早稲田大学が人気の理由は?学部別の偏差値と評判
「早稲田大学が人気の理由は?」
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早稲田大学が人気を集める理由は、100年以上の歴史と伝統、グローバル教育の充実、就職での評判の良さ、サークル数の多さ、全国的な知名度の5点に整理できます。人気学部としては政治経済・法・商・社会科学・基幹理工・国際教養が挙げられます。
2026年9月時点の情報です。
早稲田大学が人気の理由は?
早稲田大学は受験者数の多い大学です。倍率は学部によって幅があり、平均で6倍前後、一部の学部では10倍を超えるとされます。毎年多くの受験生が集まる背景には、歴史・国際教育・就職・学生生活・知名度という5つの要素があります。
以下で順に見ていきます。
歴史が長い
人気の理由の1つ目は、歴史が長いことです。早稲田大学の歴史は100年以上あります。
早稲田大学は大隈重信が設立した東京専門学校を前身とする大学です。1920年に慶應義塾大学などとともに、最も早い段階で大学令(大学の設置を認めた当時の法令)に基づく大学となりました。
初期の段階で私立大学として認定されたため、政界・財界をはじめ、出版、新聞、文学など幅広い分野で卒業生が活躍してきました。日本の発展を支えた教育機関としての流れをくみ、現在もトップ私大として位置づけられています。
私大の序列や偏差値の位置関係を整理したい場合は、早慶上智ICUの偏差値ランキングと序列もあわせて確認しておくと全体像がつかめます。
グローバル教育に力を入れている
人気の理由の2つ目は、グローバル教育に力を入れていることです。
インターネットの発達で国境の垣根が低くなった現代では、国際的に動ける人材が求められています。一方で日本の学生には、英語を使う機会が少ない、自己主張が弱いといった課題が指摘されてきました。
こうした状況を受け、早稲田大学では2004年に国際教養学部を設置しました。留学生を積極的に受け入れるとともに、授業はすべて英語で行われます。日本にいながら他国の文化や教養、日本との違いを学べる環境です。
さらに、日本語を母語とする学生は1年間の留学が必須です。国際教育の水準の高さが制度として組み込まれています。
就職での評判がいい
人気の理由の3つ目は、就職での評判がいいことです。日本トップの私立大学として、就職活動に強いとよく言われます。
2016年における早稲田大学の就職先トップ20は以下のとおりです。
| 順位 | 就職先 |
|---|---|
| 1位 | みずほフィナンシャルグループ |
| 2位 | 三菱東京UFJ銀行 |
| 3位 | 東京都職員Ⅰ類 |
| 4位 | 東京海上日動火災保険 |
| 5位 | アクセンチュア |
| 6位 | 三井住友銀行 |
| 6位 | NHK |
| 8位 | 損害保険ジャパン日本興亜 |
| 9位 | 三井住友海上保険 |
| 10位 | 国家公務員一般職 |
| 11位 | 三菱電機 |
| 12位 | 富士通 |
| 13位 | 日本アイビー・エム |
| 13位 | 第一生命保険 |
| 15位 | 三井住友信託銀行 |
| 16位 | ソフトバンク |
| 17位 | ワークスアプリケーションズ |
| 18位 | NTTデータ |
| 19位 | 大和証券 |
| 20位 | 特別区(東京23区)職員 |
金融、保険、インフラ、コンサルティング、公務員と、いずれも知名度の高い就職先が並びます。就職面での評価の高さがうかがえます。
サークル活動数が多い
人気の理由の4つ目は、サークル活動数が多いことです。キャンパスライフを充実させる要素として、サークルは大きな比重を占めます。
早稲田大学の公認サークルは約500、非公認サークルも合わせると3000あると言われています。この規模があれば、自分の趣味嗜好に合う団体を見つけやすい環境です。
実際、以下のような特徴的なサークルもあります。
- 増門会
- ソシャゲガチャ排出確率検証会
- 妹研究会
- 歩行会(あるこうかい)
- 何よりもコーラを愛する者の会
- 図星をおかずに図星を食べる会
- 乃木坂46同好会
- 欅坂46同好会
- 限界集団
- かくれんぼ同窓会
- サマルトリア王国・田中芳樹帝国
- アルコール東大数学全完サークル
- ふぁぼを求める会
- 卍研究会
- キラ女の鳴き声で作曲する会
- 早稲田雪合戦の会
- とっても暗いサークル
- 承認欲求お化けと戦う会
- 拷問研究会
- ひきずってしまう人の会
- しねしねしねしねみんなしね
- SNSはいつか全部やめてやると思って生きている
名前を眺めるだけでも、学生の幅広さが伝わってきます。
知名度がある
人気の理由の5つ目は、知名度があることです。早稲田大学は難関私大として広く知られ、クイズ番組などでも出身者が取り上げられます。
リクルートが運営するリクルート進学総研によると、「知名度がある大学」ランキングで早稲田大学は1位でした。高校所在地が関東エリアの高校生全体のうち、93.1%の学生が知っていると答えています。
知名度の高さは志望校選びの段階で有利に働きます。高校生が名前を知っている大学ほど、受験の候補として検討されやすいためです。結果として、多くの志望者を集める構造になっています。
早稲田大学の人気の学部は
人気の学部は、政治経済学部・基幹理工学部・法学部・商学部・国際教養学部・社会科学部の6つです。偏差値帯は学部・学科や方式によって幅があります。
| 学部 | 偏差値 | 特徴 |
|---|---|---|
| 政治経済学部 | 70.0〜78.0 | 3学科制、留学プログラムが豊富 |
| 基幹理工学部 | 65.0〜70.0 | 数学を土台に7学科へ分岐 |
| 法学部 | 67.5〜77.0 | 少人数演習と法曹コース |
| 商学部 | 70.0〜75.0 | 6トラック制、経済学の要素が強い |
| 国際教養学部 | 67.5〜76.0 | 授業はすべて英語、1年間の留学が必修 |
| 社会科学部 | 70.0〜78.0 | 学際的な学び、英語学位プログラムあり |
政治経済学部
政治経済学部は、グローバルに活躍できる人材育成を目指した学部です。学科は政治学科、経済学科、国際政治経済学科の3つです。
留学生を積極的に受け入れることで、学部内に外国人がいることが当たり前の環境をつくっています。留学も奨励されており、プログラムは以下の5種類です。
- 交換留学プログラム
- ダブル・ディグリープログラム(2つの大学の学位を同時に取得する制度)
- コンセクティブ・ディグリープログラム
- 早稲田大学留学センターが提供している留学プログラム
- 私費留学
協定校はアジアに5校、オセアニアに1校、ヨーロッパに9校あり、関心に合う留学先を見つけやすい体制です。
基幹理工学部
基幹理工学部は、科学技術の根幹をなす数学を土台とする学部です。コースは以下の7つに分かれています。
- 数学科
- 応用数理学科
- 機械科学・航空宇宙学科
- 電子物理システム学科
- 情報理工学科
- 情報通信学科
- 表現工学科
学ぶ領域は、応用数理、機械科学、航空宇宙工学、材料科学、電子物理システム学、情報理工学、情報通信学、表現工学に広がります。特に2年次から進む航空機械、情報理工、情報通信は、面白いという評判が高く人気があります。
就職活動のサポートも充実しており、講座や説明会の案内がメールで週数回届きます。しっかり勉強したい人に向いた学部です。
法学部
法学部では、自分の関心に合わせた自由な履修が可能です。科目構成は以下のように整理されています。
- 憲法、民法、刑法等の法律の基本専門科目
- 発展的な応用力へとつなげる法律主専攻
- 政治、経済、経営、文化等、法律以外の幅広い分野への見識を深める副専攻
授業は少人数制を導入しています。1年次の導入演習、2年からの法学演習、主専攻法学演習(ゼミ)、教養演習(副専攻ゼミ)と、常に少人数による教育が実施されます。履修を自分で決める大学で、少人数授業があることは大きなメリットです。
また、法曹志望者は大学院と連携した体系的・効果的な一貫教育である「法曹コース」プログラムを履修できます。進路の幅に対応した設計です。
商学部
商学部は、商学を経済社会を豊かにすることを目指す学問と捉えている点に特徴があります。一般的な商学部は、企業がヒト、モノ、カネ、情報などの資源をどのように利用し、それによってどのようなビジネスを展開するかを中心に研究します。早稲田大学商学部は、そこに経済学の要素が色濃く反映された構成です。
商学部では学科をトラックと呼びます。トラックは以下の6つです。
- 経営トラック
- 会計トラック
- マーケティング、国際ビジネストラック
- 金融・保険トラック
- 経済トラック
- 産業トラック
分野が細かく分かれているため、入学後の関心の変化にも対応しやすくなっています。商学部は情報発信も行っているため、受験を考えている場合は公式の発信を確認しておくとよいでしょう。
国際教養学部
国際教養学部は2004年に設立され、国際社会で活躍する人材の育成を目指した学部です。少人数での指導を行うとともに、多元的な視点と論理的思考を養うことに重点を置いたリベラルアーツ教育(特定分野に偏らず幅広い教養を学ぶ教育)を行っています。
キャンパス内を多種多様な学生たちの交流の場と捉えており、授業はすべて英語です。日本語を母語とする学生は1年間の留学が必修です。留学生も積極的に受け入れているため、日本にいながら様々な文化、背景、言語に触れられます。
国際教養学部は意欲の高い学生に向いています。授業がすべて英語で行われ、日本語を母語とする学生には1年間の留学が必修になっているためです。
社会科学部
社会科学部は1966年に創設された歴史のある学部です。50年以上にわたり、早稲田大学の看板学部として活動してきました。
一方で、過去の形にとどまっているわけではありません。2009年度からは「コミュニケーションをとりながら自己の考えを主張できる人材の養成」を目標に設定し、カリキュラムを大幅に見直しました。
さらに2011年には英語学位プログラムを開設し、「英語による授業」で単位が取れるようになっています。社会の変化に合わせて更新を続けている学部です。
心理学など特定の分野を学びたい場合は、どの学部で学べるかを先に確認しておくと学部選びがぶれません。詳しくは早稲田大学で心理学を学べる学部を参考にできます。
早稲田大学の評判は?
評判としてよく挙がるのは、立地の良さ、学習環境の充実、ネームバリューの3点です。
立地が良い
早稲田大学のキャンパスがあるのは新宿区西早稲田です。アクセスがよく、移動に困りにくい環境です。
近くには飲食店が多く、友人と気軽に食事に行けます。早稲田の学生の間では「ワセメシ」として親しまれています。立地が悪いとアルバイト先や遊ぶ場所の選択肢が狭まりますが、その心配が小さい立地です。
学部によって通うキャンパスは異なります。所属キャンパスと最寄り駅は、早稲田大学の全キャンパスと最寄り駅で確認できます。
学習環境が整っている
早稲田大学にはオープン科目という制度があります。自らが所属する学部学科以外の授業を取れる制度です。関心のある分野の授業を履修できる点が、学生からの支持を集めています。
また、国際教養学部をはじめとしたグローバル化への対応も魅力として挙がります。留学支援が整っていること、日本にいながら国際交流できることが評価されています。
ネームバリューがある
早稲田大学には知名度があります。日本国内で名前を知らない人はほとんどいないと言える水準です。そのため、早稲田大学と聞くだけで学力の高さを連想する人が多い傾向があります。
よくある間違い:偏差値の数字だけで学部を決める
よくある間違いは、偏差値の数字だけを見て受験学部を決めてしまうことです。同じ大学内でも、学部ごとに受験科目・配点・出題傾向が異なります。偏差値が近い学部でも、求められる得点源が同じとは限りません。
回避策は、志望候補を2〜3学部に絞った段階で、次の3点を並べて比較することです。
- 必要科目と配点(得意科目が加点される配点か)
- 学べる内容とトラック・コースの分かれ方
- 入試方式の数(一般方式のほかに利用できる方式があるか)
受験方式の選び方で負担が変わるため、併願設計も同時に考えておくと安全です。早慶上智の穴場学部ランキングや慶應義塾大学の受かりやすい学部も、比較対象を増やす材料になります。
FAST-UPが見てきた早稲田志望者のつまずきどころ
指導の現場で目立つのは、「早稲田大学に行きたい」という気持ちが強い一方で、受ける学部が最後まで決まらないケースです。学部が決まらないと必要科目が固まらず、科目ごとの到達目標も曖昧になります。結果として、全科目を薄く広く進める状態が続きます。
もう一つのつまずきは、過去問に入る時期が遅れることです。早稲田大学は学部ごとに出題の癖が異なるため、基礎を完璧にしてから過去問に移ろうとすると、癖への対応が間に合わなくなりがちです。
逆に伸びる受験生は、志望学部を早く仮決めし、その学部の問題形式を基準に日々の学習内容を決めています。FAST-UP逆転塾でも、学部・受験方式ごとの対策から組み立てる進め方を重視しています。
よくある質問
Q. 早稲田大学の人気の学部はどこですか?
A. 政治経済学部、基幹理工学部、法学部、商学部、国際教養学部、社会科学部が人気学部として挙げられます。偏差値帯で見ると、政治経済学部と社会科学部が70.0〜78.0と高い水準です。
Q. 早稲田大学商学部の偏差値はどのくらいですか?
A. 偏差値は70.0〜75.0です。学科ではなくトラック制を採用しており、経営・会計・マーケティング、国際ビジネス・金融・保険・経済・産業の6トラックに分かれます。
Q. 早稲田大学の就職は強いのでしょうか?
A. 2016年の就職先トップ20には、みずほフィナンシャルグループ、三菱東京UFJ銀行、東京都職員Ⅰ類、東京海上日動火災保険、アクセンチュアなどが並びます。金融・保険・インフラ・コンサルティング・公務員と、進路の幅が広い点が特徴です。
Q. 国際教養学部は英語が苦手でも進学できますか?
A. 授業がすべて英語で行われ、日本語を母語とする学生は1年間の留学が必修です。英語で学び続ける前提の学部のため、入学後も英語力を伸ばし続ける意欲がある場合に向いています。
Q. 早稲田大学の倍率はどのくらいですか?
A. 学部によって差がありますが、平均で6倍前後、一部の学部では10倍を超えるとされます。志望学部の倍率は、募集要項や大学の公表資料で最新の数値を確認してください。


