早慶上理の偏差値ランキングと学部別難易度
1980年代から受験の専門家で使われてきた早慶上智。
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早慶上理は早稲田大学・慶應義塾大学・上智大学・東京理科大学の4校を指す大学群です。偏差値は55.0〜72.5の範囲で、最上位は慶應義塾大学の総合政策・環境情報・医学部の72.5。GMARCHとは5ほどの差があります。
2026年9月時点の情報です。
早慶上理とは
早慶上理は、早稲田大学・慶應義塾大学・上智大学の「早慶上智」に、東京理科大学を加えた4校の大学群です。1980年代から受験の専門家の間で使われてきた早慶上智に、プラスアルファの大学を加えた呼び方が増え、その1つとして早慶上理が登場しました。
4校はいずれも入試や学部編成の改革を進めています。大学ごとの最近の動きは次のとおりです。
早稲田大学
最も古い私立大学として慶應義塾大学と双璧をなす早稲田大学は、入試改革の真っ最中です。教育学部では、一定の倍率に達した場合に共通テスト(大学入学共通テスト。1月に全国一斉に実施される共通試験)で足切り(出願が多いときに一次段階で受験者を絞る仕組み)を行う入試形式が導入されています。改革を続け、求める人材をより確実に見極めようとする姿勢が表れています。
慶應義塾大学
源流を江戸時代の中津藩の藩校に持つ慶應義塾大学も、早稲田に負けじと入試改革を進めてきました。目玉は、共通テスト導入にかなり先んじてセンター試験利用入試を廃止したことです。共通テスト利用入試(共通テストの成績だけで合否が決まる方式)にあたる枠は労力をかけずに受験料を集められ、大学によっては資金源になっていましたが、すべて独自問題にしたことで一定のレベルを保ち続けています。
上智大学
慶應義塾大学が早くにセンター試験利用入試を廃止する一方、最近になって共通テストを導入したのが上智大学です。導入にあたり課題も出ましたが、データサイエンスの授業が必須になるため、文系でも数学の試験を課すなど新たな方向性が示されています。早慶に負けないための改革が進んでいる状況です。
東京理科大学
理系の私立大学では最高峰に位置する東京理科大学は、「理学の普及」をベースに改革を進めています。学科の新設や名称変更を積極的に行い、体系的な整備を進めている段階です。より実践的で、より専門的な学部学科へと移りつつあり、専門性の強い学科がさらに出てくることが予想されます。
早慶上理・早慶上智の偏差値ランキング
学科単位で並べると、上位は慶應義塾大学と早稲田大学の文系看板学部および慶應義塾大学の医学部、下位は東京理科大学の一部学科が占めます。同じ大学でも、学部や学科によって偏差値帯は大きく変わります。私立大学の一般入試は学部ごとに試験科目や配点が定められているためです。
| 順位 | 偏差値 | 大学・学部・学科 |
|---|---|---|
| 第1位タイ | 72.5 | 慶應義塾大学総合政策学部総合政策学科、慶應義塾大学医学部医学科、慶應義塾大学環境情報学部環境情報学科 |
| 第4位タイ | 70.0 | 早稲田大学国際教養学部国際教養学科、早稲田大学政治経済学部政治学科、早稲田大学政治経済学部経済学科、早稲田大学政治経済学部国際政治経済学科 |
| 第8位タイ | 67.5〜70.0 | 早稲田大学文化構想学部文化構想学科、早稲田大学文学部文学科、早稲田大学商学部商学科、上智大学経済学部経営学科 |
| 第12位タイ | 67.5 | 慶應義塾大学法学部法律学科、慶應義塾大学法学部政治学科、慶應義塾大学経済学部経済学科、早稲田大学社会科学部社会科学科、早稲田大学法学部法学科、早稲田大学先進理工学部生命医科学科、上智大学法学部法律学科、上智大学法学部国際関係学科、上智大学総合人間学部心理学科、上智大学総合人間学部社会学科 |
| 第22位タイ | 62.5〜67.5 | 上智大学経済学部経済学科 |
| 第22位タイ | 65.0〜67.5 | 慶應義塾大学商学部商学科、早稲田大学教育学部教育学科、早稲田大学人間科学部人間環境学科、上智大学外国語学部英語学科 |
| 第27位タイ | 65.0 | 慶應義塾大学文学部人文社会学科、慶應義塾大学理工学部学問A〜E、早稲田大学教育学部国語国文学科、早稲田大学教育学部英語英文学科、早稲田大学教育学部社会科、早稲田大学教育学部複合文化学科、早稲田大学基幹理工学部学系Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、早稲田大学創造理工学部建築学科、早稲田大学創造理工学部経営システム工学科、早稲田大学創造理工学部環境資源工学科、早稲田大学先進理工学部物理学科、早稲田大学先進理工学部応用物理学科、早稲田大学先進理工学部化学・生命化学科、早稲田大学先進理工学部応用化学科、早稲田大学先進理工学部電気・情報生命工学科、上智大学文学部史学科、上智大学文学部国文学科、上智大学文学部英文学科、上智大学文学部新聞学科、上智大学外国語学部ドイツ語学科、上智大学総合人間学部教育学科、上智大学総合人間学部社会福祉学科、上智大学総合グローバル学部総合グローバル学科、上智大学法学部地球環境学科 |
| 第57位タイ | 62.5〜65.0 | 早稲田大学人間科学部健康福祉学科、早稲田大学人間科学部人間情報学科、上智大学外国語学部フランス語学科、上智大学外国語学部イスパニア語学科 |
| 第61位タイ | 62.5 | 慶應義塾大学薬学部薬学科、慶應義塾大学薬学部薬科学科、早稲田大学教育学部理学科、早稲田大学教育学部数学科、早稲田大学創造理工学部社会環境工学科、早稲田大学創造理工学部総合機械工学科、上智大学文学部哲学科、上智大学文学部ドイツ文学科、上智大学文学部フランス文学科、上智大学外国語学部ポルトガル語学科 |
| 第71位タイ | 60.0〜62.5 | 上智大学外国語学部ロシア語学科、上智大学理工学部情報理工学科、東京理科大学理学部数学科、東京理科大学理学部物理学科、東京理科大学理学部応用化学科、東京理科大学工学部情報工学科、東京理科大学工学部機械工学科、東京理科大学工学部建築学科 |
| 第79位タイ | 60.0 | 慶應義塾大学看護医療学部看護学科、上智大学理工学部物質生命理学科、上智大学理工学部機能創造理学科、東京理科大学工学部電気工学科、東京理科大学先進工学部電子システム工学科、東京理科大学理工学部情報科学科、東京理科大学理工学部建築学科、東京理科大学薬学部薬学科、東京理科大学薬学部生命創薬科学科、東京理科大学理学部化学科 |
| 第89位タイ | 57.5〜60.0 | 東京理科大学経営学部経営学科、東京理科大学経営学部国際デザイン経営学科、東京理科大学理学部応用数学科、東京理科大学先進工学部マテリアル創成工学科、東京理科大学先進工学部生命システム工学科、東京理科大学理工学部数学科、東京理科大学理工学部物理学科、東京理科大学理工学部応用生物学科、東京理科大学理工学部経営工学科、東京理科大学理工学部機械工学科 |
| 第100位タイ | 57.5 | 上智大学神学部神学科、上智大学総合人間学部看護学科、東京理科大学経営学部ビジネスエコノミクス学科、東京理科大学理学部応用物理学科、東京理科大学工学部工業化学科、東京理科大学理工学部電気電子情報工学科 |
| 第106位 | 55.0〜57.5 | 東京理科大学理工学部先端化学科 |
| 第107位 | 55.0 | 東京理科大学理工学部土木工学科 |
早慶上理の偏差値を学部ごとに紹介
学部単位で見ると、早稲田大学と慶應義塾大学が上の帯、上智大学が幅広い帯、東京理科大学が理系の中で高い帯に並びます。
早稲田大学
早稲田大学全体の偏差値は62.5〜70.0です。理系の偏差値が東京理科大学を上回っており、理系学部においても早稲田が席巻しようとしています。
| 学部 | 偏差値 |
|---|---|
| 政治経済学部 | 70.0 |
| 国際教養学部 | 70.0 |
| 社会科学部 | 70.0 |
| 商学部 | 67.5〜70.0 |
| 法学部 | 67.5 |
| 文学部 | 67.5 |
| 文化構想学部 | 67.5 |
| 先進理工学部 | 65.0〜67.5 |
| 教育学部 | 62.5〜67.5 |
| 基幹理工学部 | 65.0 |
| 人間科学部 | 65.0 |
| 創造理工学部 | 62.5〜65.0 |
| スポーツ科学部 | 記載なし |
法学部
早稲田大学の中でも入試難易度は高い学部です。入学してからはそれに見合った落ち着いた環境が整い、就職にも強いのが特徴です。
政治経済学部
早稲田大学の代表的な学部で、偏差値は早稲田最高です。看板学部とあって講義レベルは非常に高く、政治と経済を同時に学べる点への評価が高いのがポイントです。
商学部
就職の強さが特徴です。学内に起業家育成講座があるなど、普通に就職するだけでなく起業という選択肢も与えられているのが他の大学にはない良さと言えます。
教育学部
7つの科があり、社会科や数学科など幅の広さが見られます。その幅の広さを多様性あふれる学びの場として捉え、色々な学びに活用したい学生にとっていい環境です。
国際教養学部
早稲田大学の中でも最上位の偏差値です。英語で授業を展開し、英語力向上が見込める学部となっています。日本でなかなか育たないグローバル人材が1人でも多く巣立つようなカリキュラムが組まれています。
文学部
専攻が多種多様で、心理学から美術まで幅広く取りそろえられています。入学当初に方向性を定めきれない学生も、1年間で全方位的に専攻に触れられるため、どんな成長を遂げたいか深く考えられます。
文化構想学部
楽しく学ぶ環境が整えられ、自分がやりたいことを探求できるのが特徴です。主体的・能動的に勉学に取り組みたい人に向いており、就職にも役立つことが多い学部です。
社会科学部
授業の多さが特徴で、バラエティに富んでいるのが社会科学部ならではの点です。1つのことを探求し続けるよりも全方位的に学びたい人にとって、刺激的な学部と言えます。
基幹理工学部
入試は複数の学系にまとめられ、1年生はその学系で基礎を重ね、2年以降は学びたい学科へ進みます。最初の1年間でいかに基礎を築けるかが大事で、2年以降は幅広い選択肢が用意され、じっくり進路を考えられます。
創造理工学部
5つの科があり、基幹理工学部と同様に1年次に基礎的学習を重ねてから専門的なことを学びます。大学院への進学を想定する学生も多く、そこまで含めての就職率が良いのも魅力です。
先進理工学部
6つの科があり、1年生のときから専門的内容を幅広く学べます。実験設備は最新のものが用意され、最新の研究を行う研究室も多く、知的好奇心をくすぐられる環境が整っています。
人間科学部
キャンパスが所沢にあり、緑に囲まれた落ち着いた雰囲気で学べます。他の学部と比べて必須科目が多い一方、自由度が高く別の学科の授業も受けられ、文系理系の枠組みにないため幅広く学べます。
スポーツ科学部
トレーナーを目指す学生などが集まる学部です。スポーツ科学を学べるため、スポーツを実際にやっている人やスポーツに携わりたい人など、様々な考え方を持つ人が一堂に会し、スポーツが好きな人に評判の良い学部です。
慶應義塾大学
慶應義塾大学は偏差値60.0〜72.5ですが、実際は65以上に集中しており、早稲田と偏差値分布はあまり変わりません。
| 学部 | 偏差値 |
|---|---|
| 総合政策学部 | 72.5 |
| 環境情報学部 | 72.5 |
| 医学部 | 72.5 |
| 法学部 | 67.5 |
| 経済学部 | 67.5 |
| 商学部 | 65.0 |
| 文学部 | 65.0 |
| 理工学部 | 65.0 |
| 薬学部 | 62.5 |
| 看護医療学部 | 60.0 |
法学部
2つの学科がいずれも同じ偏差値です。附属高校から進学してきた学生の一番人気の学部であり、政治や法律以外にも自然科学など一般教養につながる授業が用意され、幅広く学べます。
経済学部
老舗の学部として全国的に知られ、多くの企業でOG・OBが働いていることもあって就職に強いことでも知られます。資格取得を目指すゼミがあるなど、より実践的に学ぶ環境が整えられています。
商学部
将来的に公認会計士を目指したい学生にとって、バックアップ体制が整っているのが特徴です。商学部でありながら経済やマーケティングなども学べるため、より実践的な内容をつかめます。
文学部
三田文学に代表され、慶應の文学部に憧れを持つ人が多く、深いところまで学べるのが魅力です。比率的に女性が多い学部で、全体的に落ち着いた雰囲気が漂うのも特徴です。
理工学部
実に11の学科があります。1年生のうちは5つの学問があり、その中から選んで2年生のときにどの学科を専攻するかを決めます。学んでいく中で納得できる学科を選べるので、後悔が生じにくい仕組みです。
総合政策学部
早慶上理の中で最も高い偏差値を誇る学部です。湘南藤沢キャンパスを代表する学部の1つであり、主体性さえあればいくらでも学問の楽しさを体感できます。起業家が多いのもこの学部の特徴です。
環境情報学部
総合政策学部と同じく湘南藤沢キャンパスにあり、トップクラスの偏差値です。やや理系寄りというだけで、総合政策学部と傾向はあまり変わりません。やりたいことを見つけられるかが鍵で、その環境はベンチャー的と言えます。
医学部
北里柴三郎が初代学長を務めるなど、日本の医学部の中でも権威があり、多くの医学者を輩出してきました。名だたるエリートが大学病院に在籍し、医学を突き詰めたい人にとってこれ以上ない環境です。
薬学部
元々は別の薬科大学と合併して誕生した学部で、他の学部とは雰囲気が若干異なりますが、学びやすさに変わりはありません。人気が高い薬剤師を目指すには適した環境と言えます。
看護医療学部
医学部も薬学部もあり、学部が連携して学べることから、より深いところまで学習できます。研修先も慶應の附属病院で、そのまま就職もできるため、一生懸命取り組めばその先が見えやすい学部です。
上智大学
上智大学の偏差値は57.5〜70.0です。法学部や経済学部などは早慶と互角にあり、早慶上智を長く形成してきた効果も大きそうです。
| 学部 | 偏差値 |
|---|---|
| 経済学部 | 67.5〜70.0 |
| 法学部 | 65.0〜67.5 |
| 外国語学部 | 62.5〜67.5 |
| 総合人間科学部 | 57.5〜67.5 |
| 総合グローバル学部 | 65.0 |
| 文学部 | 62.5〜65.0 |
| 理工学部 | 60.0 |
| 神学部 | 57.5 |
| 国際教養学部 | 偏差値なし |
法学部
3つの学科がありますが、いずれの学科もしっかりと課題が出され、まじめに取り組める環境が整えられています。学習のやりがいを感じやすいカリキュラムで、就職のサポートも万全です。
経済学部
経済学科と経営学科があり、他の学部に比べると必修科目が少ない分、幅広い授業を受けて教養をつけていけます。いい意味で主体性が問われ、キャリアデザインを考えられる人向けの学部です。
文学部
7つの学科から選べ、日本ではあまりない新聞学科もあります。ドイツ語などなじみの薄い学科も、入学時に知識がなくても徹底的に学べるバックアップ体制が整っています。
神学部
日本唯一の神学部とあって、モチベーションを高く授業に臨む学生が多く、教員との距離が近いのが特徴です。学部自体の人数も少ないため、面倒見よく見守ってくれる雰囲気が見られます。
外国語学部
イスパニア語学科など6つの学科があります。ネイティブスピーカーの講師もいるなど指導力もしっかりしており、丁寧に学習を進められます。外資系企業への就職など、就職面でも強さを見せます。
国際教養学部
上智大学の国際教養学部には偏差値が示されていません。書類審査などで入学が決まるため、一般入試の難易度を偏差値で表しにくいからです。英語で学んでいくため英語力が問われますが、学ぶ内容が多岐にわたり、徐々に楽しさを感じられる学部です。
総合人間科学部
偏差値の幅がとても広い学部です。看護学科が57.5と低いものの、その他は65もしくは67.5と高めです。意識が高い学生が多く、自然とその意識の高さに引っ張られていくのが特徴です。
総合グローバル学部
国際的な仕事やグローバル人材への憧れが強い人に向いている学部です。自由な環境なので、学びたいことがあればそれを追求でき、学びの楽しさを感じやすい学部です。
理工学部
3つの学科が存在します。中でも物質生命理工学科は、名前の通り化学や物理、生物の要素を織り交ぜた学科のため、多様性を感じさせる学習に触れられます。色々な学びができる分、就職の際に強さを発揮します。
東京理科大学
東京理科大学の偏差値は55.0〜62.5です。理系学部でみれば早慶に準ずる偏差値であり、日本最古の私立の理系大学としての面目を保っています。
| 学部 | 偏差値 |
|---|---|
| 工学部 | 57.5〜62.5 |
| 経営学部 | 60.0 |
| 薬学部 | 60.0 |
| 理学部 | 57.5〜60.0 |
| 先進工学部 | 57.5〜60.0 |
| 理工学部 | 55.0〜60.0 |
経営学部
国際デザイン経営学科が新設されるなど、進化の途上にあります。勉強が好きで学びながら成長したい人に向いており、データ分析や金融などが学べ、特に数学にかなり力を入れています。
理学部
夜間系の第二部もあるため、多種多様な人たちが集まります。しっかりと学んでいる人しか進級できないためか真剣度は高く、専門性も高いため、就職率の高さにつながっています。
工学部
課題が多いため、必死に授業に食らいついていき、その中でスキルを磨いていくことができます。研究にも当然力を入れており、学びたいことを深めたい場合に最適な環境が用意されています。
先進工学部
近年新設された学部です。世界のトレンドであるデザイン思考を取り入れたほか、1年生のときは北海道の長万部キャンパスで学ぶ形だったところ、一貫して東京の葛飾キャンパスで学べるようになったのが大きな要素です。
理工学部
実に10の学科が存在しており、すでに学びたい専門分野がある人にとって良い環境が整えられています。理工学部も改革の途上にあるため、今後大きな変革が見られるかもしれません。
薬学部
偏差値以上に進級がとても難しい分、まじめに取り組む人にとっては安心して勉学に励める環境です。薬剤師の国家試験対策を丁寧に行うなど、6年間学び続けたい人に向いています。
早慶上理と他大学の偏差値比較
他の大学群と比べると、早慶上理はGMARCHの上に位置し、日東駒専とは大きく離れ、国際基督教大学(ICU)とは近い帯に並びます。偏差値推移や早慶上智に絞った比較は早慶上智の偏差値ランキングを扱った記事も合わせて確認できます。
| 比較対象 | 偏差値の位置づけ |
|---|---|
| GMARCH | ボリュームゾーンは60.0や62.5。早慶上理とおよそ5の差 |
| 日東駒専 | ボリュームゾーンは偏差値55あたり。10以上の差 |
| ICU(国際基督教大学) | 偏差値67.5で早慶上理とほぼ互角 |
早慶上理とGMARCH
GMARCHは一部学科で早慶上理と同じような偏差値を誇る一方、ボリュームゾーンは60.0や62.5にあるため、だいたい偏差値5ほどの違いがあります。この差は一貫して変わらず、大きな変化は起こりにくいでしょう。
早慶上理と日東駒専
日東駒専のボリュームゾーンは偏差値55あたりなので、偏差値は10以上の差がついています。東洋大学が近年MARCHの一部大学とセットの大学群になるなど進化を遂げているものの、この差がついている状況は変わりにくいでしょう。
早慶上理とICU
1学部1学科しかないものの、リベラルアーツ(分野を限定せず幅広い学問を横断して学ぶ教育方針)の大学として大変有名なのがICU、国際基督教大学です。偏差値は67.5と早慶上理とほぼ互角で、アメリカ的な大学の雰囲気が好きな人にとっては、ICUと早慶が同じくらいの志望度合いになる可能性があります。
FAST-UPが見てきた早慶上理志望者のつまずき
指導現場で多いのは、大学群の名前を単位にして志望校を決めてしまうパターンです。ランキングを見れば分かるように、同じ大学内でも学部によって偏差値帯は上下に広がります。「早慶上理だから全部この難易度」と考えると、出願校の組み方がぶれます。
もう1つ目立つのが、偏差値帯だけを見て対策を共通化してしまうケースです。偏差値帯が近い学部でも、合格に必要な対策は同じになりません。一般入試の問題は大学ごとに作成され、科目構成や出題形式が異なるためです。早稲田大学と慶應義塾大学の社会科目の違いは、早慶の日本史の難易度と対策をまとめた記事で確認できます。
理系では、東京理科大学を併願先として位置づける受験生が多く見られます。ただし学科ごとの偏差値帯の幅が大きいため、学科単位で確認しないまま出願すると、想定と実際の難易度がずれます。併願は大学名ではなく学科名で並べ直すと判断しやすくなります。
よくある間違い
大学群のランキング上位・下位だけを見て「この大学は届く/届かない」と判断してしまうのが、よくある間違いです。学科単位では偏差値が55.0から72.5まで分布しており、大学名だけでは難易度の見当がつきません。
回避策は2段階で確認することです。
- 志望大学の学科ごとの偏差値帯を一覧で書き出す
- 候補を絞ったら過去問を解き、科目構成と出題形式を比べる
この順序にすると、偏差値帯が同じ学部の中でも相性の良い学部が見えてきます。
まとめ
早慶上理はそれぞれ今後を見据えた改革を行っており、より魅力的な大学にするために努力しています。前向きに取り組む姿勢が続いている点が共通しています。少子化で子どもが減っていく中、いかに魅力を打ち出していくかが、今後の注目点です。
志望校選びでは、大学群という括りよりも、学科ごとの偏差値帯と出題傾向を手がかりにする方が実際の計画に落とし込みやすくなります。
よくある質問
Q. 早慶上理とはどの大学の組み合わせですか。
A. 早稲田大学・慶應義塾大学・上智大学の早慶上智に、東京理科大学を加えた4校の大学群です。早慶上智にプラスアルファの大学を加えた呼び方の1つとして広まりました。
Q. 早慶上理で最も偏差値が高い学部はどこですか。
A. 慶應義塾大学の総合政策学部・環境情報学部・医学部で、いずれも72.5です。次に早稲田大学の国際教養学部と政治経済学部の70.0が続きます。
Q. 早慶上理とGMARCHの難易度の差はどのくらいですか。
A. GMARCHのボリュームゾーンは60.0や62.5のため、だいたい偏差値5ほどの違いがあります。GMARCHの一部学科は早慶上理と同じ帯に入ります。
Q. 東京理科大学は早慶より入りやすいのですか。
A. 偏差値は55.0〜62.5で、早慶の理系学部より下の帯にあります。早稲田大学の理系は東京理科大学を上回る偏差値ですが、理系の私立大学全体で見れば早慶に準ずる水準です。
Q. 上智大学の国際教養学部に偏差値が載っていないのはなぜですか。
A. 書類審査などで入学が決まる方式のため、一般入試の難易度を偏差値で表しにくいためです。英語で学ぶため、英語の能力が問われます。


