立教大学の併願は可能?全学部入試を解説
立教大学の全学部入試制度を活用すれば
FAST-UP
立教大学の全学部入試は、試験日が異なれば併願できます。ただし同一試験日に複数の学部・学科へ出願することはできません。文系は5日程、文学部は1日程追加、理学部は専用の2日程という構成です。
2026年9月時点の情報です。
ここでいう全学部入試とは、全学部共通の問題で複数学部を受験できる入試方式を指します。日程の組み方次第で受験機会を増やせるため、立教大学を第一志望に置く場合は押さえておきたい制度です。
立教大学の全学部入試は併願できる
併願はできますが、条件があります。判断の軸は「試験日が違うかどうか」です。同じ日に重ねることはできず、別の日であれば複数回の出願が可能です。
異なる試験日なら併願できる
異なる試験日に限り、併願が可能です。文系学部の全学部入試は5日程あり、文学部のみ1日程が追加されます。理学部は専用の2日程に限られます。
一発勝負にならない点は、精神面の負担を軽くする要素になります。立教大学への合格可能性を高めたい場合は、日程をまたいだ出願を検討する価値があります。
同一試験日に複数学科は出願できない
同一試験日内で複数の学科に出願することはできません。1つの日程につき、1つの学部(学科・コース)のみに出願できます。
そのため、各日程で1学部ずつ受験しても、出願できるのは最大6学部までです。文学部や理学部に特化した日程もフル活用した場合は最大7学部となります。立教大学は10学部を持つ総合大学なので、あらかじめ志望学部を絞って対策することが欠かせません。
日程の構成を整理する
日程の数と上限を先に把握しておくと、併願計画が立てやすくなります。
| 区分 | 日程数 |
|---|---|
| 文系学部の全学部入試 | 5日程 |
| 文学部に追加される日程 | 1日程 |
| 理学部の専用日程 | 2日程 |
出願できるのは1日程につき1学部のみです。各日程で1学部ずつ受験した場合は最大6学部、文学部と理学部の特化日程も使い切った場合は最大7学部になります。
日程数や配点は変更される場合があるため、出願前に最新の募集要項で確認してください。学部ごとの難易度の違いを押さえたい場合は、立教大学の偏差値推移を学部ごとに確認すると計画が立てやすくなります。
立教大学の全学部入試の併願パターン
併願の組み方は大きく3通りに分かれます。進路の選択肢を広げるか、志望学部に絞るかで選ぶ型が変わります。
- 特定の学部だけを狙うパターン
- 文学部だけ・理学部だけを狙うパターン
- 配点の近い学部を併願するパターン
特定の学部だけを狙うパターン
同じ学部にのみ出願し、5日程すべてを受験する方法です。例えば立教大学でも倍率の高い異文化コミュニケーション学部への入学を希望する場合、5日程すべてで同学部に出願する形が考えられます。
どこか1つで合格できた段階で受験を取りやめるか、他に併願できる大学を探すかを選べます。
ただし、同じ学部だけを全日程で狙う方法は、実力がボーダーぎりぎりを推移している場合に有効です。学部ごとにアドミッション・ポリシー(大学や学部が求める学生像を示した方針)や合格のボーダーが異なり、実力が伴っていなければ全日程で不合格になることもあるためです。滑り止めとなる学部の受験も同時に検討しておくと安全です。
文学部だけ・理学部だけを狙うパターン
文学部を狙う場合、全学部入試の5日程に加えて文学部の1日程を追加できます。合計で6回のチャンスを得られるため、他学部より受験機会を増やせます。
理学部は全学部入試の5日程では出願できません。理学部に特化した2日程のみでの受験となり、この2日程で他学部に出願したり、片方だけ別学部を受験したりすることはできません。
理学部の合格を狙うのであれば、2日程どちらも受験しておく方が安心です。理学部は全学部入試の文系5日程では出願できず、受験機会が2回に限られるためです。
文系学部との組み合わせを希望する場合は最大7回の受験機会が得られます。一方で、文系学部と理学部をまたぐ併願は、受験対策の効率が落ちやすい点に注意が必要です。入試科目が異なり、対策すべき範囲が二重になるためです。
配点の近い学部を併願するパターン
配点の近い学部を併願すると、受験勉強の負担を抑えられます。どの科目に力を入れるか、選択科目を何にするかを日程ごとに考え直す必要がなくなります。
| 学部・学科 | 国語 | 外国語 | 選択科目 |
|---|---|---|---|
| 経済学部 | 150点 | 150点 | 100点 |
| 現代心理学部 | 150点 | 150点 | 100点 |
| 社会学部 | 100点 | 100点 | 100点 |
| 文学部史学科 | 200点 | 200点 | 200点 |
経済学部と現代心理学部は配点が一致します。社会学部と文学部史学科は配点の数値こそ異なりますが、3科目が均等であり、科目ごとの比重は変わりません。勉強の効率化を優先する場合の選択肢になります。
よくある間違い
多いのは、合格の可能性だけを見て全日程を同じ学部で埋めてしまうことです。学部ごとにボーダーが異なるため、実力が届いていない学部を繰り返し受験しても結果が変わらないことがあります。
回避策は2つです。
- 志望学部と同系統で、より入りやすい学部・学科を1日程以上入れておく
- 立教大学以外の併願校も含めて、全体の日程表を1枚で管理する
一般入試以外の選択肢も視野に入れるなら、立教大学の自由選抜入試と面接の対策も確認しておくと計画の幅が広がります。
FAST-UPが見てきた立教大学併願のつまずきどころ
指導の現場で目立つのは、日程を埋めることが目的になってしまう状態です。出願数が増えるほど、学部ごとの出題傾向や選択科目の確認が追いつかなくなり、1日程あたりの準備が薄くなります。
もう1つのつまずきは、配点の違いを見ないまま学部を並べてしまうことです。国語と外国語の比重が高い学部と、3科目均等の学部では、優先すべき科目が変わります。併願先を決めた後に配点を見比べ、どの科目へ時間を寄せるかを決め直す受験生は、直前期の迷いが少なくなります。
連続受験の体力配分も見落とされがちです。試験日が続く組み方をした場合、後半の日程で復習時間が取れなくなります。日程表を作る段階で、見直しに使う日をあらかじめ空けておく発想が役立ちます。
他大学との併願を考える場合は、科目ごとの出題形式も比較対象になります。例えば明治大学の漢文の傾向と対策や青山学院大学国際政治経済学部の英語の傾向のように、大学別の特徴を先に把握しておくと負担の見積もりがしやすくなります。学費面の比較を進めるなら、学習院大学の4年間の学費と奨学金情報も参考になります。
まとめ
立教大学の全学部入試は併願が可能です。ただし同一日程で複数学部に出願することはできず、学部入試が複数回あるイメージで捉えるとわかりやすくなります。
理学部や文学部のように特殊な日程を設ける学部もあり、配点が同じまたは近い学部も存在します。組み合わせ方の幅が広いことが、この方式の特徴です。日程と配点の両方を見ながら、無理のない併願計画を立ててください。
よくある質問
Q. 同じ試験日に2つの学部を受験できますか。 A. できません。1つの日程につき、1つの学部(学科・コース)のみに出願できます。志望学部を複数受けたい場合は、別の試験日に分けて出願します。
Q. 理学部と文系学部を併願できますか。 A. 併願自体は可能で、理学部の専用2日程と文系の日程を組み合わせれば最大7回の受験機会になります。ただし入試科目が異なるため、対策の負担は大きくなります。
Q. 第一志望の学部だけを全日程で受験するのは有効ですか。 A. 実力がボーダー付近を推移している場合には有効です。実力が明らかに届いていない段階では全日程で不合格になることもあるため、滑り止めとなる学部や他大学の受験も合わせて検討してください。
Q. 日程数や配点は毎年同じですか。 A. 変更される場合があります。出願前に立教大学の最新の募集要項で、日程数・出願できる学部・科目ごとの配点を確認してください。


