入試に必要な教科数が多いためよりハイレベルな学力が問われます。このため、早慶上理よりも難易度は高く、偏差値も高めです。就職面でも強く、年収でも早慶上理と対等です。学歴フィルター、つまり採用選考で出身大学により扱いが分かれる状況の心配がなく、地方にある旧帝大であればそのエリアで無類の強さを発揮します。

FAST-UPが見てきた早慶上理受験のつまずきどころ

指導現場で目立つのは、偏差値の数字だけで志望校を並べてしまうケースです。文系と理系では偏差値の出方が異なるため、同じ数字でも要求される到達度は揃いません。東京理科大学の学部を「数字が低いから滑り止め」と置いた結果、出題傾向への対策が後手に回る受験生は珍しくありません。

もう一つのつまずきどころは、知識の暗記を終えた段階で合格圏に入ったと感じてしまうことです。早慶上理の入試では、覚えた知識をどう使うかが問われます。知識を入れる段階と、過去問で使い方を身につける段階を分けて計画を立てると、停滞しにくくなります。

学部選びで迷う場合は、学べる内容から逆算する方法もあります。早稲田大学で心理学を学べる学部のように、学問分野から学部を絞る視点は、併願先を決めるときにも役立ちます。

よくある間違い

よくある間違いは、河合塾のボーダー偏差値に届いた時点で合格圏に入ったと判断してしまうことです。ボーダーは合格可能性50パーセントの水準として示されているため、そこに届いただけでは半々の勝負になります。

回避策は、志望学部のボーダーより一段上の偏差値を目標値として設定し、模試の判定ではなく過去問の得点推移で仕上がりを確認することです。学部ごとに出題の癖が異なるため、第一志望の過去問を早めに一度解き、差を把握しておくと目標設定がぶれません。

まとめ

早慶上理はどこも長い歴史と実績を誇り、偏差値だけでは測れない強みを持っています。MARCHとは一定の差をつけており、日本で最も優れた私立大学群と称しても違和感のない位置にあります。

  • 早慶上理は早稲田大学・慶應義塾大学・上智大学・東京理科大学の総称
  • 「早慶上智」から置き換わる形で、ここ数年で使われ出した呼称
  • 偏差値65前後が中心で、上位7パーセントほどが目安
  • 就職面では4大学とも私立の上位に位置する

よくある質問

Q. 早慶上理という言葉はいつから使われていますか? A. ここ数年で使われ出したとされています。1980年代に「早慶上智」という括りが登場し、予備校で盛んに使われました。その後、理工系私立大学の最高峰である東京理科大学を組み合わせる形で早慶上理になった説が有力です。

Q. 早慶上理は上位何パーセントですか? A. 偏差値65で上位7パーセントほどが目安です。全学部の偏差値の平均がだいたい65あたりに来るためです。偏差値70なら上位2パーセント、偏差値72なら上位1パーセントほどで、ボーダーより上を狙うなら上位1パーセントを切る偏差値74も視野に入ります。

Q. 東京理科大学の偏差値が他の3大学より低めなのはなぜですか? A. 理系学部は全体として偏差値が高く出にくいためです。東京理科大学は理工系私立大学の最高峰とされ、有名企業400社への実就職率でも私立3位に入っています。偏差値の数字だけで難易度を判断すると実態とずれます。

Q. 早慶上理とMARCHでは、どれくらい差がありますか? A. 同じような学部で比べると偏差値面で一定の差があり、就職面でも早慶上理が上回ります。大学群としては、早慶上理の下位学部でようやくMARCHや関関同立と同格になる位置づけです。

Q. 早慶上理の入試対策は何から始めればよいですか? A. 基礎を固めたうえで、志望学部の過去問に早く触れることが出発点になります。早慶上理ではストレートに知識を問う問題が少なく、知識の活用が問われるためです。学部ごとに出題の癖が異なるので、専用の参考書や問題集と併せて進めます。

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