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#大学情報

立教大学の国語難易度を学部別に解説

2025年2月9日

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立教大学の国語は、MARCHの中ではやや難しい部類です。試験時間75分で大問3つ、硬質な評論文が中心となり、読解と選択肢判断のスピードが問われます。難問・奇問は少ない一方で分量が多く、時間配分の巧拙で差がつきます。

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立教大学の国語の難易度はどれくらい?

全体としては「難問は少ないが、時間が足りなくなりやすい」試験です。まずは出題の枠組みから整理します。

立教大学の国語全般の難易度

立教大学の国語は、基本的に75分で3つの大問が出題されます。現代文2題、古文1題である場合が多い構成です。ただし、文学部の個別日程に限り、他の構成がされることもあります。

現代文では硬質な評論文が扱われることが多く、難易度は高めです。扱うテーマも哲学・歴史・脳科学・科学・演劇・社会・文明・現代芸術など多岐に渡ります。普段読み慣れていないテーマが出る可能性もあるため、注意しておきましょう。

合格最低点から見る難易度

受験勉強では、100点を目指した勉強ではなく、合格点を取る勉強が大切です。まずは目指すべき合格点を明確にしていきましょう。

ただし立教大学は、多くの大学と違って合格最低点を公表していません。そのため目安は、受験者の成績開示や問題の難易度からの逆算で考えることになります。国語ではなるべく8割を目指しておくと安心です。人気のある大学であり、合格最低点も高いと予想されるためです。

問題レベルから見る難易度

立教大学の国語は、限られた時間で多くの問題を解かなければいけないという意味で難易度が高いです。現代文は約4,000〜6,000字、古文は60〜1,000字程度のボリュームになることが多くなっています。

内容正誤問題では設問自体のボリュームが多いこともあり、見た目以上に時間がかかると焦ってしまうこともあるでしょう。まぎらわしい選択肢も多く、スピードと正答率の勝負となります。

分野ごとの難易度

分野別に見ると、現代文が最も重く、古文・漢文は標準的な水準です。

現代文

立教大学の現代文は、他大学と比較して突出した難しさになることはほとんどありません。漢字の読み書き・空欄補充・本文からの抜き出し・内容正誤・傍線部読解など、出題形式もオーソドックスです。

基本的には評論文中心ですが、稀に小説・随筆が扱われることもあります。専門用語の多い硬質な文章がピックアップされることも多いため、演習する文章の幅を増やすことがおすすめです。

古文

古文の大問でふたつ本文が取り上げられる年度では、関連作品からの出題が多くなっています。時代背景やお互いの影響について聞くような問題も多く、内容の精読が欠かせません。

ひとつ目の文章の解説が古文で書かれていたり、同じ作品の異なる章から出題されたりと、オリジナリティの高い作りになっていることもあります。基本的な古文単語や古典文法をマスターできていれば解けるレベルであり、難易度は平均レベルと言えるでしょう。ただし「知らないと解けない」問題も多いため、暗記にしっかり時間を取っておく必要があります。

漢文

学部・学科・専修や受験方式によっては漢文が必要になるケースがありますが、ほとんどの学部で漢文は出題されません。出題の有無は入試要項の表記で判断できます。

入試要項の表記漢文の要否
近代以降の文章不要(現代文のみ)
近代以降の文章、および古文不要(現代文と古文)
漢文と明記必要

漢文の難易度は平均レベルです。基本的な読み方とオーソドックスな出題形式に対応できていれば、問題なく解けるでしょう。貴重な得点源となる単元でもあるため、現代文に時間を割くより確実に漢文対策をしておいた方が良いとも言えます。

ただし、他の受験生にとっても漢文は得点源です。1点の重みを感じる単元であることを理解し、取りこぼしを減らす意識を持っておきましょう。設問形式が似た大学の過去問も役立ちます。出題形式の比較には明治大学の漢文の入試傾向と対策もあわせて確認してみてください。

最も難易度が高い問題

立教大学の国語で最も難易度が高い問題は、現代文の評論文です。年度によっては学部で学ぶ内容と関連性の高い専門的なテーマを扱うことも多く、医療・宗教・教育・政治・経済など、普段読み慣れていない文章が出るかもしれません。

注釈の量も多く、都度見比べているうちにあっという間に時間が経ってしまったということも予想されます。時間配分が難しい科目であることを理解し、ストップウォッチを使いながら演習していく必要がありそうです。

立教大学の国語難易度を学部別にご紹介

学部によって難易度には差があります。志望学部が決まっている場合は、該当箇所から確認しましょう。

学部国語の難易度
文学部高め
異文化コミュニケーション学部トップクラス
経済学部平均レベル
経営学部対策しづらい出題
理学部低め
社会学部高め
法学部平均レベル
観光学部平均レベル
コミュニティ福祉学部高め
現代心理学部高め

文学部

文学部の国語は難易度が高めです。現代文・古文ともに他学部よりボリュームが多めになる年度があり、読解スピードが試されます。

基本的に論述問題はありませんが、短文(50文字程度)の記述問題は頻出です。共通テスト利用入試(共通テストの得点だけで合否が決まる方式)では、すべての学科・専修・入試科目数で漢文が必須であるため、あらかじめ要項に目を通しておきましょう。

異文化コミュニケーション学部

異文化コミュニケーション学部の国語は、文学部に並んでトップクラスの難易度です。学部名の通り海外交流やグローバルコミュニケーションの多い学部であるため、英語の難易度が高いことで有名です。加えて「外国語を駆使するならまずは日本語から」という考えも根強く、国語の難易度も相対的に高くなっています。

経済学部

経済学部の国語は、立教大学内では平均レベルです。そのため、他学部の過去問も参考になります。演習量を増やし、得点につなげられるようにしておきましょう。

経営学部

経営学部の国語には、ほとんど小説・随筆文が出ず、基本的に評論文中心になっています。内容は最新の経済トレンドや諸外国とのバランスに関するものが多く、論文を読んでいる気分になるでしょう。年度によっては立教大学講師の作成文が扱われるなど、オリジナリティのある出題が多く、対策しづらいことが難点です。

理学部

理学部の国語は難易度が低めです。数学・理科など理系科目の難易度が高い傾向にあり、そちらに対策の時間を割く必要があるでしょう。反対に、国語が得意だと有利に働きます。

社会学部

社会学部の国語は難易度が高めです。統計や考え方を駆使するような学部であるからこそ、文章から適切に情報を読み出すスキルが問われているのでしょう。ペーパー試験に通用する国語スキルだけでなく、資料やデータも見ながら分析する総合的な読解力が求められます。

法学部

法学部の国語は平均レベルです。経済学部同様、他学部の過去問も参考にしながら対策していくとよいでしょう。

観光学部

観光学部の国語は、難易度が高くありません。立教大学内でも平均レベルであり、基礎・基本を習得しておけば難しくないでしょう。

コミュニティ福祉学部

コミュニティ福祉学部の国語は、倍率の高さが影響して難易度が上がっています。特に福祉学科の人気は根強く、毎年多くの受験生がチャレンジするため、しっかり対策しておきましょう。

現代心理学部

現代心理学部の国語は難易度が高めです。あやふやな文章や主語がはっきりしていない文章が出る年度もあり、客観的な読解と主観的な読解との間で迷うような選択肢が多いでしょう。普段見慣れないテーマの評論文にもチャレンジし、読める範囲を広げておく必要があります。

学部ごとの位置づけをつかむには、立教大学の偏差値推移を学部ごとに解説も参考になります。

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よくある間違い:漢文の要否を思い込みで決めてしまう

最も多い失敗は、「立教は漢文が出ない」と決めつけて対策から外す、あるいは逆に全学部で必要だと思い込んで時間を使いすぎることです。立教大学では学部・学科・専修・受験方式によって漢文の要否が分かれます。

回避策は、志望する学部・方式の入試要項の科目表記を、出願前ではなく学習計画を立てる段階で確認することです。表記が「漢文」と明記されているかどうかで、必要な勉強量が変わります。

立教大学の国語難易度はMARCHの中で高い?

立教大学の国語は、MARCH(明治・青山学院・立教・中央・法政の5大学の総称)の他大学と比較して少し高い傾向にあります。問題量や試験時間は他大学とそう大きく変わりませんが、評論文で扱うテーマの幅が広く、かつ専門的であることが難易度を押し上げています。

MARCHの国語難易度の傾向

MARCH全体の国語難易度も、立教大学と同等です。難問・奇問を出す大学がほとんどなく、基礎・基本寄りでありながら試験時間に対し問題量が多いなど、立教大学と共通するポイントが多くなっています。

ただし、大学ごとに多少出題傾向は違います。

大学出題傾向の特徴
立教大学評論のテーマが広く専門的
中央大学空欄補充が多い
法政大学傍線部読解が多い

他大学の過去問も参考にしながら演習量を増やし、対策していきましょう。英語など他科目の併願対策には青山学院大学国際政治経済学部の英語の傾向と対策も確認しておくと計画が立てやすくなります。

立教大学の国語で高得点を取るためのコツ

高得点の鍵は、難問を解き切ることではなく、取れる問題を落とさないことです。

簡単な問題を落とさない

立教大学の国語は難易度が高く、国語が得意な受験生でも得点を落としやすいことが特徴です。そのため全体の平均点が低めになり、1点を争う激戦にはなりにくい面があります。この環境で高得点を出すには、簡単な問題を落とさないことが大切です。取れる問題を取り、点数を積み上げていきましょう。

長く難しい文章にチャレンジしておく

立教大学は、共通テストのように短文を大量に解かせるより、難しい問題を限定して出す傾向にあります。注釈を見ないとわからない専門用語や内容の補足が豊富に含まれている文章に挑戦し、初見でも焦らない経験値をつけておくのがよいでしょう。あわせて、少し長めの文章にも取り組んでおくことをおすすめします。

早慶上智レベルの過去問にもチャレンジしておく

立教大学の現代文は、早慶上智レベルになることもあります。特に2019年度の立教大学の国語は平均点が低く、多くの受験生が戸惑ったことがうかがえます。志望学部以外の過去問を解くことも有効ですが、余力があれば早慶上智レベルの過去問にも触れておきましょう。

8割を目指して勉強する

立教大学は合格最低点を公開していませんが、自己採点と合否の結果を照らし合わせると、80%程度獲得していれば合格しやすいと考えられています。

水準得点の目安
最低ライン72〜73%
合格可能性を高めたい場合75%以上
問題が易しい年度の目標80%(8割)

受験当日に出題が難しいか簡単かを判断するのは難しいため、最初から8割を目指して対策しておくのが現実的です。

対照表現・同意表現に注目

硬質な評論文が多く、読解に時間がかかりやすい試験です。また、選択形式の設問が多いため、設問を読むだけでも時間がかかります。

キーワードセンテンスだけでなく、対照表現や同意表現に着目し、文章を文節ごとに切り分けながら読むトレーニングが必要です。繰り返していけば、読解時間を短縮できるでしょう。

FAST-UPが見てきた立教国語のつまずき

指導現場で多いのは、読み方を変えないまま演習量だけを増やしてしまうケースです。問題数をこなしても、選択肢を感覚で絞る癖が残っていると、立教大学のようにまぎらわしい選択肢が並ぶ試験では得点が安定しません。

次に目立つのが、注釈に引きずられて本文の流れを見失うパターンです。専門的なテーマでは注釈が多く、往復しているうちに段落のつながりが頭から抜けます。先に本文の論の運びをつかみ、必要になった注釈だけ戻って確認する順序に変えると、読み直しが減ります。

古文でのつまずきは、単語と文法の穴が埋まらないまま読解演習に進んでしまうことです。立教大学の古文は基礎が身についていれば解ける水準である一方、知識がないと手が出ない設問も混ざります。基礎の抜けを先に潰す順番が有効です。

一般入試以外の選択肢を検討する場合は、立教大学の自由選抜入試と面接で聞かれやすい質問も確認しておくと、併願設計の幅が広がります。学習の進め方に迷う場合は、FAST-UP逆転塾の公式LINEで無料カウンセリングを実施しています。

まとめ

立教大学の国語は、MARCHの他大学と比較しても高めの難易度です。限られた時間で多くの問題を解かなくてはならず、専門用語も多い硬質なテーマが中心のため、初見で慌てないよう注意しておく必要があります。

反対に、立教大学の国語対策が十分にできていれば、同レベルの大学にも通用する国語力が身につきます。併願も視野に入れ、早い段階から対策を進めていきましょう。

よくある質問

Q. 立教大学の国語で漢文は必要ですか。 A. ほとんどの学部では出題されません。入試要項に「近代以降の文章」「近代以降の文章、および古文」とある場合は漢文を扱いません。必要な場合は「漢文」と明記されます。文学部の共通テスト利用入試では、すべての学科・専修・入試科目数で漢文が必須です。

Q. 国語は何割取れば良いですか。 A. 合格最低点は公表されていませんが、目安としては8割です。最低ラインは72〜73%程度、余裕を持ちたい場合は75%以上を想定しておくとよいでしょう。年度によって難易が変わるため、8割を基準に対策しておくと調整が効きます。

Q. 立教大学の現代文はなぜ難しいと言われるのですか。 A. 難問が多いというより、分量と時間の関係が厳しいためです。現代文は約4,000〜6,000字あり、硬質な評論文で注釈も多く、内容正誤問題は設問自体が長めです。まぎらわしい選択肢も多く、スピードと正答率の両立が求められます。

Q. 志望学部以外の過去問も解いた方が良いですか。 A. 経済学部や法学部のように難易度が平均レベルの学部では、他学部の過去問も練習材料になります。文学部や異文化コミュニケーション学部を志望する場合は、より長く難しい文章や早慶上智レベルの過去問にも触れておくと、本番で分量に圧倒されにくくなります。

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