早稲田大学にミスコンがない理由と歴代ミス早稲田
「早稲田大学は美女が多い?」
FAST-UP
早稲田大学にミスコンはありません。2003年の不祥事で運営サークルが解散し、大学も早稲田祭運営スタッフも類似企画を認めていないためです。現在は順位を付けないファッションショー「ワセコレ」が続いています。
2026年9月時点の情報です。
早稲田大学にミスコンがない理由
早稲田大学にミスコン(大学祭で学生の容姿などを競うコンテストの通称)が存在しないのは、2003年に起きた不祥事とその後の運営体制が理由です。慶應義塾大学のミスコンが全国的に話題になるのとは対照的に、早稲田大学では公式なコンテストが行われていません。
2003年の事件がきっかけで消滅
発端は、早稲田大学公認サークル「スーパーフリー」のメンバーが起こした事件です。女子大生に対する組織的な性的暴行があったとして、中心メンバーの学生が逮捕されました。
その3日後に「スーパーフリー」は解散し、在籍していた早稲田大学生も退学処分となりました。
同じ2003年に「第18回ミス早稲田キャンパスアイドルコンテスト」が開催されます。コンテスト内では、水着の上に白Tシャツを着た候補者7人が「和田さんスーパーフリフリゲーム」を実施しました。
性行為を連想させる内容と「スーパーフリー」を連想させる名称から、「逮捕者が出たのに反省していない」と強い非難を受けます。最終的に、ミス早稲田を運営していた「企画サークルとも~る」が解散することになりました。
2007年「Waseda Collection 2007」で復活
一度は消滅した企画ですが、2007年に「Waseda Collection 2007」が行われます。投票によってNo.1モデルを決めるという趣旨でした。
早稲田のデザイナーが早稲田のモデルをプロデュースする、ファッションショー型の企画です。
2011年からはファッションショーのみの開催
Waseda Collection、通称ワセコレは2011年から順位を付けなくなりました。大学側が「優勝者を決める方式はミスコンに該当するのではないか」と指摘したためです。
2016年には、2015年の実行委員会とは別の団体がミスキャンパスを企画しました。しかし、SNSに掲載した候補者写真の質が低いとして批判を受けます。さらに、団体の代表が早稲田大学の学生でないことや投票方式にも疑問が持たれ、開催には至りませんでした。
復活の見通しが立っていない背景
現時点で早稲田大学のミスコン復活の見通しは立っていません。大学がミスコンの開催を認めておらず、早稲田祭運営スタッフも類似企画を認めていないためです。
容姿で順位を付けるコンテストは、明治大学や法政大学でも開催されていません。同種の企画は全体として減少傾向にあります。
歴代のミス早稲田1位一覧
過去に開催されていた時期のミス・準ミスは下記のとおりです。空欄は記録が残っていない年です。
| 年 | 和暦 | ミス | 準ミス |
|---|---|---|---|
| 2006年 | 平成18年 | 丸谷那月 | |
| 2005年 | 平成17年 | 川畑麻衣 | |
| 2004年 | 平成16年 | ||
| 2003年 | 平成15年 | 林田愛 | |
| 2002年 | 平成14年 | 村井美樹 | 今井亜紀 |
| 2001年 | 平成13年 | 志水啓子 | 江田充希 |
| 2000年 | 平成12年 | 大谷有紀子 | |
| 1999年 | 平成11年 | 今井亜紀 | |
| 1998年 | 平成10年 | 森本智子 | 正本幸子 |
| 1997年 | 平成9年 | 岩崎智子 | 是洞麻樹子 |
よくある間違い:非公認イベントを公式と取り違える
「ミス早稲田」で検索して出てきた人物を、早稲田大学公式のコンテスト入賞者だと思い込むのはよくある間違いです。2016年のように、学外の団体が企画して実現しなかったケースもあります。
回避策は、主催団体名と大学・早稲田祭運営スタッフの公認の有無を確認することです。公認か否かが分からない情報は、大学の公式発表と照らし合わせて扱います。
早稲田大学で女子学生の割合が高い学部
学部によって学生の男女比や雰囲気は大きく変わります。とくに国際教養学部は、早稲田大学の中でも特徴がはっきりした学部です。
国際教養学部は帰国子女が多い
国際教養学部は約60%が女子学生です。早稲田大学全体では約60%が男子学生のため、比率が逆転している珍しい学部といえます。
また、国際教養学部には帰国子女(保護者の海外赴任などで海外に住み帰国した学生)が多く在籍します。授業のほとんどが英語で行われ、卒業には留学の経験が必要とされるためです。
語学面のハードルが高い分、入学後に求められる英語力も他学部とは異なります。学部選びの段階で確認しておきたいポイントです。
FAST-UPが見てきた「イメージで志望校を選ぶ」ときのつまずき
指導現場で多いのは、キャンパスの雰囲気や学生のイメージだけで志望校を決め、入試科目と配点の確認が後回しになるケースです。学部ごとに出題傾向が違うため、同じ大学でも対策の重さが変わります。
とくに国際教養学部のように英語の比重が大きい学部は、志望を固める時期が遅いほど準備が間に合いにくくなります。2027年度入試に向けて志望校を検討する段階では、雰囲気への興味と入試方式の確認を同時に進めると軌道修正がしやすくなります。
もう一つのつまずきは、併願校を「なんとなく同じレベル帯」で決めてしまうことです。学部ごとの難易度や科目の相性を見ずに並べると、対策が分散します。志望順位を決める前に、科目ごとの負担を書き出して比べる手順をおすすめします。
ミスコンが話題になる他大学
早稲田大学以外では、ミスコンが大学祭の目玉として続いている大学もあります。ここでは上智大学と立教大学を取り上げます。
上智大学はソフィア祭でミスコンを開催
上智大学はミッション系で国際交流が盛んな大学です。学園祭である「ソフィア祭」ではミスコンが行われています。
卒業生には、河野景子、政井マヤ、松本志のぶ、大橋未歩など、アナウンサーとして活躍する人が多数います。
立教大学は女子学生の割合が高い
立教大学は女子学生の割合が高い大学です。約2万人いる学生の半数以上が女子学生とされています。
キャンパスが池袋にあり、都会的な雰囲気があるのも特徴です。学部ごとの難易度の違いが気になる場合は、立教大学の偏差値推移を学部別に確認する記事が参考になります。入試方式から検討する場合は、立教大学の自由選抜入試(書類と面接などで選考する方式)の傾向も合わせて確認しておくと選択肢が広がります。
ミスコンを開催していない明治大学を併願先として考える場合は、明治大学の漢文の傾向と対策のように、科目単位で出題を把握しておくと準備が進めやすくなります。
まとめ
- 2003年の不祥事がきっかけで、ミス早稲田は運営サークルの解散とともに消滅した
- 2007年にWaseda Collectionとして復活したが、2011年からは順位を付けないファッションショーになった
- 大学と早稲田祭運営スタッフが認めていないため、現在も公式なミスコンはない
- 女子学生の割合が高い学部としては国際教養学部が挙げられる
学生の雰囲気は学部によって差があります。志望校を検討するときは、雰囲気だけでなく入試科目と配点も合わせて確認すると判断しやすくなります。
よくある質問
Q. ミス早稲田は今も開催されていますか。 A. 開催されていません。2003年の不祥事で運営サークルが解散し、その後も大学と早稲田祭運営スタッフがミスコンおよび類似企画を認めていないためです。
Q. ワセコレとは何ですか。 A. Waseda Collectionの通称で、早稲田の学生がモデルやデザイナーとして参加するファッションショーです。2007年に始まり、2011年からは順位を付けない形で行われています。
Q. 早稲田大学で女子学生の割合が高い学部はどこですか。 A. 国際教養学部です。約60%が女子学生で、早稲田大学全体の男女比とは逆の構成になっています。
Q. 他大学のミスコンはどうなっていますか。 A. 上智大学のソフィア祭のように継続している大学がある一方、明治大学や法政大学では開催されていません。容姿で順位を付ける企画は減少傾向にあります。


