慶應義塾大学の就職先ランキング|学部別・早稲田比較
「慶應義塾大学の就職先が知りたい!」
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慶應義塾大学の就職先は、2021年度の全学部集計で慶應義塾、PwCコンサルティング合同会社、楽天グループ、アクセンチュア、三菱UFJ銀行が上位です。コンサルティング・金融・IT・商社が中心で、学部ごとに顔ぶれが変わります。
2026年9月時点の情報です。
慶應義塾大学の就職率(2021年度)
2021年度の慶應義塾大学の就職率は72%で、人数は5,599人です。
進学する人も1,224人おり、大学院に進む人も多く見られます。つまり、就職先の一覧だけでは進路の全体像はつかめません。研究職や専門職を視野に入れる場合は、大学院進学も含めて考える必要があります。
全学部の就職先ランキング(2021年度)
全学部をまとめた上位は、コンサルティングファーム・金融・IT・総合商社が中心です。学校法人である慶應義塾そのものが1位に入っているのも特徴です。
| 順位 | 会社名 |
|---|---|
| 1位 | 慶應義塾 |
| 2位 | PwCコンサルティング合同会社 |
| 3位 | 楽天グループ |
| 4位 | アクセンチュア |
| 5位 | 三菱UFJ銀行 |
| 6位 | 東京海上日動火災保険 |
| 7位 | ベイカレント・コンサルティング |
| 7位 | みずほ銀行 |
| 9位 | エヌ・ティ・ティ・データ |
| 9位 | 大和証券 |
| 9位 | 三井住友信託銀行 |
| 12位 | 野村證券 |
| 12位 | 三井住友銀行 |
| 14位 | 有限責任監査法人トーマツ |
| 15位 | ソフトバンク |
| 16位 | 有限責任あずさ監査法人 |
| 17位 | EYストラテジー・アンド・コンサルティング |
| 17位 | 野村総合研究所 |
| 17位 | 博報堂 |
| 20位 | アビームコンサルティング |
学部別の就職先ランキング(2021年度)
学部別に見ると、文系学部は業界の重なりが大きく、理系・医療系学部は専攻に沿った進路が並びます。志望学部を決める前に、同じ大学の中でも進路の出方が違う点を確認しておくと判断がぶれません。
文学部
文学部でも、金融・保険・IT・通信の大手が上位に並びます。文系学部の多くが職種を限定しない総合職採用を主な入口とするため、専攻と就職先の業界は直結しません。
| 順位 | 会社名 |
|---|---|
| 1位 | 楽天グループ |
| 2位 | 東京海上日動火災保険 |
| 3位 | アクセンチュア |
| 3位 | エヌ・ティ・ティ・データ |
| 5位 | 日本放送協会 |
| 6位 | 三菱UFJ銀行 |
| 7位 | 大和証券 |
| 8位 | 三井住友海上火災保険 |
| 8位 | 三井住友銀行 |
| 8位 | 明治安田生命保険相互会社 |
| 8位 | りそなホールディングス |
| 12位 | NTTドコモ |
| 12位 | ジェーシービー |
| 12位 | セプテーニ |
| 12位 | 第一生命ホールディングス |
| 12位 | 東京都 |
| 12位 | 日本アイ・ビー・エム |
| 12位 | 日本電気 |
| 12位 | 富士通 |
| 12位 | 横浜銀行 |
経済学部
コンサルティングファーム、メガバンク、証券、監査法人が中心です。
| 順位 | 会社名 |
|---|---|
| 1位 | PwCコンサルティング合同会社 |
| 2位 | アクセンチュア |
| 3位 | 三菱UFJ銀行 |
| 4位 | ベイカレント・コンサルティング |
| 4位 | みずほ銀行 |
| 6位 | デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー合同会社 |
| 6位 | 野村證券 |
| 6位 | 有限責任あずさ監査法人 |
| 9位 | EYストラテジー・アンド・コンサルティング |
| 9位 | 楽天グループ |
| 11位 | 大和証券 |
| 11位 | 有限責任監査法人トーマツ |
| 13位 | 三井物産 |
| 14位 | PwCあらた有限責任監査法人 |
| 14位 | アビームコンサルティング |
| 14位 | エヌ・ティ・ティ・データ |
| 14位 | デロイトトーマツコンサルティング合同会社 |
| 14位 | 東京海上日動火災保険 |
| 14位 | 博報堂 |
| 14位 | 三井住友信託銀行 |
法学部 法律学科
信託銀行・損害保険・メガバンクに加え、官公庁も入ります。
| 順位 | 会社名 |
|---|---|
| 1位 | 三井住友信託銀行 |
| 2位 | 東京海上日動火災保険 |
| 2位 | みずほ銀行 |
| 4位 | 三菱UFJ信託銀行 |
| 4位 | 有限責任監査法人トーマツ |
| 4位 | EYストラテジー・アンド・コンサルティング |
| 7位 | 三井住友銀行 |
| 7位 | PwCコンサルティング合同会社 |
| 7位 | エヌ・ティ・ティ・データ |
| 10位 | 太陽生命保険 |
| 10位 | 日本政策投資銀行 |
| 10位 | 野村総合研究所 |
| 10位 | 三菱UFJ銀行 |
| 10位 | 楽天グループ |
| 10位 | NTTドコモ |
| 10位 | 厚生労働省 |
| 17位 | デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー合同会社 |
| 17位 | 東京都 |
| 17位 | 日本航空 |
| 17位 | 日本生命保険相互会社 |
| 17位 | 野村證券 |
| 17位 | ベイカレント・コンサルティング |
法学部 政治学科
総合商社・マスコミが法律学科より目立ちます。
| 順位 | 会社名 |
|---|---|
| 1位 | PwCコンサルティング合同会社 |
| 2位 | 三菱UFJ銀行 |
| 3位 | アクセンチュア |
| 4位 | 楽天グループ |
| 5位 | ソフトバンク |
| 5位 | 東京海上日動火災保険 |
| 5位 | 三井住友信託銀行 |
| 5位 | 三井物産 |
| 9位 | 日本経済新聞社 |
| 9位 | 三菱商事 |
| 11位 | アビームコンサルティング |
| 11位 | 損害保険ジャパン |
| 11位 | 日本航空 |
| 11位 | 丸紅 |
| 11位 | みずほ銀行 |
| 11位 | 三井住友海上火災保険 |
| 11位 | 三井住友銀行 |
| 11位 | 三菱UFJ信託銀行 |
| 19位 | ENEOS |
| 19位 | KPMGコンサルティング |
| 19位 | 伊藤忠商事 |
| 19位 | エヌ・ティ・ティ・データ |
| 19位 | 共同通信社 |
| 19位 | 住友商事 |
| 19位 | 電通 |
| 19位 | 野村證券 |
| 19位 | 博報堂 |
| 19位 | 有限責任監査法人トーマツ |
商学部
コンサルティングファームと監査法人が上位を占めます。
| 順位 | 会社名 |
|---|---|
| 1位 | ベイカレント・コンサルティング |
| 1位 | 有限責任監査法人トーマツ |
| 3位 | 大和証券 |
| 3位 | 有限責任あずさ監査法人 |
| 5位 | PwCコンサルティング合同会社 |
| 6位 | 野村総合研究所 |
| 7位 | 三井住友銀行 |
| 7位 | 三井住友信託銀行 |
| 7位 | 三菱UFJ銀行 |
| 10位 | EY新日本有限責任監査法人 |
| 11位 | アビームコンサルティング |
| 11位 | エヌ・ティ・ティ・データ |
| 11位 | みずほ銀行 |
| 11位 | 楽天グループ |
| 15位 | アクセンチュア |
| 15位 | キーエンス |
| 15位 | 損害保険ジャパン |
| 15位 | 日本アイ・ビー・エム |
| 15位 | 日本生命保険相互会社 |
| 15位 | 日本電気 |
| 15位 | 博報堂 |
| 15位 | みずほ証券 |
医学部
データなしです。
理工学部
メーカーや通信に加え、コンサルティングファーム・金融も並びます。
| 順位 | 会社名 |
|---|---|
| 1位 | PwCコンサルティング合同会社 |
| 1位 | エヌ・ティ・ティ・データ |
| 1位 | 三菱UFJ銀行 |
| 4位 | NTTドコモ |
| 4位 | 日立製作所 |
| 6位 | アクセンチュア |
| 6位 | アビームコンサルティング |
| 6位 | 野村総合研究所 |
| 9位 | エヌ・ティ・ティ・データ・フロンティア |
| 9位 | オープンハウス |
| 9位 | キーエンス |
| 9位 | キヤノン |
| 9位 | 大和証券 |
| 9位 | 日本電気 |
| 9位 | 日本マイクロソフト |
| 9位 | リクルート |
総合政策学部
IT・メーカー・金融・不動産まで幅広く分散しています。
| 順位 | 会社名 |
|---|---|
| 1位 | 楽天グループ |
| 2位 | PwCコンサルティング合同会社 |
| 3位 | キーエンス |
| 3位 | 三菱UFJ銀行 |
| 3位 | リクルート |
| 6位 | キリンホールディングス |
| 6位 | ソフトバンク |
| 6位 | 日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ |
| 6位 | 野村證券 |
| 6位 | 博報堂 |
| 11位 | アクセンチュア |
| 11位 | 清水建設 |
| 11位 | 日本電気 |
| 11位 | 日立製作所 |
| 11位 | みずほ銀行 |
| 11位 | 三井住友銀行 |
| 11位 | 三井住友信託銀行 |
| 11位 | 三井不動産 |
環境情報学部
コンサルティングファームとIT・広告が中心です。
| 順位 | 会社名 |
|---|---|
| 1位 | アクセンチュア |
| 2位 | PwCコンサルティング合同会社 |
| 3位 | ソフトバンク |
| 4位 | 博報堂 |
| 4位 | 楽天グループ |
| 6位 | サイバーエージェント |
| 6位 | ベイカレント・コンサルティング |
| 8位 | ソニーグループ |
| 8位 | 大和証券 |
| 8位 | 東京海上日動火災保険 |
| 8位 | トヨタ自動車 |
| 8位 | みずほ銀行 |
| 8位 | 三井住友銀行 |
| 8位 | リクルート |
看護医療学部
上位は医療機関や大学です。国家資格を前提とした職種に進む人が多いため、文系学部とは進路の出方が大きく異なります。
| 順位 | 会社名 |
|---|---|
| 1位 | 慶應義塾 |
| 2位 | 東京大学 |
薬学部
ドラッグストア・調剤薬局・製薬企業・公的機関が並びます。こちらも国家資格を前提とした職種に進む人が多いため、文系学部とは進路の出方が大きく異なります。
| 順位 | 会社名 |
|---|---|
| 1位 | ウエルシア薬局 |
| 2位 | 慶應義塾 |
| 2位 | スギ薬局 |
| 4位 | マツモトキヨシ |
| 5位 | IQVIAサービシーズジャパン |
| 5位 | 医薬品医療機器総合機構 |
| 5位 | クリエイトエス・ディー |
| 5位 | 日本調剤 |
| 9位 | アインファーマシーズ |
| 9位 | アステラス製薬 |
| 9位 | 佐藤製薬 |
| 9位 | 中外製薬 |
早稲田大学との就職先の比較
就職先に大きな差はありません。早稲田大学の就職先ランキングにも慶應義塾大学と同じように有名企業が並び、コンサルティング・金融・IT・商社といった業界構成も近いかたちになります。
したがって、就職先だけを材料に早慶のどちらかを選ぶのは難しいといえます。受験の段階では、学部で学べる内容と入試科目の相性で比べるほうが判断しやすくなります。両大学の入試難易の見え方は早慶上智ICUの偏差値ランキングと序列、学部ごとの入りやすさは慶應義塾大学の受かりやすい学部と早稲田大学との比較で整理しています。
慶應義塾大学が就職に強い理由
理由は、卒業生のネットワーク・大学ブランド・就職支援の3つに整理できます。
三田会などの卒業生との強いつながりがあるから
1つ目は、三田会(慶應義塾大学の卒業生でつくる同窓会組織の総称)などの卒業生との強いつながりがあることです。
慶應義塾大学は卒業生に有名な人が多く、国を動かすような人物を多く輩出しています。総理大臣では犬養毅元首相、吉田茂元首相、橋本龍太郎元首相、小泉純一郎元首相と4人を輩出するほか、都道府県知事、市区町村長など数多くの人物が慶應の卒業生です。
官僚やメディア、マスコミ、文芸、企業の経営者にも慶應の卒業生がいます。日本人女性初の宇宙飛行士となった向井千秋さんなど、世界的に知られた人物も慶應の卒業生です。慶應なしに日本の近現代史は語れないといっても過言ではないほど、多くの人物が輩出されています。
大学ブランドが高いから
2つ目は、大学ブランドが高いことです。
卒業生同士の連携や絆が深く、同じ大学出身というだけで企業側が慶應卒の学生を丁重に扱う傾向にあります。大企業に行けばOB・OGが多くいるため、就職活動を進めやすい点も特徴です。いわゆる「学歴フィルター」(応募段階で出身大学によって選考対象を絞る慣行)とは無縁といわれます。
2022年度版の有名企業40社への実就職率(卒業者から進学者を除いて算出する就職率の指標)ランキングは全体の4位です。卒業生が8,000人近くいるなか、そのうちの3割強が有名企業400社に入っています(参照:東洋経済オンライン)。同規模の卒業生を持つ大学と比較しても、その数は突出しています。
就職支援プログラムが充実しているから
3つ目は、就職支援プログラムが充実していることです。キャリアセンター(就職相談や求人情報を扱う大学内の支援窓口)では、模擬面接や応募書類の添削に加え、インターン先の紹介も受けられます。
大学と関係性のある企業も多く、大学経由でさまざまな企業とつながれます。こうした仕組みを活用すれば、就職活動を進めやすくなります。
よくある間違い:就職先ランキングの順位だけで学部を決める
よくある間違いは、就職先ランキングの順位だけを見て志望学部を決めてしまうことです。上位に並ぶのは「人数が多かった企業」であり、学部の学びの内容や入試との相性を表すものではありません。
回避策は、次の3つを同じ机の上に並べて比べることです。
- 学部別ランキングに出ている業界の広がり
- 学部で扱う科目・研究テーマ
- 自分の得意科目と入試科目の組み合わせ
特に文系学部は業界の重なりが大きく、順位の上下だけで差を読み取るのは難しくなります。併願を組むなら、早慶上智の穴場学部ランキングのように入試方式の違いまで含めて検討すると、現実的な受験校リストになります。
FAST-UPが見てきた「就職から逆算する受験生」のつまずき
指導現場で多いのは、就職先の一覧を熱心に調べたのに、受験科目の確認が後回しになっているケースです。志望理由は固まっているのに、学部ごとの配点や必要科目を把握していないため、学習計画の優先順位が決まりません。
もう1つのつまずきは、業界名で志望学部を狭めすぎることです。商社や金融に行きたいからこの学部しかない、と思い込み、受験できる学部を自分から減らしてしまいます。学部別ランキングを見れば、同じ業界が複数の学部に現れていることが分かります。
就職から逆算する発想は有効です。ただし逆算の出口は「業界」ではなく「学べる内容」に置いたほうが、志望理由も入試対策も一貫します。順番としては、学部の学び→入試科目→学習計画の3段階で固めると迷いが減ります。
よくある質問
Q. 慶應義塾大学の就職先で多い業界はどこですか。 A. 全学部の集計では、コンサルティングファーム、メガバンクや証券などの金融、IT・通信、総合商社、広告が中心です。学部別でも、文系学部はこの範囲に重なる企業が多く並びます。
Q. 文学部の就職は他学部より不利ですか。 A. ランキングを見る限り、文学部でも楽天グループ、東京海上日動火災保険、アクセンチュア、エヌ・ティ・ティ・データ、日本放送協会など、他学部と重なる企業が上位に入っています。業界の幅という点で極端に狭いとはいえません。
Q. 慶應のPEARL(経済学部の英語による学位プログラム)の就職先は分かりますか。 A. 公開されている学部別の集計ではプログラム単位の内訳が示されていないため、個別の一覧は確認できません。経済学部の就職先ランキングを目安として見るかたちになります。
Q. 就職率72%という数字はどう読めばよいですか。 A. 2021年度は就職が5,599人、進学が1,224人です。大学院に進む人も一定数いるため、就職率の数字だけで進路の良し悪しは判断できません。理系学部や研究職志望の場合は、進学も含めて考える必要があります。
Q. 早稲田大学と慶應義塾大学はどちらが就職に有利ですか。 A. 就職先の顔ぶれに大きな差はありません。受験の段階では、学べる内容と入試科目の相性で選ぶほうが現実的です。キャンパスの場所や学部構成も判断材料になります(早稲田大学の全キャンパスの最寄り駅・所属学部、早稲田大学で心理学を学べる学部)。


