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#学習法

倫理の勉強法を徹底解説!共通テスト倫理の勉強法や参考書もご紹介

2025年1月18日

海外の哲学者や思想家の考え方や概念を学び

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海外の哲学者や思想家の考え方や概念を学び、国家の在り方にどのようにつながっていくのかなどを学んでいくのが倫理です。文系学生が利用するケースもある一方、高校で倫理の科目がなく、独学で励んでいる人も多いのが特徴です。

今回は倫理の勉強法や特徴、共通テストにおける学び方やおすすめの参考書をまとめました。

高校倫理の概要

倫理で学ぶこととは?

倫理では思想家や哲学者の考えや言葉に触れて、人間としての生き方、国家の在り方などを学んでいきます。思想家の考えを学んでいくことから始まり、その考えや言葉が今の生活とどのように密接しているのかを知ります。一方で、哲学史と呼ばれる分野が倫理全体の多数を占めており、思想家の歴史を学んでいくことに重きが置かれることが目立ちます。

倫理の特徴

暗記よりも内容理解が重要

社会系科目は暗記科目と呼ばれ、とにかく暗記をしていけばいいと思われがちです。しかし、倫理の場合は暗記する量はさほど多くはありません。大事なのは、思想について1つずつその意味をしっかりと理解することです。内容理解の部分が重要であり、それなしには高得点が狙えません。

思想や意味を単独で覚えていくことは大変ですが、相反する思想をセットで覚えていくと内容理解につながりやすいです。暗記だけでは限界がある一方、工夫すればとことん深いところまで行けるのが倫理です。

思考力が問われる

内容理解が重要な倫理では、自分で考える力「思考力」も必要です。問題文を読んでその意味を理解してからでないと解けない問題もあり、暗記だけでは到底太刀打ちできません。特に共通テストでは、正確に意味を知らないと間違った選択肢を排除し切れないです。共通テストは、思考力を問う問題が多くなったため、これまでの知識を駆使して読み解く練習が問われます。

歴史分野と被りやすい部分も

倫理にはいくつかの分野があり、源流思想や西洋思想では世界史に、日本思想では日本史と一部被ります。大まかな時代の流れを把握していると、思想を理解して習得する中でその理解スピードが早まります。相乗効果も期待できる分野であるため、地歴で日本史もしくは世界史を専攻している場合には、倫理を選ぶとそれぞれの分野で知識が強化されやすくなる特徴を秘めています。

倫理と倫理・政経(倫政)の違い

倫理の単位数は2単位、倫理・政治経済の単位数は4単位と授業量はかなり違います。つまり、倫理・政治経済は2単位の倫理と2単位の政治経済をセットにしたもので、取り扱う内容に差がなく、共通テストで出題される範囲も変わりません。その意味では、倫理と倫理・政治経済に違いはないと言えます。

ただ倫理では時事問題などが出にくく、発展的な問題が問われにくいこともあり、より点数が狙いやすいのは倫理単独とされています。倫理・政治経済はどちらも十分な演習量を必要とするため、倫理をやるのであれば倫理単独がおすすめです。

高校倫理の勉強法

難しい言葉が多く、初見では苦戦することも多い高校倫理、その勉強法についてまとめました。

倫理で高得点を取れない原因を知ろう

曖昧な暗記をしている

倫理で苦戦する人は、暗記が徹底されておらず、曖昧な知識しかありません。共通テストでは細かな知識までを問われるため、選択肢が4つある問題があっても曖昧な暗記では答えを1つに絞り切れません。この選択肢の数が増えれば余計に排除し切れず、点数を得られないのです。1つの知識を覚えれば点数が取れるわけではないのが大学受験なので、点々に覚えるのではなく塊で覚えるように暗記することが求められます。

言葉だけを暗記しようとする

倫理が苦手な人は、教科書を見ると重要な言葉ばかりにマーカーを引いてそこを重点的に覚えようとします。思想は自然発生的に出てきたものではなく、時代背景やその人の生い立ちなどが反映されます。決して言葉だけでは表現し切れません。これを時代背景や生い立ちとセットで覚えれば、他の思想家もそのやり方で覚えられるため、思想の違いも意識できます。インプットの量が少ないのもダメですが、質も高めていかないと点数に結びつきません。

問題文を読み込み過ぎている

共通テストなどで出てくる問題文はとても長く、現代文の問題文と大して変わりません。しかし、現代文と決定的に違うのは、直前の文章を読んだら答えが書いているわけではない点です。要するに問題文をそこまで読み込む必要はなく、傍線部を問う問題があればその都度問題文に戻って直前直後を読めばいいだけのことです。

倫理の勉強のコツ

最初はとにかく覚えていく

言葉だけで暗記をするのは高得点を取りにくいとご紹介したばかりですが、それは終始言葉だけで覚えていくのは良くないという意味で、ゼロから倫理を学ぶとなれば、最初は覚えることに特化するのが一番です。教科書に書かれている知識をとにかく覚えてから演習問題を解くようにしていくのがおすすめです。そして、抜けている部分やいまいち覚えきれないところを体系的に覚えていくことで、より知識の強化につながっていきます。

計画的に勉強していく

倫理にはいくつかの分野があります。それぞれが独立した分野になっていて、内容も交わることがありません。そのため、1つの分野を完璧にしたら高得点が狙えるわけではないのです。これをすべての分野でやらないと高得点にはなりません。1つの分野を完璧にして次の分野に進むという勉強法では、計画性が求められ、タイムリミットを設けてその中で完璧にしていく作業が求められます。

参考書に書かれている解説は必ず読む

倫理の参考書で問題を解いている場合、たとえ正解だろうと不正解だろうと、その部分に関する解説は必ず読んでおくことをおすすめします。間違った知識で正解しているケースもあり、場合によっては本番で痛い目を見るからです。特に倫理では思考力が問われるため、どのような考え方で答えにつなげていけばいいのかを知ることができます。

言葉だけで覚えていれば曖昧な知識でとどまることもあります。解説を読むことで答えの出し方が示されるので、この答えを出すには別の知識も必要だったことに気づかされます。その意味でも、解説を読み込み、何度も解いて完璧を目指していきましょう。

効率よく暗記する方法

倫理は暗記科目と言われますが、効率的に覚えるにはどうすればいいのか、詳しく解説します。

人物名と思想はセットで覚える

倫理には多くの思想家が登場しますが、まず思想家の名前と思想の名前、そして、思想の中身をセットで覚えることが大前提です。最初にこれらを覚えていき、あとは思想の中身を調べて、時代背景などを勉強していくと人物名と思想を軸に周りに知識がどんどんついていきます。

クイズ番組みたいに、「この人はどんな思想を持っていたでしょうか?」なんて問題は出ません。ですが、この人はこんな思想を持ち、こんな時代背景でその考えを持つに至ったというのを覚えられるだけで、その人物に関する知識が身についたと言っていいでしょう。

同時期に出てきた人物をセットで覚える

同じ時期に思想家が出てくる場合、ほとんど同じような思想ではなく、明確に異なる場合がほとんどです。明確に異なる場合、決定的にどこの部分が違うのか、関係性はあったのかなどを興味を持って覚えていくと、より覚えやすくなります。日本思想と西洋思想で同時期に登場した思想家を調べてみてこの2人で比較するのもいいでしょう。多角的な覚え方をしていくと、知識が抜けにくくなります。

演習問題でできなかったところを覚える

最初にインプットを徹底し、情報を叩き込んだとしても、どこかで抜けてしまうものです。ここで行う作業はムラがある部分を見つけて、そのムラをなくすことです。そのために演習問題でできなかったところを覚えていくことでより確実に暗記ができます。できなかったところはリスト化し、重点的に強化します。人物、思想、その中身を覚えるほか、時代背景まで改めて覚えていき、ムラを少しでもなくすことができます。

地理の勉強法を徹底解説!共通テスト対策やおすすめ参考書もご紹介

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共通テスト倫理(センター倫理)の勉強法

共通テストで倫理を選択する場合にどのような勉強法をしていけばいのか、倫理の共通テストの概要や勉強のコツ、おすすめの参考書をご紹介します。

共通テスト倫理(センター倫理)の概要

2021年に行われた倫理の共通テストですが、過去のセンター試験タイプの問題が多く、共通テストになってもさほど変化がありませんでした。大問4つも同じで、例年通り、源流思想、日本思想、西洋近現代思想、青年期・現代社会分野から出題されました。問題数は大問ごとに2問ほど減っているものの、1問あたりにかける時間が増えたため、時間の少なさは今までと変わりがありません。

例年、倫理の平均点は60点前後ですが、2021年度の倫理の平均点は71点と公民の中でダントツ、現代社会と政治経済との間で得点調整が発生するほどでした。ここ数年で一気に易化しているものの、過去のセンター試験の問題もまだ活用できるなど、狙い方は共通テストになっても変わりありません。

共通テスト倫理(センター倫理)の勉強法のコツ

苦手分野を洗い出して最優先で潰していく

例年同じ4つの分野が大問ごとに出題されることから、全分野で基本をしっかりと押さえていくことで一定の点数は稼げるようになります。そのため、全然手をつけていない分野、苦手とする分野がダイレクトに点数に響きます。1つ1つの分野は独立しているので、他の分野の知識から類推して答えを導くこともできないので、全く点数を稼げない状態となります。

そのため、まずやるべきことは苦手分野を洗い出すこと、大至急手つかずの分野に着手することです。そして、徹底的に未学習の分野、苦手分野を潰していき、慎重に内容理解を進めていき、完全に理解できたと思うまでは次に進まないようにしましょう。

共通テストに特化した参考書で勉強する

共通テストや過去のセンター試験は問題形式に変化が生じにくいです。急に記述問題が登場することもなく、過去の傾向から頻出の分野や問題形式がそれなりに絞りやすくなります。共通テストに特化した参考書はこれらの傾向から、出やすい分野をまとめてその中でも覚えておくべき部分を提示します。

参考書によっては1冊完璧に勉強をするだけで9割の点数が狙えるという代物も。共通テストに特化した参考書を1冊買ってそれを完璧にしていく作業をしましょう。

過去問や想定問題を徹底的に解く

倫理に限らず、共通テストでは問題形式に慣れることが絶対です。例えば、説明として適当なものを選べという問題があれば、「誰々はこのように考えた」という選択肢は4つあります。この人はそんなことを言っていない、あの人はそんな考え方ではないと1つ1つの知識を引っ張り出して選択肢を削ります。1つの知識で一発で答えを導けるケースは少ないです。一問一答形式で言葉を覚えていく勉強では不十分です。

過去問や共通テストを想定した問題は、傾向がわかるだけでなくガラッと変えることはほとんどないため、問題のパターンがわかります。徹底的に解いて今のレベルを知るだけでなく、解説を読んでできなかったところは再び解いてみて、完璧に解けるようにするのがいいでしょう。

共通テスト倫理(センター倫理)におすすめの参考書

蔭山の共通テスト倫理

蔭山の共通テスト倫理は、対話形式で進められていく参考書です。倫理の参考書の中では一番わかりやすいとされ、倫理の基礎固めを行いたい人は必ず持っておきたい1冊です。最初は一通り読み、その後別の参考書で問題演習を行いながら、できなかったところを改めて読み、解説まで頭に叩きこんでいくやり方で基礎を固めていきます。

倫理基本問題集

倫理基本問題集は、倫理に関して覚えておくべき知識が1冊にまとめられた参考書です。s共通テストで必要なものはこの1冊で網羅できるのが特徴で、「蔭山の共通テスト倫理」で流れをつかんでから、倫理基本問題集で用語を覚えていくと暗記が捗ります。「蔭山の共通テスト倫理」などと一緒に取り組むのが理想的で、用語でわからないところがあれば「蔭山の共通テスト倫理」を見るというやり方がおすすめです。

大学入学共通テストへの道 倫理

大学入学共通テストへの道 倫理は、センター試験などで登場した過去問を分野別に演習できる本です。過去のセンター試験で出てきた問題形式などが登場し、実践に近い形でアウトプットが行えます。解説が少し足りないため、「蔭山の共通テスト倫理」など解説がわかりやすい参考書と併用することで理解度が深まります。

マーク式基礎問題集 倫理

マーク式基礎問題集 倫理は、センター試験や共通テストの過去問、想定問題に着手する前に、これまでインプットした知識を改めて整理するために必要な1冊です。難易度は低めで、あらかた暗記を済ませた後に取り組み、知識のムラをなくしたい時におすすめです。ここでムラをなくしてから、過去問などを行いましょう。

完全MASTER倫理問題集

完全MASTER倫理問題集は、共通テストで問われる思考力や読解力をつける問題が入った参考書です。2021年度に行われた第1回の共通テストを収録しており、共通テスト以降の傾向が分析され、それを踏まえた問題が掲載されています。共通テストにより特化した参考書として総仕上げに使うべき1冊です。

まとめ

倫理は暗記科目と思われがちですが、内容理解が重要であり、歴史同様流れで覚えていく、まとまりで覚えていくことで知識がより定着します。倫理の参考書はそこまで多くない一方、良書と呼ばれる参考書は少数精鋭のような状態で存在します。インプットばかりではなく、問題集を使ってアウトプットを心掛けていくなど、情報や知識の出し入れをせ曲的に行って、倫理で高得点を狙いましょう。

大学受験における社会の勉強法を徹底解説!おすすめの参考書もご紹介

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