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#大学情報

慶應義塾大学の穴場学部3選|早慶どっちが受かりやすい

2025年2月21日

私立大学の中でも最高ランクに位置する慶應義塾大学。

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受験しやすさでは早稲田大学です。慶應義塾大学は小論文中心で国語を課さず、同じ形式の大学が少ないためです。慶應の穴場は文学部、商学部A方式、総合政策学部・環境情報学部が挙げられます。

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私立大学の中でも最高ランクに位置する慶應義塾大学は、偏差値も70前後をマークします。手が届かない大学という認識を持たれがちですが、慶應にも比較的狙いやすい学部があります。2027年度入試に向けて、慶應と早稲田大学それぞれの穴場学部と、どちらが入りやすいかを整理します。

慶應義塾大学の受かりやすい穴場学部

狙い目になりやすいのは、文学部、商学部A方式、総合政策学部・環境情報学部の3つです。倍率が落ち着いている学部と、倍率は高くても合格最低点が極端に高くない学部の2タイプに分かれます。

文学部

倍率合格最低点
2022年度3.2倍218点(350点満点)
2021年度3.2倍232点(350点満点)
2020年度3.9倍250点(350点満点)

文学部は1つの学科しかないため、他の学部と比べると規模が大きく、結果的に倍率は3倍程度で落ち着いています。必要な合格最低点もおおよそ6割台で、場合によっては7割台に届くかどうかといったところです。偏差値も若干落ち着いていることが、穴場学部としての評価につながっています。

商学部

商学部A方式倍率合格最低点
2022年度2.3倍240点(400点満点)
2021年度2.2倍252点(400点満点)
2020年度2.7倍244点(400点満点)
商学部B方式倍率合格最低点
2022年度6.7倍302点(400点満点)
2021年度7.3倍288点(400点満点)
2020年度7.0倍309点(400点満点)

穴場学部としてよりおすすめなのがA方式です。A方式は数学を用いる入試形式で、定員もA方式の方が上です。一方のB方式は論文テスト(課題文を読んで記述する慶應独自の科目)を用いる入試形式で、しかも定員が少ないことから激戦になりやすいのが特徴です。

合格最低点を見てもわかる通り、A方式とB方式で40〜60点ほど違います。数学と論文テストという違いこそあれ、科目が違うだけでこれだけ点数が変わるというのは、一定の差があると考えた方が自然です。

総合政策学部・環境情報学部

総合政策学部倍率合格最低点
2022年度5.3倍261〜275点(400点満点)
2021年度7.1倍246〜261点(400点満点)
2020年度8.4倍246点(400点満点)
環境情報学部倍率合格最低点
2022年度5.5倍234〜248点(400点満点)
2021年度7.4倍238〜267点(400点満点)
2020年度9.4倍246点(400点満点)

倍率だけを見れば確かに穴場とは言い難いところです。ただし2科目400点の中で合格最低点はだいたい6割から7割ほどで、対策をしっかりと立てていれば攻略できそうな点数です。偏差値は非常に高く70を超えているので苦戦しそうな印象ですが、そこまで超難問が続出するようなイメージではありません。

早稲田大学の受かりやすい穴場学部

早稲田大学で狙い目になりやすいのは、教育学部、スポーツ科学部、人間科学部です。いずれも看板学部より偏差値帯が下がる、または入試方式が独特で倍率が落ち着く点が共通しています。

教育学部

倍率合格最低点
2022年度6.3倍83.250〜114.255点(150点満点)
2021年度6.3倍84.495〜118.962点(150点満点)
2020年度6.8倍84.245〜124.206点(150点満点)

教育学部は偏差値が60.0〜67.5とかなり幅があり、他の文系学部と比べると偏差値的に穴場感があります。しかも偏差値67.5の学科の方が少なく、偏差値62.5の学科が多く、その次に偏差値65といったところです。この点でも他の学部と比べて平均的な偏差値は一枚落ちます。

共通テストの得点率ボーダー(合格の目安とされる共通テストの得点割合)も8割前後になっており、共通テスト利用入試(共通テストの成績で合否が決まる私大方式)の方がチャンスがあります。専攻内容によってはそこまで高くないハードルになっています。

スポーツ科学部

倍率合格最低点
2022年度3.3倍163点(250点満点)
2021年度3.5倍159.7点(250点満点)
2020年度5.5倍168点(225点満点)

スポーツ科学部は独自問題を一般選抜で問わず、共通テストと小論文、もしくはスポーツの競技歴などの方式で決まるため、偏差値がありません。共通テストの得点率ボーダーは小論文方式で8割を下回るため、他の学部と比べて若干落ちることは明らかです。

またスポーツ科学部の場合は所沢キャンパスになるため、都心部から若干離れていることもネックになりやすい点です。結果的に倍率も落ち着きを見せており、穴場学部につながっています。

人間科学部

倍率合格最低点
2022年度5.8倍85.5〜88.5点(150点満点)
2021年度6.1倍85.616〜87.620点(150点満点)
2020年度8.0倍86.4〜89点(150点満点)

人間科学部も偏差値が62.5〜65.0と他の学部より低いため、狙い目になりやすい学部です。倍率も年々落ち着いてきています。合格最低点も得点率が6割を切っており、他の学部と比べて点数は低めです。

特に数学選抜方式だと、一般的な共通テスト利用方式と比べて5%ほどボーダーが下がる傾向にあります。数学が得意な場合は、数学選抜方式で受験した方がチャンスは広がります。

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慶應義塾大学と早稲田大学どちらが入りやすい

受験しやすさと併願のしやすさでは、早稲田大学に分があります。理由は入試科目の構成にあります。

早稲田大学が受験しやすい

結論から言えば、早稲田大学の方が受験しやすいと言えます。慶應義塾大学の場合、共通テスト利用入試がなく、小論文形式が一般的だからです。国語を使わなくて済む入試は非常に少なく、現代文も古典も漢文も必要にならないのは慶應ぐらいです。一方で小論文対策は第三者にチェックしてもらわないといけないため、なかなか対策が立てにくいのが実情です。

その点、早稲田は共通テスト利用入試もあれば国語もきちんと試験科目にあるため、受験しやすさという点では早稲田です。国語の中でも配点を落としやすい分野は早めに潰しておくと有利で、明治大学の漢文の入試傾向と対策のような他大学の出題傾向も参考になります。

早稲田大学は併願もしやすい

早稲田大学には併願がしやすい特徴があります。慶應は小論文が出てきて国語が出てこない分、同じような入試形式の大学はほとんどありません。早稲田大学の方はオーソドックスな組み合わせなので、併願もしやすいと言えます。

早稲田も慶應も英語に関して非常に難しく、もし慶應が小論文から国語に切り替えれば早稲田のアドバンテージの1つが消えます。ただしその兆候は見られないため、当面は早稲田の方が受験しやすく併願もしやすいということになるでしょう。併願校を組むときは、立教大学の偏差値推移を学部ごとの解説や青山学院大学国際政治経済学部の英語の傾向と対策も合わせて確認しておくと、無理のない日程が作れます。

よくある間違い:倍率の低さだけで穴場を決める

倍率だけで志望学部を決めると、対策の方向を外します。倍率は出願者の動向で毎年揺れる一方、合格最低点と科目構成は学部ごとの性格を反映しやすいためです。

  • 総合政策学部・環境情報学部は倍率が高めでも、合格最低点はだいたい6割から7割
  • 商学部はA方式とB方式で合格最低点が40〜60点違う
  • 人間科学部は数学選抜方式でボーダーが下がる傾向

回避策は、倍率・合格最低点・科目の3点をセットで見て、自分の得意科目で点が伸びる方式を選ぶことです。

FAST-UPが見てきた穴場学部狙いのつまずき

指導現場で多いのは、穴場という言葉を「負担が軽い学部」と読み替えてしまうパターンです。実際には学部が変わっても英語の難度は下がりにくく、早慶の穴場学部を第一志望にしても学習量は減りません。

もう1つのつまずきは、方式を絞らないまま夏を越すことです。慶應の商学部A方式と総合政策学部・環境情報学部では、求められる力が大きく違います。小論文と論文テストも別物です。方式を決めずに全部に手を出すと、どれも仕上がらないまま直前期に入ります。

穴場学部でも英語の対策を薄くすることはできません。早稲田大学も慶應義塾大学も英語が非常に難しいためです。早い段階で方式を決め、英語を軸に残りの科目を積む形が結果につながりやすい進め方です。

まとめ

穴場学部といっても早稲田も慶應も十分難しく、歯が立たないと感じる方が多いかもしれません。しかし早稲田と慶應にはそれぞれ違いがあり、丁寧に対策を立てていければ合格の可能性は十分にあります。看板学部は激戦になりやすい一方、穴場学部であればチャンスは残っています。

英語や数学が得意であれば、早慶で戦える可能性は広がります。高1・高2から数学の学力を上げておくと選択肢が広がります。商学部A方式や人間科学部の数学選抜方式のように、数学を使う方式が用意されているためです。受験校の費用面を事前に把握しておきたい場合は、学習院大学の4年間の学費と奨学金情報のような学費記事も早めに目を通しておくと計画が立てやすくなります。

よくある質問

Q. 慶應義塾大学に共通テスト利用入試はありますか。
A. ありません。慶應義塾大学は共通テスト利用入試がなく、小論文形式が一般的です。共通テスト中心で私大を押さえたい場合は、早稲田大学など他大学の方式と組み合わせる形になります。

Q. 慶應義塾大学の商学部はA方式とB方式のどちらが狙い目ですか。
A. A方式です。A方式は数学を用いる入試形式で定員が多く、論文テストを用いるB方式は定員が少ないため激戦になりやすいからです。合格最低点もA方式とB方式で40〜60点ほど違います。

Q. 総合政策学部・環境情報学部は倍率が高いのに穴場なのですか。
A. 倍率だけ見れば穴場とは言い難いものの、2科目400点で合格最低点はだいたい6割から7割です。偏差値は70を超えますが、超難問が続出するわけではないため、対策次第で届く可能性があります。

Q. 早稲田大学の人間科学部はどの方式が有利ですか。
A. 数学が得意な場合は数学選抜方式が有利です。一般的な共通テスト利用方式と比べて、5%ほどボーダーが下がる傾向にあります。偏差値も62.5〜65.0と他の学部より低く、倍率も年々落ち着いてきています。

Q. 推薦や特別入試も併せて検討した方がよいですか。
A. 一般選抜と両立できる範囲であれば選択肢になります。方式ごとに準備内容が異なるため、立教大学の自由選抜入試の面接と質問例のような具体例を確認し、必要な準備量を見積もってから判断すると安全です。

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