立教大学の合格最低点を学部別に解説|何割で合格?
立教大学の合格最低点(ボーダー)
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立教大学の合格最低点は、学部や方式によっておおむね65.0%〜77.0%に分布します。公式発表ではなく情報提供に基づく数値です。まずは75%を目標ラインとして過去問に取り組むのが現実的です。
2026年9月時点の情報です。
立教大学の合格最低点(ボーダー)一覧
学部ごとの得点率は下表のとおりです。入試難易度によって例年変わるため、参考値として扱ってください。立教大学は合格最低点を公式には発表していないため、ここでは情報提供があった中での最低点を記載しています。
表中の「一般」は学部別の個別入試、「全学部統一」は全学部統一入試(全学部共通の問題で複数学部に出願できる方式)を指します。
| 学部 | 一般 | 全学部統一 |
|---|---|---|
| 文学部 | 75.0% | 76.8% |
| 法学部 | 71.2% | 69.2% |
| 経済学部 | 73.4% | 68.5% |
| 経営学部 | 75.7% | 75.6%(合格に最も近い不合格グループ) |
| 社会学部 | 72.0% | 77.4% |
| 現代心理学部 | 71.7% | — |
| 異文化コミュニケーション学部 | 77.0% | — |
| 観光学部 | 72.6% | 73.6% |
| コミュニティ福祉学部 | 65.0% | — |
| 理学部 | 67.0% | 68.6%(合格に最も近い不合格グループ) |
一般入試と全学部統一入試の比較から見えること
一般入試と全学部統一入試では、学部ごとのボーダーラインはほぼ同じ水準になります。
ただし差が出る学部もあります。一般入試と全学部統一入試の両方を受けられるのであれば、両方出願した方がチャンスは広がります。経済学部や社会学部のように、方式間で5%近く差がある学部があるためです。
志望学部の難易度の推移をあわせて確認したい場合は、立教大学の偏差値推移を学部ごとに解説した記事も参考になります。
立教大学以外のMARCHの合格最低点一覧
立教大学以外のMARCH(明治・青山学院・立教・中央・法政の5大学の総称)の合格最低点も並べて確認します。
ボーダーが低い=簡単とは言えない点に注意してください。大学・学部ごとに問題の難易度や配点が異なるためです。
明治大学
| 学部 | 一般 | 全統一 |
|---|---|---|
| 文学部 | 65.6% | 76.6% |
| 法学部 | 69.1% | 79.0% |
| 経営学部 | 60.6% | 90.3% |
| 政治経済学部 | 71.1% | 81.1% |
| 商学部 | 72.3% | 81.6% |
| 国際日本学部 | 73.8% | 83.0% |
| 情報コミュニケーション学部 | 65.7% | 80.9% |
| 理工学部 | 60.3% | 71.8% |
| 総合数理学部 | 58.4% | 68.0% |
| 農学部 | 66.7% | 73.3% |
明治大学は国語で漢文が課される方式もあります。対策の進め方は明治大学の漢文の入試傾向と対策にまとめています。
青山学院大学
| 学部 | 一般 | 全統一 |
|---|---|---|
| 文学部 | 67.5% | 74.6% |
| 法学部 | 66.9% | 76.0% |
| 経済学部 | 78.6% | 74.6% |
| 経営学部 | 63.7% | 78.0% |
| 国際政経学部 | 71.7% | 77.1% |
| 総合文化政策学部 | 78.3% | 77.1% |
| 教育人間科学部 | 71.8% | 74.9% |
| 地域社会共生学部 | 75.1% | 73.1% |
| 社会情報学部 | 72.9% | 74.3% |
| 理工学部 | 55.8% | 66.5% |
| コミュニティ人間科学部 | 67.2% | 72.0% |
併願先として国際政治経済学部を検討する場合は、青山学院大学国際政治経済学部の英語の傾向と対策もあわせて確認しておくと、必要な英語力の差が把握しやすくなります。
中央大学
| 学部 | 一般 | 全統一 |
|---|---|---|
| 文学部 | 58.8% | 57.6% |
| 法学部 | 53.4% | 59.9% |
| 経済学部 | 65.4% | 61.6% |
| 商学部 | 59.7% | 59.7% |
| 総合政策学部 | 65.6% | 69.9% |
| 理工学部 | 60.7% | なし |
| 国際情報学部 | 76.0% | なし |
| 国際経営学部 | 71.0% | 65.5% |
法政大学
| 学部 | 一般 | 全統一 |
|---|---|---|
| 文学部 | 60.2% | 60.0% |
| 法学部 | 64.2% | 63.0% |
| 経済学部 | 60.9% | 61.6% |
| 経営学部 | 62.9% | 63.3% |
| 社会学部 | 60.0% | 62.2% |
| グローバル教養学部 | 74.0% | 73.9% |
| 現代福祉学部 | 57.3% | 60.6% |
| 国際文化学部 | 66.6% | 70.6% |
| デザイン工学部 | 70.5% | 68.1% |
| スポーツ健康学部 | 68.6% | 62.9% |
| キャリアデザイン学部 | 64.6% | 63.5% |
| 人間環境学部 | 61.5% | 64.5% |
| 情報科学部 | 71.0% | 68.7% |
| 生命科学部 | 66.5% | 61.8% |
| 理工学部 | 67.1% | 60.2% |
立教大学には何割で合格できるのか
目標は75%です。学部ごとの合格最低点を見ると、高くても75%ほどになっているためです。
かなりの母数で調べてはいますが、情報提供をされていない人が合格最低点を取っていれば、実際のボーダーはもう少し下がります。そのため75%が取れていれば安心できるラインといえます。過去問演習では、この数値を意識しておきましょう。
よくある間違い:合格最低点を「公表された確定値」と思い込む
最も多い誤解は、この記事を含むネット上の合格最低点を、大学が公表した確定値だと受け取ってしまうことです。立教大学は合格最低点を公式に発表しておらず、掲載されている数値は受験生からの情報提供をもとにした参考値です。
回避策は2つあります。
- 参考値ちょうどを目標にせず、少し上の得点率を目標に設定する
- 年度・学部・方式で変動する前提で、複数年度の過去問で得点率を確認する
立教大学への合格戦略
科目ごとに求められる力が異なります。配点と時間制約を意識した対策が軸になります。
国語
時間配分に注意が必要です。立教大学の国語は、他の上位大学と比較すると現代文・古文ともに読みやすい文章が出題されます。そのため、難しいとは感じにくい科目です。
しかし実際は問題数が多く、紛らわしい選択問題が並びます。現代文だけでなく古文や漢文を含めると、時間的にかなり厳しい試験です。過去問対策の時点から、時間を意識して解いてください。
古文では、文法・敬語・重要古語を問う基礎問題が頻出です。大学受験の基本単語は300語程度ですので、完璧にしておきましょう。ゴロゴ古文単語帳を使うと語呂合わせで覚えられます。
文法は、品詞分解や基本的な助動詞・助詞の意味までおさえることがポイントです。共通テスト(1月に全国一斉で行われる大学入学共通テスト)では助動詞や助詞がダイレクトに問われる問題がないため、対策ができていない人が多い分野です。心当たりがあれば、基礎を固め直しましょう。
数学
大問1の小問集合で確実に積み上げることが軸になります。数学は、大問1が小問集合の穴埋め問題、大問2〜3・4が記述式問題という構成です。
大問1は指定された出題範囲から万遍なく出題され、難易度は高くありません。ここで落とすとかなり不利になります。まずは教科書レベルの問題集で演習を積み、基本的な解法をマスターしてください。間違えた問題は何度も解き直し、苦手分野を残さないことが重要です。
記述対策も必須です。大問2〜3・4はほとんどが小問に分かれ、誘導もありますが、丁寧な解答が求められます。年度によっては証明問題やグラフの記述問題も出題される点が立教大学の数学の特徴です。
答えだけを出して途中式や条件を省略する解き方では、満点も部分点も得られません。日頃から「読まれる答案」を意識しましょう。自分だけの添削には限界があるため、指導を受けることも記述力向上につながります。
英語
英語も時間配分が勝負です。試験時間75分(理学部は60分)に対し、長文読解の量が多くなっています。1500語を超える長文読解に加え、会話文や記述式の文法・語彙問題も出題されます。いかに速く読めるかという速読力が問われます。
文法・語彙の対策も欠かせません。配点を大きく占めているためです。設問数で見ると、会話文を含めた文法・語彙問題が、長文読解の内容理解の設問とほぼ同数かやや上回っています。
社会
日本史は史料問題の対策が必須です。史料の空所補充問題や読み取り問題がほとんどを占めます。教科書や資料集に載っている基本的な史料は、解説から注釈まで隈なく目を通し、どんな聞かれ方でも答えられる状態にしておきましょう。
世界史では例年、「年代」に関する問題が出題されています。歴史分野の学習は、年代の暗記ではなく流れの整理が主流になっています。しかし立教大学では年代の知識で得点できる問題が出ます。年代を直接問う問題、重要な年代を知っていれば類推できる問題、配列法で年代を問う問題など形式はさまざまです。立教大学を狙うなら、年代はできるだけ暗記しておきましょう。
理科
化学は計算問題の対策を行いましょう。計算問題が頻出で、有効数字の指定がある問題がほとんどです。有効数字の調整を含め、日頃から最後まで丁寧に解き切る習慣をつけ、ケアレスミスを減らしてください。
物理は、ほとんどが空所補充形式の選択問題として出題されています。ただし問題形式にヤマを張らない方が安全です。年度によっては記述式の論述問題やグラフ作成問題、図示問題、計算問題なども出題されたことがあるためです。マーク式だけでなく、記述問題もさまざまなタイプを演習しておきましょう。
生物は実験問題の対策が必要です。近年は実験に関する問題も出題され、問題文が長く複雑な実験方法を扱う出題もあります。教科書や資料集で取り上げられた実験や現象の構造を、正確な順序とともに押さえてください。扱われる実験自体はそれほど多くないため、中途半端な理解のまま進めないことが大切です。
FAST-UPが見てきた立教大学志望者のつまずき
指導現場で目立つのは、得点率を出すだけで終わってしまう過去問の使い方です。合格最低点と自分の得点率を比べるところまでは進むものの、どの大問で何分超過したか、どの設問を落としたかを記録していないケースが多く見られます。
次に多いのが、時間切れによる後半の失点です。立教大学の国語と英語は読みやすさに比して分量が多く、前半に時間をかけすぎると後半がまとめて崩れます。設問ごとの持ち時間を決めて解く練習に切り替えると、同じ学力でも得点が安定しやすくなります。
古文文法と年代暗記の抜けも、直前期まで残りがちです。選択肢を絞り切れない原因が読解力ではなく基礎知識にある場合、復習の優先順位を入れ替えるだけで伸びしろが見えてきます。一般選抜以外の経路を検討している場合は、立教大学の自由選抜入試と面接で聞かれやすい質問も確認しておくと選択肢が整理できます。
よくある質問
Q. 立教大学の合格最低点は公式に発表されていますか? A. 発表されていません。この記事の数値は、情報提供をもとにまとめた参考値です。年度ごとの難易度で変動するため、確定値としては扱わないでください。
Q. 結局、何割取れば合格ラインに届きますか? A. 75%を目安にしてください。学部ごとの合格最低点が高くても75%ほどであるためです。情報提供のない受験生を含めれば、実際のボーダーはこれより下がる可能性があります。
Q. 国語は何割必要ですか? A. 科目別の合格最低点は公表されていないため、総合で75%に届く構成を考えるのが現実的です。国語は分量が多く紛らわしい選択肢が並ぶため、得点を落とす原因が時間配分にあるのか知識不足にあるのかを切り分けてください。
Q. 一般入試と全学部統一入試は、どちらを受けるべきですか? A. ボーダーは学部ごとにほぼ同水準ですが、経済学部や社会学部のように方式間で5%近く差がある学部もあります。日程と対策時間が確保できる場合は、両方の出願が有効です。
Q. 過去問はどう使えばよいですか? A. 合格最低点を基準に、時間を計って解くところまでをセットにしてください。立教大学は形式が年度で変わることもあるため、マーク式だけに偏らず記述形式も演習しておくと対応しやすくなります。
まとめ
立教大学の合格最低点は公表されていませんが、参考値として学部ごとの水準を把握しておくと、過去問を解くときの意識が変わります。ゴールを決めたうえで、科目別の傾向と自分の失点理由を照らし合わせて対策を進めてください。


