FAST-UP代表・関根郁弥が語る逆転合格
関根 郁弥 代表取締役CEO
FAST-UP
関根郁弥は、FAST-UP逆転塾を運営する株式会社Nogifaの代表取締役CEOです。偏差値42の公立高校から独学8ヶ月で青山学院大学に合格し、その経験をもとに0から難関私大を目指す受験生の指導に取り組んでいます。
2026年9月時点の情報です。
関根郁弥のプロフィール
FAST-UP逆転塾を立ち上げた関根郁弥自身が、0から難関私大を目指した当事者です。指導者としてのキャリアから始まったのではなく、受験生としての経験が出発点になっています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 出身高校 | 偏差値42の公立高校 |
| 受験勉強の開始 | 高校3年の6月 |
| 受験までの学習期間 | 独学8ヶ月 |
| 勉強を始めた時期の模試の偏差値 | 28 |
| 合格した大学 | 青山学院大学 |
| 在学中の活動 | 塾と生徒のマッチングサービスを運営し、300人以上の生徒にアドバイス。塾側へのコンサルティングも実施 |
| 現職 | 株式会社Nogifa 代表取締役CEO |
ここでいう模試とは、本番に近い形式で全国の中での位置を測る試験のことです。
とにかく遊びまくっていた小中高時代
高校3年の6月まで、まともに勉強をした経験はありませんでした。
小中学校時代は、サッカーとゲームが生活の中心でした。朝5時に起きてゲームをしてから学校に行き、部活が終わると速攻で帰宅してまたゲーム。休みの日もひたすらゲームで、1日12時間という日もざらにありました。勉強とは無縁の日々です。
高校時代は週6でアルバイトに明け暮れていました。学校のテストは前日の夜10時くらいから一気に詰め込み、なんとか赤点を回避する。その繰り返しでした。
通っていたのは偏差値42くらいの公立高校で、周りの友人も遊んでいる人が多い環境でした。真面目な人もいましたが、一般受験をする人は5人いるかいないか。あとは推薦と就職です。休み時間に勉強をしていると、必ずいじられるような空気がありました。一般受験とは、学力試験の点数で合否が決まる入試方式を指します。
その環境で一般受験を選んだことに、明確な理由はありません。ただ、後から考えると、小さい頃から馬鹿と言われ続けてきたことが関係していたのかもしれません。一つ上の兄は几帳面で勉強ができ、成績はオール5に近い人でした。家族や友人から常に兄と比べられ、お前は就職しかないと言われ続けてきました。そこへの反骨心と、どこかで見返したいという気持ちがあったのだと思います。実際の成績は体育以外オール2、順位は220位中215位でした。
周囲に一般受験をする人が少ない環境では、現役で間に合わなかった場合に浪人も選択肢に入ります。どれくらいの人が浪人を選んでいるかは、大学生の浪人割合はどれくらい?で確認できます。
志望校を決めた理由は、カッコいいから
志望校を青山学院大学にした理由は、カッコいいからでした。それ以上の根拠はありません。そもそもMARCHという言葉を聞いたこともなく、知っている大学が多くありませんでした。MARCHは、明治・青山学院・立教・中央・法政の5大学をまとめた呼び方です。青山学院大学だけは、なぜか知っていました。
受験を始める時点では、合格できるとは思っていませんでした。それでも周りの人たちには、合格できると公言していました。模試の偏差値は28です。痛いやつではありますが、公言したことは、結果的に正しいアプローチでした。公言すれば自分を追い込まざるを得なくなり、強烈な自己暗示もかかるからです。勉強を始めて3ヶ月くらいで、自分は青山学院大学に受かると本気で思えるようになりました。
志望校の水準を具体的に知りたい場合は、早慶上智の偏差値ランキングで難関私大の偏差値帯を確認しておくと、目標との距離がつかめます。
逆転合格の要因は、批判的に考えたこと
逆転合格の要因は、間違いなく批判的だったことです。あらゆる物事を疑っていました。学校の先生が言うことは本当に正しいのか、学校で良い成績を取る意味は何なのか、という具合です。
例えば、文章をしっかり理解してから解くことを勧める国語の先生がいました。ただ、その先生と自分のバックグラウンドは全く違います。中学受験をして良い大学に入った人と、0から逆転合格を目指す人では、勉強の仕方が変わります。
だからこそ、0から始める受験生は、文章をある程度までしか理解できない前提で、ロジカルに解くことに集中する必要があります。コツコツ勉強してきた人には背景知識があり、難解な文章を真正面から理解して解ける場合がありますが、0から始める人には同じ前提が成り立たないからです。当時の国語の先生には猛反発しました。
科目ごとの勉強法も、自分の前提に合わせて選ぶことになります。暗記量が勝負になる科目の進め方は、世界史の教科書を用いた勉強法や早慶の日本史の難易度と対策が参考になります。
よくある間違い:高学歴の先生のやり方を無批判に真似る
最も多い間違いは、頭の良い先生のやり方を疑わずにそのまま取り入れてしまうことです。前提が違う相手の方法を写すと、同じ時間をかけても成績が伸びにくくなります。
回避策は、教わる相手と自分のスタート地点を比べてから、方法を受け取ることです。教わる相手は、学歴ではなく「自分と同じ地点から伸びた経験があるか」で選ぶ方法が有効です。0の状態から勉強した人は、ロジカルに進める必要があり、できない自分が理解できるように細かく学んだ経験を持つからです。
実際に教わっていたのは、一つ上で逆転合格をした青山学院大学の先輩でした。学校や塾の先生よりも、はるかに教えるのが上手かったと感じています。オリンピックで金メダルを取った選手が、教えるのが上手いとは限らないのと同じ構図です。東大出身の先生は頭が良いかもしれませんが、逆転合格を目指す人にとってベストな先生かどうかは、別の問題として考える必要があります。
逆転合格を通して得た、できないと思わない力
逆転合格で得たものは、何事に対してもできないと思わなくなったことです。何をやるにも、自分ならできると本気で思えるようになりました。
高校の頃は美容師や学校の先生になりたいと思っていました。ただ、それはその職業が好きだったからではなく、それ以外の職業になれると思っていなかったからです。「将来の夢は何?」と聞かれたとき、無意識にやれる範囲の中から答えていたということです。
「将来の夢は何?」と聞かれたときと、「もし何にでもなれるなら何になりたい?」と聞かれたときで、答えが変わる人がいます。後者の問いの答えに向かって真っ直ぐ突き進めるようになったのは、逆転合格という成功体験のおかげです。これは高校生だけの話ではなく、大人にも当てはまります。人間はできないと思うことには手を付けないため、マインド一つで可能性が狭まるのは勿体ないことです。
FAST-UPが見てきた逆転合格の共通点
FAST-UPが逆転合格に拘るのは、周りから否定されるような大きな目標を自分の力で達成した経験が、その後の人生に与える影響を理解しているからです。すべての人を幸せにしようとは考えていません。研究者が特定の領域を深く掘ることで知の地平線を広げるように、自分たちにしかできないことに絞って、幸せの深さを追求したいからです。
対象としているのは、今、親や学校の先生など周りの人からできないと思われていて、志望校を口にすれば否定される高校生です。自分には無理だと思い込んでいる高校生も含みます。つまり、逆転合格を目指す人です。
指導の現場で見えているつまずきどころは、学力そのものより手前にあります。参考書を一周して覚えた気になる、理解を完璧にしてから次へ進もうとして手が止まる、模試の判定を見て志望校を下げる。どれも真面目な受験生ほど起きやすい傾向です。逆転合格に届く人に共通しているのは、やり方を自分の前提に合わせて選び直せること、そして判断材料が足りないときに人に聞ける素直さを持っていることです。
FAST-UP逆転塾は、0から難関私大への逆転合格に向けた学習法と個別カリキュラムを扱う塾です。公式LINEで無料のカウンセリングを実施しています。
自分が大企業の社長になる、Googleで働く、世界的に活躍する。そう思えている高校生は、今は多くないかもしれません。それでも、本当にやりたいことをやった方が良いのは間違いありません。過去がどうであれ、本気で変わりたい人の挑戦を支えていきます。
よくある質問
Q. 模試の偏差値が28でも難関私大を目指せますか? A. 残り期間と1日に確保できる学習量によります。関根は高校3年の6月に勉強を始め、独学8ヶ月で青山学院大学に合格しました。現状の数値よりも、自分の前提に合うやり方を選べるかどうかが分かれ目になります。
Q. 志望校を周りに公言したほうがよいですか? A. 自分を追い込む状況を作りたい場合は有効です。公言すると引き返しにくくなり、自己暗示も働きます。否定されることが負担になるなら、信頼できる相手だけに伝える形でも構いません。
Q. 高学歴の先生に教わるのが一番良いのでしょうか? A. 学歴と教え方の上手さは別の軸です。重視したいのは、自分と近いスタート地点から伸びた経験があるかどうかです。0から積み上げた人は、つまずく場所を具体的に説明できる場合があります。
Q. 現役で届かなかった場合、浪人すべきでしょうか? A. 志望校と現状の距離、そして1年間学習を続けられる環境があるかで判断します。大学に通いながら再受験する選択もあり、その影響は仮面浪人は就職で不利なのかで整理しています。
Q. 勉強法を選ぶ基準はありますか? A. 自分の背景知識の量を基準にします。背景知識が少ない段階では、文章や問題を正面から理解し切ることよりも、手順を決めて解き進める方法に合わせる形が現実的です。


