早稲田大学は恥ずかしい?浪人入学の是非を解説
人の考えは十人十色、様々な意見を持つ人がいます。
FAST-UP
早稲田大学が恥ずかしいと言われるのは、庶民的な学生像や服装、過去の事件のイメージが残っているためです。学力や進路の面で引け目を感じる要素は乏しく、浪人して入学することも不利にはなりません。
2026年9月時点の情報です。
早稲田大学が恥ずかしいと言われる3つの理由
言われる理由は、実態よりもイメージに由来するものが中心です。代表的な3つを整理します。
| 言われる理由 | 背景にあるイメージ |
|---|---|
| 庶民的な学生が多い | 慶應義塾大学と比べて洗練されていないという見方 |
| 服装がダサい学生が多い | 服装に力を入れない学生が目立つという印象 |
| 犯罪が多い | 過去に大きく報道された事件の記憶 |
庶民的な学生が多いから
1つ目は、庶民的な学生が多いというイメージです。庶民的という言葉は、学生そのものだけでなく、学校の雰囲気や大学全体のイメージにも向けられます。
ライバルとされる慶應義塾大学は幼稚舎から通う学生も多く、その保護者に有名人や資産家が含まれることから、洗練されたイメージが形づくられてきました。一方の早稲田大学が庶民的と言われるのは、全国各地から学生が集まっているためです。地域も出身校もばらばらな学生が集まる環境が、素朴な印象につながっていると考えられます。
両校の立ち位置の違いは、序列や難易度の観点からも整理できます。詳しくは早慶上智ICUの偏差値ランキングと序列で確認できます。
服装がダサい学生が多いから
2つ目は服装です。庶民的というイメージに通じますが、服装がダサい学生が多いという印象が、恥ずかしいという言葉につながっています。慶應義塾大学はおしゃれな学生が多いイメージがあり、その対比で語られやすい面があります。
もちろん、服装にこだわる早稲田大学の学生もいます。服装に力を入れない学生が一定数いることで、全体の印象が引きずられているに過ぎません。
犯罪が多いイメージがあるから
3つ目は、犯罪が多いというイメージです。早稲田大学に関する事件で最も知られているのがスーパーフリー事件です。当時、学内にスーパーフリーというサークルがあり、大人数を集めるイベントを開催し、その二次会などで女子学生を中心に酒を飲ませ、集団強姦を行ったという事件でした。
ワイドショーを中心に大きく報道され、サークルの代表が逮捕され、のちに懲役14年の実刑判決が下りています。20年ほどが経過した今でも話題にされ、この事件を面白おかしく学園祭で語ったアーティストが問題視されたこともありました。
ただし、過去の事件のイメージだけで早稲田大学を恥ずかしいと判断するのは無理があります。現在の早稲田大学でこうした出来事は起きておらず、他の大学でも起こりうる話だからです。
浪人してまで早稲田大学に入学するのは恥ずかしい?
浪人して早稲田大学に入学することは、恥ずかしいことではありません。就職活動で問題になる学歴フィルターとほぼ無縁で、浪人を避けてワンランク下の大学に進んだ場合よりも選考の入口が広がるためです。
学歴フィルターとは、一定レベル以下の大学の学生が説明会などに参加できないという運用を指します。早稲田大学の学生であれば、この壁に阻まれずに就職活動を進められます。反対に、浪人を避けてワンランク下の大学に現役で入った場合、フィルターに引っかかる可能性は残ります。
また、大学を休学して留学する人もいれば、留年する人も一定数います。ストレートに卒業しない学生は珍しくないため、浪人の1年が大きなハンデになるわけではありません。
大企業に進む道が開けるほか、早稲田大学の卒業生が多い企業では学閥、つまり同じ大学の出身者同士でつくられる社内人脈が形成され、出身校が注目される場面もあります。早稲田ブランドが働く可能性を考えれば、浪人してでも入る価値はあります。
早稲田大学は恥ずかしくない!3つの魅力
恥ずかしいと言われる要素よりも、進学して得られるものの方が具体的です。代表的な魅力を3つ挙げます。
授業の質が高く楽しい
授業の質の高さは、早稲田大学の中心的な魅力です。他学部の授業も受けられるなど、学びたいことを自由に選べる仕組みが整っています。教授陣には実績のある研究者が多く、取り組みが最先端のケースも見られます。
著名人が講義を行うこともあり、刺激的な授業に触れられます。学習意欲がわきやすい環境は、そのまま進学先を語るときの強みになります。学部選びの観点では、早稲田大学で心理学を学べる学部のように、学問分野から探す方法も有効です。
優秀な学生と切磋琢磨できる
偏差値70前後の学生が多く在籍するため、周囲のレベルは高くなります。旧帝国大学を起源とする難関国立大学群を狙っていた学生も数え切れないほどいます。
ゼミやサークルでそうした学生と一緒になれば、互いに刺激を受けながら力を伸ばせます。気を抜かずにやりきる環境があることは、自分の目標に向かう上でも大きな意味を持ちます。
キャンパスの立地が良くおいしい飲食店が多い
早稲田大学は高田馬場を中心に複数のキャンパスを構えており、立地に恵まれています。バスを使えば東京の中心部に出られますし、電車での通学も容易です。JR、地下鉄、バスに加えて都電も使える点は特徴的です。キャンパスごとの位置関係は早稲田大学の全キャンパスの最寄り駅と所属学部で確認できます。
周辺にはおいしい飲食店が多く集まっています。わせだの弁当屋は値段が安く量も多いため、食費を抑えたい学生の味方です。手頃でおいしい店が各ジャンルにそろっており、学食以外で昼食をとる選択肢に困りません。
FAST-UPが見てきた「恥ずかしい」の正体
指導現場で「恥ずかしい」という言葉が出るとき、その対象は大学ではなく自分自身であることがほとんどです。第一志望を下げた自分、現役で決まらなかった自分を、大学名に置き換えて語ってしまう状態です。
この状態の受験生には、共通したつまずきがあります。他人の評価を基準に志望校を並べ替えてしまい、学びたい内容や入試方式の相性といった判断材料が後回しになることです。結果として対策の軸が定まらず、過去問に入る時期が遅れていきます。
一方で伸びる受験生は、周囲の評価を切り離し、学部ごとの出題傾向に関心を向けます。大学名への引け目は、具体的な対策に入った瞬間に薄れていく傾向があります。評判を調べる時間を、志望学部の問題を1年分解く時間に替えるだけでも、見え方は変わります。
よくある間違い:イメージだけで志望校を決める
よくある間違いは、世間のイメージや雰囲気だけで志望校を決めたり、外したりすることです。庶民的、おしゃれといった印象は入試にも学びにも直結せず、判断材料としては弱いものです。
回避策は、学部単位で中身を調べることです。学べる分野、受験科目、入試方式を並べて比較すれば、自分に合う選択肢が見えてきます。難易度の偏りを踏まえて選びたい場合は、早慶上智の穴場学部ランキングも参考になります。
まとめ
「早稲田大学 恥ずかしい」で検索すると、「東大に行けず早稲田へ行くのは恥ずかしいことなのか」といった、学歴に関する悩みが目立ちます。
しかし、東大に3回落ちて結果的に早稲田大学へ進学した岸田総理のように、第一志望でなかったとしても挽回の余地はいくらでもあります。浪人を重ねて進学した人が総理大臣になっている以上、恥ずかしいと決めつける理由はありません。
大学の4年間で、浪人した1年ないし2年を取り戻す覚悟で学べば、評価は後からついてきます。進学した事実を誇りに持ち、身なりにも少し気を配れば十分です。
よくある質問
Q. 早稲田大学は本当に恥ずかしい大学ですか? A. 恥ずかしいと言われる根拠は、庶民的な学生像、服装の印象、過去の事件の記憶といったイメージに集中しています。授業の質や学生のレベル、立地といった実際の条件を見れば、引け目を感じる要素は見当たりません。
Q. 浪人して早稲田大学に入ると就職で不利になりますか? A. 不利にはなりません。休学して留学する学生や留年する学生も一定数おり、ストレート卒業でない人は珍しくないためです。学歴フィルターの面では、むしろワンランク下の大学に現役で進む方がリスクが残ります。
Q. 早稲田大学と慶應義塾大学はどちらが入りやすいですか? A. 学部や入試方式によって難易度の差があるため、一律には比べられません。学部ごとの違いは慶應義塾大学の受かりやすい学部と早稲田大学との比較で整理しています。
Q. 服装が庶民的だと入学後に浮きますか? A. 浮く心配はほとんどありません。全国各地から学生が集まるため、服装の傾向も幅があります。おしゃれな学生も、服装に力を入れない学生も同じ環境で学んでいます。


