立教大学異文化コミュニケーション学部の入試科目と対策
関東の難関私立大学として有名な立教大学は
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立教大学異文化コミュニケーション学部の一般入試は、国語・外国語・地理歴史公民や数学から1科目の計3科目です。外国語は試験当日の筆記がなく、英語資格・検定試験のスコアか大学入学共通テストの「外国語」の得点で判定されます。
2026年9月時点の情報です。
立教大学は、単一学科である異文化コミュニケーション学科のみを置く「異文化コミュニケーション学部」を設置しています。ここでは入試の概要から科目別の傾向、勉強法までを順に整理します。学部ごとの難易度の推移を知りたい場合は、立教大学の学部別の偏差値推移も合わせて確認しておくと志望学部の位置づけがつかみやすくなります。
立教大学異文化コミュニケーション学部の入試概要
募集人員が立教大学の中で最も少なく、入試方式ごとに課される科目が異なる点が特徴です。まずは全体像を押さえます。
募集人員
立教大学異文化コミュニケーション学部の募集人員は145名です。この人数は一般入試と大学入学共通テスト利用入学試験(共通テストの得点で合否を判定する方式)だけでなく、学校推薦型選抜(高校の推薦を受けて出願する選抜方式)なども含めた数字です。
立教大学内では最も少ない募集人員の学部です。単一学科であるからこその特徴ではありますが、門は狭めであると意識しておく必要があります。推薦系の方式も視野に入れる場合は、立教大学の自由選抜入試と面接で聞かれやすい質問も参考になります。
入試形式ごとの入試科目
一般入試は3科目、大学入学共通テスト利用入学試験は3科目型と6科目型に分かれます。
| 方式 | 必要な科目 |
|---|---|
| 一般入試 | 国語/外国語/地理歴史・公民・数学から1科目 |
| 共通テスト利用(3科目型) | 外国語/国語/地理歴史公民・数学・理科から1科目 |
| 共通テスト利用(6科目型) | 外国語/国語/地理歴史公民から1科目/数学/理科/地理歴史公民・数学・理科から1科目選択 |
一般入試の外国語は、試験当日に筆記試験が実施されません。英語資格・検定試験のスコア、または大学入学共通テストの「外国語」を用いた採点になります。
共通テスト利用入学試験は、得意科目を見極めたうえでの出願が肝となります。科目数が多い型では負担が増える一方、科目ごとの得意不得意を分散させやすくなります。
入試日程の例
日程は年度ごとに変わります。ここでは元記事で扱っている2022年度の日程を参考として示します。出願時は必ず最新の入学試験要項で確認してください。
| 区分 | 一般入試 | 共通テスト利用入試 |
|---|---|---|
| Web出願期間 | 2022年1月6日(木)〜1月19日(水) | 2022年1月6日(木)〜1月14日(金)15:00 |
| 書類送付締切日 | 1月20日(木) | 1月14日(金) |
| 試験日 | 2月6日(日)、2月8日(火)、2月9日(水)、2月11日(金)、2月12日(土)、2月13日(日) | - |
| 合格者発表日 | 第1回2月24日(木)/第2回3月9日(水)/第3回3月17日(木)/第4回3月25日(金) | 2月15日(火) |
| 入学手続締切日 | 第1回3月2日(水)/第2回3月15日(火)/第3回3月23日(水)/第4回3月29日(火) | 3月2日(水) |
科目別の入試傾向と対策
科目を問わず、設問数の多さと記述への対応が軸になります。受験予定の科目から順に確認してください。
英語の入試傾向と対策
英語の対策は早い段階で方式を決めて進める必要があります。一般入試では外国語の筆記試験が実施されず、英語資格・検定試験のスコアまたは大学入学共通テストの「外国語」の得点で判定されるためです。
立教大学で活用できる英語資格・検定試験は次のとおりです。
- ケンブリッジ英語検定
- 実用英語技能検定
- GTEC
- IELTS
- TEAP
- TEAP CBT
- TOEFL iBT
いずれも立教大学の出願期限初日から遡り、2年以内に受験して取得したスコアが有効です。複数回受験している場合は最も高いスコアを活用できるため、何度か挑戦しながら最高記録を伸ばす進め方が取りやすくなります。
対策は、自分が使う試験の傾向に合わせます。ケンブリッジ英語検定の結果で臨むならケンブリッジ英語検定用の対策を、実用英語技能検定で臨むならその形式に沿った対策が必要です。決めかねる場合は、他学部や他大学とも併願しやすい大学入学共通テストに的を絞り、基礎・基本重視で点数を積み重ねる進め方が向いています。英語重視の国際系学部を併願する場合は、青山学院大学国際政治経済学部の英語の傾向と対策も比較材料になります。
数学の入試傾向と対策
数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A・数学Bの範囲から出題されます。そのため、数学Ⅲ・数学Cの履修は必須ではありません。
特に出題されやすいのが微分積分の単元で、大問1つ分を丸ごと使って深い知識が問われることが多いです。小問集合も9〜10題程度と問題数が多いため、スピードも重視した対策をしておきましょう。
国語の入試傾向と対策
内容正誤を問う選択形式の問題が多く、本文だけでなく設問を読むことにも時間がかかります。一部、現代文の範囲で記述形式の問題が出されることもあります。
漢文に関する独立問題は出題されず、基本的に現代文・古文の範囲で対応できます。正確な読解力をつけることを優先し、細かな誤りに気づけるよう練習を重ねるのが有効です。大学ごとに漢文の扱いは異なるため、併願先では明治大学の漢文の入試傾向と対策のように個別に確認しておくと安心です。
日本史の入試傾向と対策
設問数が50〜60個程度と、他学部・他大学と比較してもかなり多めの部類です。難問・奇問のないオーソドックスな出題ではありますが、テンポよく解答を進める素養が問われます。
地図・写真・図・グラフ・文献など、史料を取り上げた問題も多く出ます。教科書・参考書だけでなく、資料集にも目を通しておきましょう。
世界史の入試傾向と対策
日本史と同様、設問数が多い科目です。選択形式が大半ですが、一部に記述形式の問題が出ること、年度によっては時代ごとの並べ替え問題が出ることに注意が必要です。
出題単元に偏りがなく、受験生が見逃しやすい東南アジア史や内陸アジア史も頻出です。苦手な分野を作らず、広く網羅する勉強が合っています。
地理の入試傾向と対策
文字数ではなく行数制限を設けた記述問題が特徴的で、論理的思考力と表現力が問われます。史料問題を用いた記述対策は必ず入れておきましょう。
外国の地形図問題が出るなど、範囲も広めの傾向です。その分、地理用語や知識はオーソドックスなものが中心で、教科書レベルを漏れなく習得できていれば対応しやすくなります。
立教大学異文化コミュニケーション学部に合格するための勉強法
学科ごとの傾向だけでなく、学部全体に共通する3つの特徴を踏まえて計画を組むのが近道です。
難問・奇問の少ないオーソドックスな出題傾向
基本問題を落とさない得点力が問われます。難問・奇問がほぼなく、受験生同士の点差が開きづらいためです。
どの科目も出題形式そのものが凝っているわけではなく、見覚えのある形の問題が並びます。1点を争う展開になりやすいので、標準レベルの演習を取りこぼしなく仕上げることが優先されます。
出題単元の偏りがなく的を絞りづらい
苦手単元を作ると大きな不利になります。数学の微分積分を除けば、各科目は全範囲から網羅的に出題されるためです。
特に歴史科目は古代から近現代まで幅広く扱われます。受験直前の総チェックも欠かせません。
記述のない科目がない
一般入試では、記述形式の出題がまったくない科目はありません。どの科目を選んでも記述での解答が求められるため、基本的な表現力は身につけておく必要があります。
出題によっては、特定の語が入っていないと途中点にとどまるケースもあります。独学の感覚に頼り切らず、受験テクニックのひとつとして記述の書き方を学んでおくと差がつきにくくなります。
よくある間違い
一般入試に外国語の筆記試験がないことを理由に、英語対策を後回しにしてしまうのがよくある間違いです。筆記がない代わりに、英語資格・検定試験のスコアか大学入学共通テストの「外国語」の得点がそのまま合否に関わります。
回避策は、どの手段で英語の得点を作るかを早い時期に決め、受験日程を逆算して申し込みまで済ませることです。英語資格・検定試験を使う場合は、出願期限初日から2年以内のスコアが有効であることを前提に受験計画を立てます。共通テストを使う場合は、他大学との併願も見据えて基礎の完成時期を先に決めておきます。
FAST-UPが見てきた異文化コミュニケーション学部志望者のつまずき
指導現場で目立つのは、英語の方式選びを決めきれないまま夏を越えてしまうケースです。英語資格・検定試験と共通テストのどちらにも手を出し、どちらの形式にも慣れないまま本番を迎えると、得点源にならずに終わります。
もう一つは、選択科目の仕上げが遅れるパターンです。設問数が多く範囲も広い学部のため、直前期に苦手単元の穴埋めを始めると、演習量が足りないまま終わります。歴史科目であれば、通史を早く一周させ、資料集を使った確認を秋以降に回せる状態にしておくと崩れにくくなります。
記述への苦手意識を放置する受験生も多く見かけます。記述は書き方の型を知っているかどうかで出来が変わる部分があり、答案を他人に読んでもらう機会を作るだけでも改善の余地が残っています。
過去問情報
立教大学異文化コミュニケーション学部の過去問は、大学が公開している入試情報のページから入手できます。年度ごと・科目ごとに分かれているため、参考にしたい年度や科目だけを選んで取り組めます。
外国語は一般入試で筆記試験が行われないため参照する機会は少なめですが、基礎演習の一環として取り組む使い方はできます。
まとめ
立教大学は複数学部を有する関東有数の総合大学です。キリスト教大学として名高く、立地・設備の面でも毎年多くの受験生が志願しています。
異文化コミュニケーション学部を志望する場合は、入試科目の構成と科目別の傾向を早めに把握し、英語の得点手段を決めてから学習計画を組み立てていきましょう。学部の入学試験要項を早い段階で読み込み、受験決定後のミスマッチがないか確認することも重要です。
よくある質問
Q. 立教大学異文化コミュニケーション学部の一般入試の科目は何ですか。 A. 国語、外国語、地理歴史・公民・数学から1科目の3科目です。外国語は試験当日の筆記ではなく、英語資格・検定試験のスコアか大学入学共通テストの「外国語」の得点で判定されます。
Q. 大学入学共通テスト利用入学試験はどの科目が必要ですか。 A. 3科目型は外国語・国語と、地理歴史公民・数学・理科から1科目です。6科目型は外国語・国語・地理歴史公民から1科目・数学・理科に加え、地理歴史公民・数学・理科から1科目を選択します。
Q. 使える英語資格・検定試験はどれですか。 A. ケンブリッジ英語検定、実用英語技能検定、GTEC、IELTS、TEAP、TEAP CBT、TOEFL iBTです。出願期限初日から遡って2年以内に取得したスコアが有効で、複数回受験した場合は最も高いスコアを使えます。
Q. 数学Ⅲ・数学Cの勉強は必要ですか。 A. 出題範囲は数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A・数学Bのため、履修は必須ではありません。微分積分が出題されやすく、大問1つ分を使って問われることが多い点に注意してください。


