倫理政経(倫政)の勉強法を徹底解説!共通テスト対策やおすすめ参考書も紹介
倫理と政治経済の内容を1つにまとめたものが倫理政経です。
FAST-UP
倫理と政治経済の内容を1つにまとめたものが倫理政経です。倫理政経という授業があったというよりも、倫理と政治経済、いずれかを授業でとり、もう1つは独学でチャレンジする人も多いでしょう。
倫理政経の勉強法、勉強のコツ、共通テストの対策、よく出る範囲、おすすめの参考書などをまとめました。
倫理政経(倫政)の特徴
倫理政経にはどのような特徴があるのか、いくつかご紹介します。
平均点から高得点までのアプローチが大変
元々倫理も政治経済も、少し勉強をするだけですぐに共通テストの平均点である6割の点数をゲットできると言われ、倫理政経でもそれは同じです。暗記すべき量が少ない点や、ニュースを見ていると解けるような問題がそれなりにあるためです。
しかし、細かな知識が無数にあるため、これを全て網羅するのが大変なため、結果的に9割以上の点数を狙うとなると、相当な勉強量が求められます。知識量も重要ですが、思考力問題も出てくるのでそこで苦戦する人が目立ちます。
範囲は倫理と政治経済の全範囲
倫理政経の範囲は基本的に倫理、政治経済それぞれの全ての範囲です。倫理と政治経済、単独で受験する学生と同じなため、網羅すべき範囲は2倍になります。2倍行う分、問題が易しいという話もありますが、いつまでもその傾向にある保証はありません。倫理政経をこなす場合、先にどこから着手すべきかという判断をテキパキとしないと手つかずの分野が発生する恐れが出てきます。
頑張れば頑張るほど高得点に結びつく
初見で6割ぐらいは簡単に取れるとまでいわれる倫理政経ですが、逆にそれ以上の点を取るとなれば、相当な勉強量と内容理解が必要です。裏を返せば、勉強時間をかけて何度も演習時間を解く作業を行っていれば細かな知識まで網羅できるようになり、高得点に結びつく可能性が出てきます。頑張れば頑張るほど高得点に結びつき、得点も安定し始めるとなれば、利用しない手はないでしょう。
倫理政経(倫政)の勉強法とは?
倫理政経の勉強法はどのように行えばいいのか、勉強の流れや勉強のコツをご紹介します。
倫理政経(倫政)の勉強の流れを5ステップで解説
❶講義形式の参考書で流れをつかむ
倫理と政治経済、本当であればどちらかを網羅してから新しいところに入るのが理想的ですが、時間切れになる恐れもあるため、倫理政経の講義形式の参考書でそれぞれ勉強を行って、流れをつかんでいくことがおすすめです。
❷単元別に知識のインプットを行う
倫理分野、政治経済分野それぞれで単元別に知識のインプットを行っていきましょう。1つ1つ単元を攻略していき、倫理の方が早く進めば、政治経済の方に時間を多めに割くなどして、できれば高3の2学期が始まるかどうかのタイミングまでに倫理政経の全範囲に手をつけて、習熟度を高める段階に入りたいところです。
❸それぞれの科目で問題演習を行っていく
インプットの量が膨大なため、それをうまく引き出していくには問題演習を多くこなす必要があります。この際、倫理政経の演習問題ではなく、倫理や政治経済単独の参考書の演習問題でやっていくことがおすすめです。より細かく勉強でき、解説も詳しいので内容理解につながりやすいからです。
❹模試や過去問に触れる
倫理政経に関しては範囲が広い分、細かなところまで問われにくく、倫理政経と性質が似ている「現代社会」のような易しめの問題が出てくると言われています。とはいえ、先にこの情報だけを聞くと、「倫理政経は易しいのか」と思いがちであり、インプット、暗記をしていく上でより効率性を求めるのであれば、これくらいの暗記で終わらせて次に進めるべきというのがわかります。模試や過去問に触れてみて、求められるレベルを知ることも大事です。
❺再度インプット、アウトプットを行って次の単元へ
模試や過去問を解いてみて、インプットの必要性を理解し、解説を読み込んで解答までのプロセスをつかんだら、再び間違えないようにインプットを行い、再度問題を解くことを繰り返します。着実に知識が定着したとわかったら、次に進みます。
倫理政経(倫政)の勉強のコツ
参考書を読んだら問題に挑むことを繰り返す
インプットをしっかりと行ってから問題に挑むよりもサッと参考書を読み、すぐに演習問題にとりかかって、間違った問題にチェックを入れ、今度は暗記を意識して参考書を読んでいくのがおすすめです。この方が言葉などを意識して覚えやすくなり、何度か見たものなので覚えやすくなる下地があります。
単元が進んでも、定期的に前の単元の演習問題を解き、解けないところがあればそれが共通テストなどで間違いやすい部分になるので、ノートにまとめて重点的に覚えていくようにしましょう。
最初は完璧を目指さずにとにかく一通り着手する
ネット上では9割以上の点数を狙うための対策が多く出ていますが、倫理政経で9割の点数を狙うために必要な労力は相当なもので、それならば英語や国語、数学で10点以上積み重ねる方が確実です。効率を最大限考慮するとそのようなことになります。ですので、1つの単元を完璧にこなす必要はそこまでなく、まずは全範囲に触れることです。重要な言葉を覚え、本質をつかめたと判断した段階で次に進んでいき、演習問題や過去問で成熟させていけばいいでしょう。
スキマ時間で基本的に対処する
国公立大学で倫理政経を利用する人にとって、実はその点数が大きな影響を与えないケースがあります。英数国と違って比重が低く、優先順位は明らかに低めです。できる限り、スキマ時間で対処するようにし、スキマ時間で効率的に学べる参考書を使って勉強をしていくようにしましょう。もし高校の授業で倫理ないし政治経済の授業があるのであれば、そこで基礎固めを行うのもいいでしょう。
英数国のために1日がっつり1教科だけを勉強するのはありですが、倫理政経ではそこまでする必要はなく、一問一答集を使ってインプットに励んで定期的に演習問題に挑むぐらいで十分です。
共通テスト(センター)倫政の対策・勉強法
共通テストに関する倫理政経の勉強法、頻出範囲、勉強のコツ、おすすめの参考書などをまとめました。
共通テスト(センター)倫政の特徴
倫理と政治経済は同じ点数の割合
2021年の倫理政経では倫理が大問4つ、政治経済が大問3つと例年より倫理の方が大問の数が増えました。しかし、点数はそれぞれ50点ずつなので、問題数が減り、1問あたりの点数が増えた形です。例年50点ずつの配点は変わらず、思考力問題で時間を使わせる傾向になると予想されます。
平均点は高くなりやすい
初見で6割は取れると言われているだけあって、平均点は地歴公民の中でも高めです。2021年の共通テストでは69点でした。過去には平均点が73点だった年もあり、難易度的にはさほど高くないことがわかります。知識をある程度詰め込んで、演習問題で磨きをかけていく方が、細かなところまで知識を詰め込むよりも点数アップにつながるのかもしれません。
資料系の問題が多い
共通テストになり、思考力を問う問題が急増しました。図やグラフなどを見て答えを導き出す問題が増えただけでなく、初めて見るようなグラフを見てこれまでの知識をフル回転して答えを見つけ出すことが求められます。事前に共通テスト仕様の参考書で、資料系問題の練習を行い、思考力を高めていけるようにするのがいいでしょう。
共通テスト(センター)倫政で頻出の範囲とは?
源流思想分野
倫理には4分野がありますが、この中で頻繁に出てくるのが源流思想分野です。定番であるキリスト教やイスラム教などの宗教に関する教えについて登場します。大問が3つだった時には唯一源流思想分野が複数の大問で登場していました。2011年の共通テストでは4分野が独立した形になりましたが、源流思想分野が重要であることを認識しましょう。
青年期分野
青年期分野も倫理では頻出の分野です。学生にとって身近な話題であることも大きく、思春期の心の葛藤、人間が発達する際に生じる各年代での課題などが登場します。一問一答形式の参考書で言葉を理解するなど、青年期分野の知識を詰め込んでいくことが必要でしょう。
現代の政治
ほぼ間違いなく出題されると言っていいほど頻出しているのが現代の政治です。三権分立や政治の基本に関する問題が多く、国会や内閣、司法機関の権限や仕組みなどを参考書だけでなく、新聞やネット記事、ニュースなどで興味を持つようにするだけでも関心が持てるようになります。
共通テスト(センター)倫政の勉強のコツ
最初は図解入りの参考書で学ぶ
倫理も政治経済も、ニュースなどに触れてこなかった人からすれば「異次元」の言葉が並び、その羅列にやる気を失うなんて人も。いきなり暗記をしようと思っても、この状態ではモチベーションの意地も大変なので、図解入り、講義形式で進められる参考書でわかりやすく内容を知るのがおすすめです。重要ワードとして覚えるべき言葉がわかりやすく示されているので、基礎を固める段階であれば十分です。
思考力問題に対応した参考書で学ぶ
共通テストでは図やグラフを示して読み取ってもらう、思考力問題が登場しており、センター試験と大きく異なるところです。科目によっては半数が思考力問題に置き換わるなど、倫理政経も今後思考力問題の割合が一気に増える可能性があります。突然増えることも予想される中で、思考力問題に対応した参考書で学んでいきましょう。過去問の中には資料問題、思考型問題など新たな形式の問題を収録したものもあるので、それを使って総仕上げをするのがおすすめです。
解説をとことん読み込む
新形式の問題では、なぜその答えにたどり着くのかと自分で考えなければならない問題が多数で、一問一答形式の知識だけでは歯が立たないことも出てきます。複合的な知識を駆使して選択肢を絞り込む場合には、絞り込み方も大事になります。そこで答えの解説が詳しい参考書を見つけて、正解不正解を調べるだけでなく答えのプロセスを学習し、吸収していくのがおすすめです。独学で励んでいる人にとっておすすめのやり方であり、何度も解いて何度も呼んでいくうちに自然と染みついていきます。
共通テスト(センター)倫政は教科書だけで学習可能?
基本的に共通テストは、教科書に出されたものの中から出題されるので、教科書が全く意味をなさないことはあり得ません。しかし、教科書は参考書と違って、かみ砕いて教えてくれるようなものではないので、パッと見ただけでは頭に入らないものです。ですので、講義形式の参考書や解説が細かい問題集などを駆使した方が、共通テストで高得点がとりやすくなるはずです。
共通テスト(センター)倫政におすすめの参考書
中川雅博・栂明宏の倫理,政治・経済教室
中川雅博・栂明宏の倫理,政治・経済教室は、ゼロから倫理政経の基礎固めに挑むのに欠かせない参考書です。講義形式の参考書になっており、図やグラフを使って視覚的に流れをつかめます。まずは暗記ではなく、全体の流れをつかんでから細かなところを覚えていくという形で進めやすく、基礎の基礎、基礎固めへのレベルアップに利用できます。
大学入学共通テスト 倫理、政治・経済の点数が面白いほどとれる一問一答
大学入学共通テスト 倫理、政治・経済の点数が面白いほどとれる一問一答は、電子書籍版があり、自宅以外でも学習が行える参考書です。基礎から発展までのレベル別に応じた一問一答形式の参考書となっており、知識をつけていくことができます。共通テストを解く上でのコツも解説されているので、高得点を狙う際に欠かせない1冊です。
大学入学共通テスト 倫理、政治・経済が1冊でしっかりわかる本
大学入学共通テスト 倫理、政治・経済が1冊でしっかりわかる本は、倫理政経の出題傾向に合わせて共通テストに必要な知識や問題演習が行える参考書です。インプットとアウトプットが行えるほか、単元ごとに内容量が異なっています。効率的に高得点を狙うことができる1冊です。
短期間で倫理政経(倫政)の学力を伸ばす方法
短期間で倫理政経の学力を伸ばすにはどうすればいいのか、3つの方法をご紹介します。
何度も問題演習を繰り返す
学力が伸びる状態は、点数を安定的に確保できる状態になっているかどうかです。安定的に確保するには最頻出の分野、頻出の分野で確実に正解することが大切であり、そのためにはたくさん演習問題を解いて、最頻出分野、頻出分野の問題をすぐに理解出来る状態にしていきましょう。想定問題や参考書の演習問題、過去問などで頻繁に出てくる分野は、共通テストでも当然出てきます。レベル別になっている一問一答形式の参考書があれば、頻繁に出てくるワードなどもわかるので、短期間で学力が伸ばせるようになります。
暗記とアウトプットをひたすら繰り返す
社会系科目の中でも倫理政経はさほど暗記を必要としませんが、知識のインプットはとても重要であり、それなしでは思考力を問う問題は解けません。暗記をすることはもちろん、それを確かめるべく、アウトプットを繰り返しましょう。赤シートをずらしながら答えていくのもいいですが、できれば演習問題や過去問を解いてすぐに答えを出せるかでチェックすると確実です。暗記をするだけではアウトプットまでできていない可能性もあります。
苦手分野を徹底的に潰していく
得意分野はそこまでの勉強量ではなくてもちょっとした労力で点数をとれたり、内容理解が進んだりしますが、苦手分野は流れをつかみ直し、暗記を行い、何度も問題を解いて、何度も間違え、その間に解説を読み込んでようやく理解できます。短期集中で取り組んでいけば学力は上がりやすく、苦手を克服したので低下する可能性が下がります。苦手分野を徹底して潰すやり方はとても大変ですが、より安定した点数を確保できるはずです。
まとめ
倫理と政治経済をひとまとめにしており、意外と大変そうに見えますが、平均点は高く、高得点を狙いやすい教科であることは間違いありません。思考力を問う問題が増えることが予想され、今後どのように変化していくかはわかりませんが、短期間で学力を伸ばすことは十分に可能であり、あとはインプットよりもアウトプットを心掛けた勉強をしていきましょう。
大学受験における社会の勉強法を徹底解説!おすすめの参考書もご紹介
倫理政経を最速で伸ばしたい方へ
倫政の学習法には、誰でも伸ばせる正解があります。
正しいやり方で勉強することで、周りよりも早いスピードで学力を伸ばすことが可能です。
自分だけで実践できるか不安な方は、是非**「FAST-UP逆転塾」**への入塾をご検討ください。
FAST-UP逆転塾では、効果の検証された「正しい学習法」の指導により、伸びない生徒を着実に伸ばします!
公式LINEで無料のカウンセリングを実施していますので、少しでも興味がある方は、下記のリンクから公式LINEを追加してみてください!


