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#学習法

MARCHと関関同立を比較|序列・偏差値・難易度

2025年1月8日

MARCHと関関同立とは?

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MARCHは明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学、関関同立は関西大学・関西学院大学・同志社大学・立命館大学の大学群です。偏差値・人気・就職・倍率のいずれもMARCHがやや上ですが、差は小さく学部単位では逆転します。

2026年9月時点の情報です。

MARCHと関関同立とは

どちらも、関東と関西それぞれの有名私立大学をまとめた略称です。大学群とは、入試難易度や知名度が近い大学をひとまとめに呼ぶ通称を指します。

大学群含まれる大学
MARCH明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学
関関同立関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学

正式な制度上の区分ではなく、受験生や予備校の間で使われてきた呼び方です。以下、入試難易度・偏差値・人気・就職・倍率・序列の順に比較します。

入試難易度から比較

難易度は偏差値だけでは比べきれません。私立大学は大学ごと・学部ごとに入試形式が異なり、受験生との相性で合否が左右される場面が多いためです。

そこで、元の比較ではセンター試験(大学入学共通テストの前身にあたる全国共通の試験)のボーダーを用いています。MARCHで最もボーダーが低いとされる法政大学現代福祉学部と、関関同立で最もボーダーが低いとされる立命館大学産業社会学部を並べます。

大学・学部2018年度ボーダー2019年度ボーダー
法政大学 現代福祉学部80.0%87.1%
立命館大学 産業社会学部78.2%80.3%

この数値だけを見ると、MARCHの方が入試難易度は高いと言えます。いずれもボーダーが高いことに変わりはありませんが、数%の違いがあります。この差は小さいようで大きく、「立命館大学には合格したが法政大学には受からなかった」という受験生も少なくありません。

なお、この数値は当時のセンター試験に基づくものです。現在は大学入学共通テストへ移行しているため、そのまま現在の入試に当てはめて使える数値ではありません。共通テスト利用入試(共通テストの得点だけで合否が決まる私大入試方式)を考える場合は、各大学の最新の募集要項で確認が必要です。

偏差値から比較

平均的に見ると、MARCHの方が偏差値は高い傾向です。ただし学部単位では関関同立が上回る組み合わせもあります。

偏差値は複数の機関が公表しており、出所によって結果は変わります。入試方式によっても数値は動きます。ランキングが大きく入れ替わるほどではありませんが、その点を承知のうえで見てください。ここでは河合塾の学部ごとの数値を使います。

MARCHの学部別偏差値

大学学部・学科偏差値
青山学院大学国際政治経済学部 国際政治学科67.5
青山学院大学文学部 英米文学科67.5
立教大学異文化コミュニケーション学部 異文化コミュニケーション学科67.5
青山学院大学地球社会共生学部 地球社会共生学科65.0
青山学院大学文学部 日本文学科65.0
青山学院大学法学部 法学科65.0
青山学院大学経済学部 経済学科65.0
青山学院大学総合文化政策学部 総合文化政策学科65.0
中央大学法学部 法学科65.0
法政大学グローバル教養学部 グローバル教養学科65.0

青山学院大学が多くを占めています。これ以下でも、明治大学の商学部や国際日本学部、立教大学の社会学部が同じく偏差値65.0です。

関関同立の学部別偏差値

大学学部・学科偏差値
関西学院大学国際学部 国際学科67.5
立命館大学国際関係学部 国際関係学科65.0
同志社大学グローバルコミュニケーション学部 英語学科65.0
立命館大学国際関係学部 グローバルスタディーズ学科65.0
関西大学外国語学部 外国語学科62.5
同志社大学法学部 政治学科62.5
立命館大学文学部 日本史研究学科62.5
同志社大学社会学部 社会学科62.5
同志社大学商学部 商学科62.5
同志社大学グローバル地域文化学部 ヨーロッパ学科62.5

大学ごとのばらつきが大きいのが特徴です。これより後には同志社大学の心理学部などが続きます。少し下がって、偏差値60.0に関西学院大学経済学部が入ります。

偏差値ではMARCHが上

ランキング全体を見ると、MARCHの方が偏差値は高いと言えます。関関同立もMARCHも水準は高く、学部によっては互角です。平均で見たときにMARCHがやや上、という理解が実態に近いでしょう。上位帯の相場も合わせて知りたい場合は、早慶上智の偏差値ランキングと並べて見ると位置関係がつかめます。

人気から比較

全国の私立大学人気ランキング(ベスト30)では、青山学院大学が1位でした。両大学群の順位は次の通りです。

大学群大学順位
MARCH青山学院大学1位
MARCH明治大学4位
MARCH中央大学10位
MARCH立教大学18位
MARCH法政大学24位
関関同立関西大学3位
関関同立同志社大学7位
関関同立立命館大学8位
関関同立関西学院大学15位

どちらも人気ですが、全体としてはMARCHが上位に多く入っています。慶應義塾大学や早稲田大学など東京の大学が多数ランクインしていることからも、東京の大学の人気の高さがうかがえます。人気度の面ではMARCHが上と見てよいでしょう。

就職から比較

就職面は、就職できるかどうかだけでなく、人気企業・大企業にどれだけ就職できるかが重要です。同志社大学が公表している人気企業342社への就職データを並べます。

大学人気企業342社への就職割合
同志社大学35.5%
青山学院大学・立教大学31.9%
明治大学30.3%
関西学院大学30.1%
立命館大学・中央大学25.8%
法政大学24.0%
関西大学22.6%

上位2〜3割が人気企業へ進んでいる形です。全体としてはMARCHが有利と言えます。就職活動は関東で行う場合が多く、MARCHの学生は情報面でアドバンテージを持ちやすいためです。

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主要学部別の偏差値比較

学部を揃えて比べると、差が出る分野と互角の分野がはっきり分かれます。

経済学部

偏差値大学
62.5立教大学、青山学院大学、同志社大学
60.0中央大学、関西学院大学
57.5法政大学、関西大学、立命館大学

文系の王道である経済学部は互角です。大きな偏差値差はなく、MARCHと関関同立がうまく分布しています。

法学部

偏差値大学
65.0青山学院大学
62.5中央大学、立教大学、法政大学、明治大学
60.0同志社大学、立命館大学
57.5関西大学、関西学院大学

法学部はMARCHの偏差値が明確に高い分野です。MARCHの法学部は前年まで60.0だったため、水準が上がっています。

国際系学部

偏差値大学
67.5同志社大学
65.0立教大学、法政大学、関西学院大学
62.5青山学院大学、明治大学、立命館大学
60.0関西大学

国際系では同志社大学が1位です。例年は立教大学と法政大学が高い分野ですが、同志社大学の人気が高まっています。それでも上位帯にMARCHが複数入っており、層の厚さがうかがえます。

倍率から比較

メイン学部である経済系の学部で比べます。最高倍率・平均倍率ともにMARCHが上です。

大学群大学・学部倍率
MARCH明治大学 政治経済学部3.4
MARCH青山学院大学 経済学部6.0
MARCH立教大学 経済学部3.9
MARCH中央大学 経済学部5.3
MARCH法政大学 経済学部3.6
関関同立関西大学 政治経済学部5.4
関関同立関西学院大学 経済学部2.4
関関同立同志社大学 経済学部2.9
関関同立立命館大学 経済学部2.2

ただし政治経済学部で見ると、関西大学は明治大学の3.4を上回っており、人気の高さが分かります。学部単位では関関同立が上回るケースがある、という典型例です。

MARCHと関関同立の序列ランキング

偏差値をもとにした序列は次の通りです。いずれも学部ごとの最高偏差値と最低偏差値の平均値から算出した数値です。

MARCHの序列

順位大学偏差値
1立教大学62.5
2青山学院大学62.0
3明治大学61.5
4中央大学59.0
5法政大学56.0

関関同立の序列

順位大学偏差値
1同志社大学62.5
2関西学院大学58.5
3関西大学58.5
4立命館大学57.0

全9大学を合わせた序列

順位大学偏差値
1立教大学62.5
2同志社大学62.5
3青山学院大学62.0
4明治大学61.5
5中央大学59.0
6関西学院大学58.5
7関西大学58.5
8立命館大学57.0
9法政大学56.0

この序列は参考程度にとどめるのが現実的です。同じ大学でも学部ごとに偏差値の幅があり、平均値では個々の学部の難易度が見えなくなるためです。

MARCHと関関同立の違い・差

分かりやすい違いは次の3つです。

  • 人気の差
  • 立地の差
  • 入学者数の差

人気の差では、全国的にMARCHの方が高い傾向です。大学知名度ランキングでもMARCHに軍配が上がることが多くなっています。

立地の差では、MARCHは関東の都市部に位置しており、通学や就職活動の面で利点があります。将来東京で暮らしたい人にとって、大学時代から東京で生活することには一定のメリットがあります。

入学者数の差では、平均するとMARCHの方が多くなります。ただし関関同立のなかでも関西大学・関西学院大学の2校は、MARCHに並ぶマンモス校です。

よくある間違い:大学群の序列だけで志望校を決める

「MARCHの方が上だから」という理由だけで受験校を組むのは危険です。経済学部のように両群が互角の分野があり、国際系では同志社大学が最上位に来るなど、学部単位では順序が入れ替わるためです。

回避策は、志望する学部・学科単位で偏差値と倍率を並べ、さらに入試科目と配点を確認することです。配点の重い科目が得意科目と一致しているかどうかで、合格可能性は大きく変わります。大学群の序列は、候補を絞る最初の段階だけで使うのが安全です。

FAST-UPが見てきた併願でのつまずき

指導の現場では、関東と関西の両方を受けようとして計画が崩れる例をよく見ます。大学ごとに出題形式が異なるため、過去問演習の対象が増えるほど1校あたりに割ける時間が減るからです。

もう一つ多いのが、大学群単位で「届きそう」と判断してしまうケースです。模試の判定は学部・方式ごとに出るのに、大学名でまとめて見てしまい、実際には対策が手薄な学部を本命にしていたという相談が毎年あります。

逆に伸びる受験生は、第一志望の配点に合わせて科目の優先順位を決めています。英語の配点が高い方式を本命にするなら英語に時間を寄せる、といった判断です。併願校も、同じ科目構成で受けられるところから選ぶと、負担が増えにくくなります。第一志望に届かず進路を迷った場合の選択肢については、大学生の浪人割合や仮面浪人と就職の関係も合わせて確認しておくと判断しやすくなります。

まとめ

入試難易度・偏差値・人気・就職・倍率のどの面でも、MARCHがやや有利という結果になりました。ただし差は大きくありません。

学部単位では関関同立が上回る場面もあり、経済学部のようにほぼ互角の分野もあります。立地や学びたい内容を含めて、自分に合う大学を学部単位で検討してください。

よくある質問

Q. MARCHと関関同立はどちらが難しいですか。 A. 平均で見ればMARCHの方が偏差値もセンターボーダーも高く、倍率も上です。ただし差は小さく、学部単位では関関同立が上回る組み合わせもあります。経済学部のように両群がほぼ同水準の分野もあります。

Q. 明治大学は関西でいうとどの大学にあたりますか。 A. 偏差値をもとにした序列では、明治大学が61.5、同志社大学が62.5で近い位置にあります。学部ごとの難易度は異なるため、志望学部単位で比べるのが確実です。

Q. 関関同立とは何の略ですか。 A. 関西大学・関西学院大学・同志社大学・立命館大学の4校をまとめた呼び方です。関東のMARCH(明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学)に対応する関西の大学群として使われます。

Q. 就職で有利なのはどちらですか。 A. 人気企業342社への就職割合では同志社大学が35.5%で最上位ですが、全体としてはMARCHが有利です。就職活動は関東で行う場合が多く、情報面での差が出やすいためです。

Q. MARCHと関関同立を併願してもよいですか。 A. 併願自体は可能ですが、大学ごとに出題形式が異なるため対策量が増えます。科目構成や配点が近い大学・方式から組み合わせると、負担を抑えやすくなります。

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