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#学習法

上智大学と明治大学どっちが上?早慶明は本当か

2025年1月14日

私大の大学群では最高峰の位置づけである早慶上智。

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偏差値・就職実績・世間のイメージのいずれで見ても、現状は上智大学が明治大学をやや上回ります。ただし差は偏差値で2.5ポイント程度とされ、看板学部どうしの比較では明治大学が肉薄している分野もあります。

2026年9月時点の情報です。

私大の大学群で最高峰に位置づけられる早慶上智。そこに迫ろうとしているのが、MARCHの代表格明治大学です。どこまで差が縮まっているのかを、項目ごとに見ていきます。

なお「慶応」と略して表記されることもありますが、正式名称は慶應義塾大学です。本記事では初出以降「慶應」と記します。

上智大学と明治大学の比較early結論

総合では上智大学が上、個別の学部では明治大学が並ぶ場面がある、というのが現状です。主要な比較軸を整理します。

比較軸早慶上智明治大学
偏差値65〜67.5に多くの学部が集中60〜65が中心
入試難易度独自方式が多く偏差値以上に感じやすい偏差値に比例した難易度
人気・知名度知名度は互角、人気はわずかに上知名度は互角、近年人気が上昇
立地都心の一等地が主要キャンパス都心の一等地が主要キャンパス
就職有名企業就職率・想定年収で私大最上位MARCH内ではリード

早慶上智と明治大学を徹底比較

偏差値面

偏差値ではおよそ5ポイントの差があります。早慶上智はほとんどの学部が65もしくは67.5に集まり、慶應が72.5、早稲田大学と上智大学が70をそれぞれトップとしています。

一方の明治大学は65がトップで、60や62.5あたりに多くの学部学科が並びます。学部ごとの数字の並びは早慶上智の偏差値ランキングで確認すると、差の付き方が見えやすくなります。

大学学部が集まる偏差値帯最高偏差値
慶應義塾大学65〜67.572.5
早稲田大学65〜67.570
上智大学62.5〜67.570
明治大学60〜62.565

入試難易度面

明治大学は偏差値に比例した難易度に落ち着いています。共通テスト利用入試(大学入学共通テストの得点を使って合否を決める方式)をはじめ、一般的な入試制度が中心だからです。

早慶上智はそれぞれで入試改革が進んでいます。慶應のように共通テスト利用入試がなく、国語が小論文に置き換えられている学部もあります。独自の対策が必要になるぶん、偏差値の数字以上に難しく感じやすい方式です。

上智大学にはTEAP方式と呼ばれる、外部検定試験のスコアを英語の点数として用いる方式があります。外部検定試験を利用する方式があるぶん難易度が上がり、受験者が減っても偏差値が落ちにくい状況になっています。科目単位の負荷を知るには早慶の日本史の難易度と対策も参考になります。

人気・世間イメージ面

知名度だけで見ればほぼ互角で、いずれも誰もが知る大学です。人気ではわずかに早慶上智が上回りますが、明治大学にも根強い人気があります。

ただし世間のイメージでは早慶上智が優勢です。明治大学へのイメージが早慶上智に肉薄するところまで来ているとは言い切れません。

立地面

立地の差はほとんどありません。いずれも都心の一等地に主要キャンパスを置いています。

明治大学は御茶ノ水や中野など複数のキャンパスを持ち、理系学部は川崎市にあります。慶應の理系学部は横浜市にあるため、理系キャンパスの立地も互角と言えます。

就職面

就職では早慶上智が確固たる強さを見せます。有名企業への就職率で私大の上位を形成し、想定年収でも私立最上位を確保しています。

就活フィルター(採用選考で出身大学によって扱いが変わるとされる慣行)にもかかりにくい早慶上智に対し、明治大学も一定の存在感はあるものの差をつけられているのが実情です。MARCH内ではリードしていますが、早慶上智を相手にすると厳しい戦いになります。

結論:早慶上智と明治大学はどっちが良い?

現状では早慶上智に軍配が上がります。偏差値面で上智大学に明治大学が肉薄しているとはいえ、多くの項目で早慶上智が上にいるためです。

今後差が縮まる可能性はあります。ただし数年で逆転できるほどの差とは言い難く、当面はこの状況が続くと見るのが自然です。

早慶上智と明治大学の看板学部を徹底比較

各大学には看板学部があります。まずは大学ごとに整理します。

早稲田大学の看板学部

政治経済学部が筆頭です。世間一般が考える早稲田大学の看板学部を問うアンケートでは、全体の7割近くが政治経済学部と答えました。偏差値も高く、入試改革では先陣を切っており、今後も揺らぎにくい位置にいます。(参照:日経XTREND)

同じ調査で若い世代から看板学部と評価されているのが法学部です。法曹界や政界に進む卒業生が多く、偏差値も高い水準を維持しています。

社会科学部は現状で看板学部という扱いまでは受けていないものの、偏差値の急上昇から近い将来看板学部になる可能性が高い学部です。以前は夜間の学部として機能していた認識が残るため評価が遅れがちですが、人気の上がり方は看板学部に準じています。

慶應義塾大学の看板学部

医学部が全体の4割ほどの支持を集めました。伝統があり、以前から東京大学の医学部と双璧をなす存在です。(参照:日経XTREND)

若い世代に限ると医学部の評価はそこまで伸びず、根強い支持を集めたのが経済学部でした。慶應の経済学部に合格して早稲田大学を蹴る学生も見られるなど、文系の看板学部として機能しています。

法学部も若い世代から著しい支持を集めています。偏差値72.5の慶應SFCの2学部よりも、若い世代の支持率が高いのが特徴です。

上智大学の看板学部

半世紀以上揺るがないのが外国語学部です。英語学科は名門として機能し、ドイツ語・ロシア語・ポルトガル語など多様な学科があります。

ビッグデータの解析では、最もブランド力があるとされるのが理工学部です。偏差値では早慶にやや及ばないものの、注目度では早慶の理工系学部より上とされています。(参照:マネー現代)

法学部は偏差値67.5と早慶の看板学部に肉薄します。上智大学の法学部に落ちたが早慶には受かったというケースもあり、早慶に負けない看板学部です。

明治大学の看板学部

商学部は、早慶を含めた私立大学の商学部として最も古い歴史を持ちます。毛色の違うゼミを同時に履修できるのが特徴で、確固たるプライドが感じられます。

ビッグデータで学部ブランド力が最も高いのが政治経済学部です。偏差値は60から65と早慶上智より低めですが、MARCH内では断然リードし、上智大学とも肉薄しています。(参照:マネー現代)

農学部は早慶上智に存在しない学部です。偏差値65は私立の農学部でトップクラスで、他のMARCHにもないため独壇場となっています。

看板学部どうしの比較

比較軸早慶上智の看板学部明治大学の看板学部
偏差値67.5以上が中心62.5〜65
入試難易度独自方式が多く偏差値以上偏差値相応
人気早稲田政治経済・慶應医が全世代で高評価商・政治経済・農が安定
立地都内キャンパス都内中心、農学部は生田
就職大学全体の就職率に貢献大学全体の就職率に貢献

偏差値では5ポイント以上の差があります。明治大学の人気は高まっていますが、逆転までは時間がかかるか、肉薄しても逆転に至らない可能性も十分あります。

入試難易度では、明治大学は本格的な入試改革をまだ行っておらず、偏差値相応に落ち着いています。慶應の小論文のように独自対策が要る早慶上智のほうが、偏差値以上の難易度を感じやすい構造です。

人気面では、上智大学はビッグデータ的に盤石の看板学部が不在とされます。明治大学がしっかり看板学部を確保していることを踏まえると、この点では明治大学が迫っていると言えます。

立地はいずれも都内キャンパスで大差ありません。明治大学の農学部は生田キャンパスですが、農学部専用の畑など学ぶ環境が整っており、実質的なハンデは大きくありません。就職面も看板学部どうしではほとんど差がなく、差は別の部分で生まれていると考えるのが自然です。

結論として、農学部のような独自の看板学部がある以上、一概にどちらが良いとは言えません。ただし両者に共通する政治経済系統で比べると、早慶上智が上に来ると見るのが妥当です。

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早慶上智から早慶明になるって本当?

現時点で呼称が入れ替わる段階には至っていません。偏差値の差は縮まっているものの、国際系学部やイメージの面で上智大学が優位を保っているためです。

上智大学と明治大学の偏差値比較

上智大学は62.5から67.5に多くの学部が入り、明治大学は最大65、だいたい60から65に収まります。差は2.5ポイント分で、ちょっとしたきっかけで追いつく余地がある数字です。

世間イメージではやはり上智大学が上か

世間のイメージでは上智大学が上です。昔からの印象が大きく、外国語学部が看板というイメージが根強く残っています。

ただし上智大学は外国語系の学部が分散しており、以前ほどの勢いはないとされます。明治大学は近年人気を高めており、今後の展開でイメージが変わる可能性を秘めています。

上智大学と明治大学の差とは?

看板学部だけを見れば両者はほぼ互角で、農学部のオリジナリティを加味すれば明治大学に分がある可能性もあります。それでも差が残るのは、看板学部以外の部分で開きがあるからです。明治大学は新しい学部が多く、その成長が今後のカギを握ります。

国際系学部の差も大きい要素です。上智大学は複数の国際系学部を持ち、その頂点に外国語学部があります。明治大学には国際日本学部などがありますが、現状では主力とまでは言えず、第一志望として扱われる回数は多くないと考えられます。

もう一つは大学群そのものの力です。同じ大学群に括られると同じレベルと見なされやすく、早慶上智という呼称が続く限り、明治大学が食い込むのは簡単ではありません。細かく見れば早慶と上智大学にも差があり、MARCH内の明治大学にも同じことが言えます。

よくある間違い:大学群のイメージだけで志望校を決める

「早慶上智だから難しい」「MARCHだから少し楽」と大学群単位で判断するのは避けたいところです。同じ大学群でも学部ごとに偏差値も入試方式も異なり、括りの印象と実際の難易度が一致しないことがあります。

回避策は、志望順位を付ける前に学部単位で過去問を1年分解くことです。配点・出題形式・時間配分を体感してから、偏差値表と照らし合わせると、自分にとっての難易度が見えてきます。

FAST-UPが見てきた上智・明治志望者のつまずき

指導現場で多いのは、併願校の方式を決めるのが遅れるケースです。上智大学は外部検定試験を使う方式があり、明治大学は全学部統一入試と学部別入試で出題の性格が変わります。方式を決めずに勉強を始めると、対策の軸が定まらないまま時間が過ぎていきます。

もう一つは、志望校を「大学名」だけで選んでしまい、科目との相性を後回しにする傾向です。小論文が課される学部、英語の比重が極端に高い学部では、得意科目の活かし方がまったく違ってきます。

伸び方に違いが出るのは、夏までに受験科目と方式を固定できたかどうかです。固定できた受験生は過去問演習に入る時期が早まり、弱点の洗い出しに時間を回せます。

早慶上智と明治大学の学部別序列ランキング

41学部を序列順に並べたものです。

順位学部コメント
41上智大学神学部日本唯一のカトリック神学部。キリスト教の倫理や文化を学ぶ
40明治大学総合数理学部理系以外への波及を目的とするが、カラーは発展途上
39明治大学文学部歴史を重ね、偏差値的には落ち着いたポジション
38明治大学国際日本学部日本の魅力を世界に発信する人材育成。魅力が出始めた段階
37上智大学文学部歴史はあるが偏差値的にはやや下
36早稲田大学スポーツ科学部河合塾では偏差値が出されない。都心から離れた立地がネック
35慶應義塾大学看護医療学部慶應義塾大学病院で学べ、卒業後そのまま働ける点が人気
34早稲田大学人間科学部医学部に近いとされるが、何をするか伝わりにくい
33早稲田大学文化構想学部女性比率が高く、別名戸山女子大学とも言われる
32上智大学経済学部他大では看板格だが、現状は倍率が低く差がついている
31明治大学経営学部一定の偏差値はあるが、他学部と比べると地味
30慶應義塾大学薬学部全国でも上位。慶應のカラーにはまだ染まり切れていない
29早稲田大学基幹理工学部分割によりビッグデータ上のブランド力が低下
28早稲田大学創造理工学部本来はもっと高い序列でもおかしくない
27早稲田大学先進理工学部同上。実力に対して評価が追いついていない
26明治大学情報コミュニケーション学部IT系に強く、就職に強い学部になり得る
25明治大学理工学部伝統があり、上智大学と対峙するポテンシャルを持つ
24上智大学総合人間学部学科は立派だが、学部として何をするかが分かりにくい
23上智大学総合グローバル学部似た学部が多く、カラーを出し切れていない
22慶應義塾大学環境情報学部慶應SFCの一翼。偏差値は高いがキャンパスが遠い
21慶應義塾大学総合政策学部同じく慶應SFC。学部内容の浸透が課題
20早稲田大学文学部伝統を誇り、一定のポジションを守り続ける
19早稲田大学教育学部教職志望者の憧れで、全国的な知名度がある
18早稲田大学国際教養学部上智大学の国際グローバル学部より内容が伝わり、偏差値も高め
17上智大学外国語学部看板学部。国際系学部の増加で分散気味
16明治大学商学部日本最古の商学部としての矜持
15慶應義塾大学文学部三田文学で知られ、早慶ダブル合格では選ばれやすい
14慶應義塾大学商学部早稲田大学商学部とはほぼ五分
13早稲田大学商学部ダブル合格の割合は年ごとに変動
12明治大学法学部偏差値で早慶上智に迫る、伸びの著しい学部
11早稲田大学社会科学部今後看板学部になる可能性が高い。実績次第で一気に上がる
10明治大学農学部早慶上智にも他のMARCHにもない、私立トップクラスの農学部
9上智大学法学部早慶と互角になれる数少ない学部
8上智大学理工学部看板学部になりつつあり、大企業就職率を下支え
7明治大学政治経済学部明治大学一番の看板学部。上智大学にも肉薄
6早稲田大学法学部若い世代の評価は高いが、慶應法学部との併願では差がつく
5慶應義塾大学理工学部偏差値65。入学後に専攻を決められる懐の広さ
4慶應義塾大学法学部2021年の早稲田大学の勢いの中でも信頼度は不動
3慶應義塾大学経済学部すべてにおいて優れた看板学部
2早稲田大学政治経済学部入試改革で少数精鋭化し、看板としての強さが増した
1慶應義塾大学医学部全世代から支持。全国の医療従事者の憧れ

まとめ

早慶上智と明治大学は、人気や知名度では意外と互角に近い勝負をしています。今後さらに食い込む可能性も否定できません。

早慶明になるのか、早慶上明となるのか、上智大学と組んでSMARTと呼ばれるのか。2027年度入試に向けては、呼称よりも学部単位の難易度と方式を見て志望校を決めるほうが実益があります。

よくある質問

Q. 上智大学と明治大学はどちらが上ですか? A. 偏差値・就職・世間のイメージを総合すると上智大学が上です。ただし偏差値の差は2.5ポイント程度で、看板学部どうしでは明治大学が肉薄しています。農学部のように明治大学にしかない分野もあるため、学びたい内容で選ぶ余地は十分あります。

Q. 早慶上智が早慶明に変わる可能性はありますか? A. 短期間で入れ替わる段階には至っていません。国際系学部の層の厚さや、大学群として括られてきた歴史の長さが上智大学の優位を支えています。明治大学は新設学部の成長がカギになります。

Q. 入試の難しさは偏差値どおりですか? A. 明治大学はおおむね偏差値相応です。早慶上智は共通テスト利用入試がない学部や、小論文・外部検定試験を使う方式があり、偏差値の数字以上に対策の手間がかかる場合があります。

Q. 現役で届かなかった場合、浪人してでも上智大学を狙うべきですか? A. 一律には言えません。科目ごとの伸びしろと、進学先で学びたい内容を比べて判断する形になります。大学生の浪人割合や仮面浪人と就職の関係を踏まえて検討すると、判断材料が増えます。

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