青山学院大学教育人間科学部の英語|傾向と対策
「青学教育人間学部の英語の傾向が知りたい!」
FAST-UP
青山学院大学教育人間科学部の英語は、試験時間100分・大問5題で、読解3題に英作文と語彙・文法が各1題という構成です。長文の速読力と、長めの英作文への対策が得点差になります。
2026年9月時点の情報です。
この記事では、入試情報、傾向と対策、おすすめ参考書、過去問の入手先の順にまとめます。
青山学院大学教育人間科学部の英語の入試情報
解答形式は標準的で、特殊な形式への慣れよりも分量への対応力が問われます。マークシートと記述式の併用です。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験時間 | 100分 |
| 大問数 | 5題 |
| 解答形式 | マークシート・記述式 |
試験時間は資料によって表記が異なる場合があります。出願前に最新の募集要項で確認してください。
配点情報
全学部日程(全学部共通の問題を使い、複数学部に併願できる入試方式)の配点は、教育学科・心理学科で共通です。
| 科目 | 配点 | 試験時間 |
|---|---|---|
| 外国語 | 150点 | 80分 |
| 地理歴史・公民・数学のいずれか | 100点 | 60分 |
| 国語総合 | 100点 | 70分 |
| 合計 | 350点 | — |
合格最低点は学科で差があります。
| 学科 | 合格最低点(全学部日程) |
|---|---|
| 教育学科 | 279.0点 |
| 心理学科 | 275.0点 |
共通テスト利用方式(大学入学共通テストの得点を使って合否を判定する方式)の配点は、両学科で共通です。
| 科目 | 配点 | 試験時間 |
|---|---|---|
| 外国語 | 100点 | — |
| 国語総合 | 100点 | — |
| 小論文 | 100点 | 70分 |
| 合計 | 300点 | — |
共通テスト利用方式では、小論文の仕上がりが合否を分けます。英語と国語の合計点に基準点が設けられ、基準点に達した者のうち小論文の得点上位者が合格となるためです。
出題範囲
出題の内訳は次のとおりです。
- 読解問題:3題
- 英作文問題:1題
- 語彙・文法問題:1題
問題量と時間配分
長文の分量は均等ではありません。
| 長文 | 分量の目安 |
|---|---|
| 1題 | 1200字程度 |
| 残り2題 | 600字程度 |
知識で得点できる語彙・文法問題から解き、その後に長文へ進む形が有効です。読解が3題あり、うち1題は1200字程度の分量になるため、長文に充てる時間を残しておく必要があります。
難易度・レベルはどれくらい
難易度そのものは標準的です。ただし英語の配点が大きいため、高得点を取りたい科目になります。他の科目よりも優先的に時間を割く判断が現実的です。
同じ青山学院大学の他学部と比べたいときは、青山学院大学国際政治経済学部の英語の傾向と対策も合わせて確認すると、学部ごとの出題差が見えてきます。
青山学院大学教育人間科学部の英語の傾向と対策
対策は、語彙・熟語、文法、読解、英作文の4本柱で組み立てます。
単語・熟語問題
単語・熟語はそのまま問われます。知識だけで決まる問題なので、落としたくない設問です。
ポイントは前置詞がよく問われること。単語単体で覚えるのではなく、前置詞もセットで覚えていきます。
文法問題
文法の出題数は多くありません。それでも、文章を読むうえで必要な知識です。
後述のNEXTSTAGEを繰り返し学習し、問われ方に慣れておけば対応できます。
読解問題(長文)
長文は5題のうち3題を占めます。必要なのは速読力です。
ただし、やみくもに多読しても読むスピードは上がりません。まずは一文をゆっくりでよいので正確に読めるようにします。文章がゆっくり読めるようになってから多読に移すと、スピードが伸びていきます。
英作文問題
長めの英作文が出題されます。対策なしで臨むと大きく失点しかねません。英作文専用の参考書で、書き方の型から学んでいきます。
よくある間違いと回避策
よくある間違いは、長文が読めない原因を「読む量の不足」と決めつけ、いきなり多読から始めてしまうことです。英文の構造が取れていない状態で量を増やしても、読み違いが積み重なるだけになります。
回避策は順序の入れ替えです。先に英文解釈の教材でSVOC(主語・動詞・目的語・補語という英文の骨組みを示す記号)を振る練習を済ませ、そのうえで長文の量を増やします。
FAST-UPが指導現場で見ている青学英語のつまずき
指導の場でよく見えるのは、英作文の着手が遅れることです。読解と語彙は毎日触れるのに、英作文だけは「書けるようになってから」と後ろに回されがちです。結果として、型を知らないまま本番を迎えてしまいます。
もう一つは、語彙問題の取りこぼしです。単語の意味は覚えているのに、前置詞まで含めた形で記憶していないため、選択肢で迷います。覚え方を「語+前置詞」に変えるだけで、解答の確度が変わる受験生が少なくありません。
時間配分も崩れやすい部分です。分量の多い長文に先に飛び込み、知識問題を駆け足で処理してしまう形が目立ちます。解く順番を事前に決め、過去問で同じ順番を繰り返すことが対処になります。
青山学院大学教育人間科学部の英語対策におすすめの参考書
分野別に、取り組む順番を意識して選びます。
単語・熟語対策
システム英単語
数ある英単語帳の中でシステム英単語を選ぶ理由は、MARCHレベルを受験する際にもっとも効率的に勉強できる点です。
特徴はミニマムフレーズです。ミニマムフレーズとは、単語単体ではなく短い文章に単語が含まれている形のこと。単語の使い方まで覚えられます。
また、別売りの音声を使い1.2倍速で反復すれば、記憶に定着しやすくなります。
速読英熟語
全部で855個の英熟語が載っています。大学受験で必要な英熟語を網羅できる一冊です。
一問一答形式でシンプルな作り。レイアウトも最低限の情報に絞られているので、必要な知識だけを取り出せます。システム英単語と組み合わせれば、語彙力で劣ることはないでしょう。
文法対策
大学入試 肘井学の ゼロから英文法が面白いほどわかる本
高校基礎までの英文法を最短距離で勉強できる一冊です。次のような人に向いています。
- 高校の英文法をやり直したい
- コスパよく英文法を習得したい
構成は、0章が中学英文法の総復習、1〜11章が高校英語の内容です。普通の参考書なら当たり前に使われている用語も一から説明されるため、置いていかれにくい作りになっています。急いで進めれば一週間で終わらせられる量です。
NEXTSTAGE
網羅的に知識を学べるので、内容を完璧にすれば英文法で困る場面は減ります。収録範囲は次のとおりです。
- 文法
- 語法
- イディオム
- 会話表現
- 単語・語彙
- アクセント
- 発音
文法とはいいつつイディオムや語法まで扱うため、総合的な英語力につながります。ただし問題数は約1500個で、解説も詳しくボリュームがあります。わからないところはすぐに答えを見て、何度も周回することが大切です。
読解(長文)対策
入門 英文解釈の技術70
英語は単語と文法を習っただけでは読めるようになりません。構造を分析してSVOCを自分で振れるようになって、はじめて読めるといえます。
この参考書では、文章を分析して読解していく方法を練習できます。見開き1ページで、左に長文、残りは解説という構成です。
使い方としては、例文をコピーして自分なりにSVOCを書いてみます。そのうえで答え合わせをし、正しい読み方を身につけていきます。
ポレポレ英文読解プロセス50
マスターすれば、大学受験で出会う文章に幅広く対応できます。
ただし例文は1文で3行あるほどの複雑な形です。使うタイミングを間違えると時間の無駄になりかねません。「入門 英文解釈の技術70」を終え、時間に余裕がある場合に取り組む教材です。
英作文対策
大学入試英作文ハイパートレーニング 自由英作文編
英作文にはコツがあります。つまり決まったパターンがあります。
例えば、結論→理由→具体例→結論というパターンで作成すれば、自分の意見を整理して主張できます。このように、問題の形式ごとにやることは決まっています。それを丁寧に説明しているのがこの参考書です。問題形式ごとに解説されているので、さまざまな英作文問題に対応しやすくなります。
大矢復 英作文講義の実況中継
講義をそのまま文章にしたスタイルが特徴です。読み進めやすい書き方になっています。
| パート | 扱う内容 |
|---|---|
| パート1 | 間違えやすい文法 |
| パート2 | 英作文でよく使う文法や単語 |
| パート3 | 実際の書き方 |
一歩ずつ進む構成なので、途中で置いていかれにくい教材です。
青山学院大学教育人間科学部の英語の過去問情報
過去問は無料で閲覧できるサービスがあります。
大学受験パスナビ
旺文社が刊行する「全国大学入試問題正解」を中心に過去問を配布しています。条件は無料の会員登録だけで、解説も付いています。
東進大学入試 過去問データベース
会員登録をするだけで185大学分の過去問が閲覧できます。さらに最大25年分の過去問が見られるため、近年のものだけでなく古い年度の傾向も確認できます。
他科目の出題傾向と比べながら併願先を考えるなら、明治大学の漢文の入試傾向と対策も参考になります。MARCHの他大学の難易度感をつかみたい場合は、立教大学の偏差値推移の解説も合わせて読んでおくと判断材料が増えます。
まとめ
青山学院大学教育人間科学部の英語は、次の4分野を軸に対策していけば合格が狙える範囲に入ります。
- 単語・熟語問題
- 文法問題
- 読解問題(長文)
- 英作文問題
配点の大きい科目である以上、英語に割く時間を先に確保する組み立てが現実的です。
よくある質問
Q. 英語の難易度はどのくらいですか。 A. 難易度は標準的です。ただし全学部日程では外国語が150点で、他科目より配点が大きくなっています。取りこぼしが響きやすい科目です。
Q. 英作文の対策はいつから始めるべきですか。 A. 長めの英作文が出題されるため、読解と並行して早めに型を学ぶ形が有効です。専用の参考書で問題形式ごとの書き方を押さえ、答案を書く練習を重ねます。
Q. 文法はNEXTSTAGEだけで足りますか。 A. 文法の出題数自体は多くありません。NEXTSTAGEを繰り返して知識を固めれば対応しやすくなります。基礎が不安な場合は、先に入門レベルの講義型参考書を挟むと進みやすくなります。
Q. 共通テスト利用方式では何を優先すべきですか。 A. 小論文です。英語と国語の合計点に基準点があり、基準点に達した人の中から小論文の得点上位者が合格となる仕組みのためです。
Q. 時間配分はどう決めればよいですか。 A. 語彙・文法で確実に取れる問題を先に処理し、残りを長文に回す形が基本です。長文は1題が1200字程度、残り2題が600字程度なので、分量の多い1題に充てる時間をあらかじめ見積もっておきます。


