学習院大学の滑り止めと併願パターン
「学習院大学のおすすめ滑り止め校は?」
FAST-UP
学習院大学の滑り止めは、日東駒専、成成明学獨國武、GMARCHの他学部という3方向から選ぶのが基本です。受験数は1〜4校に絞ります。学習院大学の入試は例年2月上旬のため、1月下旬以前に試験がある大学を組み込むと落ち着いて臨めます。
2026年9月時点の情報です。
学習院大学の滑り止めを受ける数は1〜4校以内
滑り止め(合格の可能性が高い併願校)として受ける大学は、1〜4校以内に絞ることがおすすめです。1〜4校以内に絞る理由は、効率的に受験できるからです。
多くの大学を受験すると、各大学の過去問や入試情報を把握するのが大変になります。結果として、それぞれの大学に対する対策が十分にできなくなる可能性があります。
また、受験期間中の体力や精神力も考慮が必要です。無理をせず、自分の力量に合った数の滑り止め校を選ぶことが大切です。
学習院大学の滑り止め校の選び方
選び方の軸は2つです。学力レベルと試験日程から絞り込みます。
12月時点での自分の学力レベルから選ぶ
まず12月時点での自分の学力レベルを考慮して、滑り止め校を選びます。
この時期には、すでにいくつかの模試を受けているはずです。自分の学力レベルが把握できている時期だと言えます。自分の学力に合った大学を滑り止め校として選ぶことで、合格の可能性が高まります。
例えば学習院大学の偏差値が60である場合、滑り止め校として偏差値が55〜58の大学を選ぶと良いでしょう。このように、自分の学力レベルに合わせて滑り止め校を選ぶことが大切です。学部ごとの偏差値の動きが気になる場合は、立教大学の偏差値推移を学部ごとに解説した記事のように、学部単位で水準を確認する視点も役立ちます。
試験日程が早い学部を選ぶ
次に、試験日程が早い学部を滑り止め校として選ぶことも大切です。試験日程が早い学部を選ぶことで、もし合格できなかった場合でも、他の大学の試験に臨む時間が確保できます。
学習院大学の一般選抜(学力試験を中心に合否を決める入試方式)は、例年2月上旬です。そのため試験日程が1月下旬以前の大学を滑り止め校として選ぶと良いでしょう。学習院大学の入試より前に結果が出る大学を押さえておくと、以降の試験に落ち着いて臨めるためです。
早い日程で合格を得られれば、準備時間が確保できるとともに、気持ちにも余裕が生まれます。
学習院大学のおすすめ滑り止め校
候補は日東駒専、成成明学獨國武、GMARCHの他学部です。偏差値帯の目安は次のとおりです。
| 大学群 | 偏差値の目安 | 学習院大学との位置関係 |
|---|---|---|
| GMARCH | 60〜65程度 | 学習院大学と同じ層 |
| 成成明学獨國武 | 55前後 | GMARCHと日東駒専の間 |
| 日東駒専 | 50〜55程度 | 滑り止めとして選びやすい層 |
日東駒専
まずは日東駒専をおすすめします。日東駒専は、日本大学、東洋大学、駒澤大学、専修大学の4つの大学の総称です。多くの学習院大学の受験生が滑り止めとして日東駒専を選んでいます。
理由は偏差値がちょうどよいからです。GMARCHの偏差値が60〜65程度であるのに対し、日東駒専の偏差値は50〜55程度です。これは受験生が安心して合格できる範囲であり、滑り止めに向いています。
成成明学獨國武
次に、成成明学獨國武です。成成明学獨國武は、成城大学、成蹊大学、明治学院大学、獨協大学、國學院大學、武蔵大学を指します。
関東圏で人気がある一方、関西圏ではまだ浸透していないためマイナーな選択肢とされています。
しかし成成明学獨國武の偏差値は55前後で、GMARCHと日東駒専の間に位置します。少しリスクはあるものの、日東駒専と併せて受けることで、十分滑り止めとして機能します。
GMARCHの他学部
最後に、GMARCHの他学部を併願する方法です。GMARCHは、学習院大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学の大学グループです。首都圏の私立大学の中でも偏差値が高いことで知られています。
学習院大学もGMARCHのため、滑り止めとしては機能しにくいのも確かです。学習院大学自身がGMARCHに含まれ、偏差値帯が重なるためです。
それでも受験戦略として、GMARCHの他の大学や学部を併願することは有効です。自分の得意科目が活かせる大学や学部があるかもしれません。出題科目ごとの相性を確かめたい場合は、明治大学の漢文の入試傾向と対策や青山学院大学国際政治経済学部の英語の傾向と対策のように、科目単位で傾向を見る方法が参考になります。立教大学のように学力試験以外の方式を持つ大学もあり、立教大学の自由選抜入試の面接と質問例も併願の幅を広げる材料になります。
よくある間違い
よくある間違いは、不安から滑り止めを増やし続けてしまうことです。受験校が増えるほど過去問演習が分散し、本命の学習院大学の対策時間が削られます。
回避策は、出願前に上限を決めておくことです。滑り止めは1〜4校以内とし、同じ入試方式や似た出題傾向の大学でまとめると、1校あたりの追加負担を抑えられます。日程が重なる学部を複数押さえるより、日程の早い1校を確実に仕上げる形に寄せると管理しやすくなります。
また、合格後に必要な費用の確認も出願前に済ませておくと安心です。学習院大学については学習院大学の4年間の学費と入学金の締め切り日、学費免除・奨学金の情報を確認しておくと、併願の優先順位を決めやすくなります。
FAST-UPが見てきた滑り止め選びのつまずき
指導現場で多いのは、滑り止めを「受ければ受かる大学」と考えてしまうことです。実際には、出題形式が本命と違う大学ほど、初見で解きにくくなります。偏差値の上下だけで決めると、ここでつまずきます。
もう一つのつまずきは、出願の決定を12月以降に先延ばしにする形です。本命の対策が追い込みに入る時期に受験校を考え始めると、過去問に触れる余裕がなくなります。秋のうちに候補を洗い出し、模試の結果で最終判断するだけの状態にしておくと、直前期の負担が軽くなります。
併願校の過去問は、全科目をやり込む必要はありません。配点の大きい科目から形式に慣れておく進め方が現実的です。
まとめ
学習院大学のおすすめ滑り止め校と選び方を整理しました。要点は次のとおりです。
- 滑り止めは1〜4校以内に絞る
- 12月時点の学力レベルを基準にする
- 試験日程が1月下旬以前の大学を組み込む
- 日東駒専、成成明学獨國武、GMARCHの他学部から選ぶ
よくある質問
Q. 学習院大学の滑り止めは何校受けるのが適切ですか。 A. 1〜4校以内がおすすめです。校数が増えると過去問や入試情報の把握が追いつかず、対策が薄くなる可能性があります。体力と精神力の消耗も考え、自分の力量に合った数に絞ります。
Q. 日東駒専と成成明学獨國武はどちらを滑り止めにすべきですか。 A. 日東駒専の偏差値は50〜55程度で、安心して合格を狙える層です。成成明学獨國武は55前後でGMARCHと日東駒専の間にあたるため、少しリスクがあります。両方を組み合わせる形が無理のない併願パターンです。
Q. GMARCHの他大学は滑り止めになりますか。 A. 学習院大学もGMARCHに含まれるため、滑り止めとしては機能しにくいです。ただし得意科目が活かせる学部がある場合は、併願先として有効です。合格可能性を担保する役割は、より偏差値帯の低い大学に任せます。
Q. 滑り止めの出願はいつまでに決めればよいですか。 A. 12月時点の学力レベルを判断材料にできるよう、秋のうちに候補を絞っておくと動きやすくなります。試験日程が1月下旬以前の大学を含めるには、出願期間を早めに確認しておく必要があります。


