なぜ逆転合格なのか。FAST-UP代表が理由を説明
関根 郁弥 代表取締役CEO
FAST-UP
関根 郁弥
代表取締役CEO
偏差値42の公立高校から、独学8ヶ月で青山学院大学に合格。在学中は塾と生徒のマッチングサービスを運し、300人以上の生徒のアドバイスをする。塾側にもコンサルティングを実施し、現在が株式会社Nogifaの代表取締役を務める。
とにかく遊びまくる
-まずは関根さんのバッググラウンドについてお聞かせください。
関根 小中学校時代はとにかくサッカーとゲームをずっとしていましたね。朝5時に起きてゲームをしてから学校に行き、部活が終わったら速攻で帰宅してゲームをまたやる。休みの日もひたすらゲームをやって…笑。1日12時間ゲームをやるなんてこともザラにありました。とにかく勉強とは無縁の日々を送っていました。
高校時代は週6でアルバイトに明け暮れていました。学校のテストは前日の夜10時くらいから一気に詰め込んで、なんとか赤点は回避するみたいな感じでしたね。高校3年の6月までまともに勉強をしたことはありませんでした笑。
-とにかく遊んでいたんですね。高校について詳しく教えてください。
関根 僕が通っていた高校は偏差値42くらいの公立高校だったので、周りの友人たちも遊びまくっていました。もちろん真面目な人もいますが。一般受験をする人は5人いるかいないかくらいで、あとはみんな推薦と就職でしたね。休み時間に勉強をしていると必ずいじられるような高校でした。
-なるほど。そんな環境でなぜ一般受験をしようと思ったのですか?
関根 明確にこういう理由があって、一般受験にしたというのは正直ないです。ただ、後から考えてみると小さい頃から馬鹿と言われ続けてきたことがあるかもしれません。一つ上に兄がいるんですけど、彼は几帳面で勉強ができて、成績もオール5に近いような人なんですね。常に家族や友人から兄と比べられ、お前は就職しかないと言われ続けてきたので、そこに対する反骨心みたいなものがあったのだと思います。どこかで見返してやりたいと。実際、常に体育以外オール2、順位は220位中215位とかだったので言われても仕方ないですが笑。
志望校を決めた理由は、カッコいいから
-なぜ青学を受けようと思ったのですか?
関根 これも明確な理由があるわけではなく、単純にカッコいいからです。本当にそれだけ笑。そもそもMARCHという言葉を聞いたことがなく、知っている大学がそんなになかったというのも大きいですね。青学だけはなぜか知っていました。
-受験を始める時、現実的に自分が青学に合格できると思いましたか?
関根 正直、全く合格できると思っていなかったんですけど、周りの人たちには絶対に合格できると公言しました。模試の偏差値は28にも関わらず笑。めちゃくちゃ痛いやつですけど、これは結果的に正しいアプローチだったと今更ながら思います。公言することで自分を追い込まなければいけなくなるし、何より強烈な自己暗示がかかる笑。勉強を始めて3ヶ月くらいで、自分は青学に受かると本気で思えるようになりました。
批判的に考える
-逆転合格が成功した要因は何だと思いますか?
関根 間違いなく批判的だったことでしょうね笑。とにかくあらゆる物事を疑いまくる。学校の先生が言うことは本当に正しいのかとか、学校で良い成績を取る意味とか。
例えば国語の先生で文章をしっかり理解して、解くことを勧めてくる先生がいたんですけど、その先生と僕のバックグラウンドは全然違う。当然ですけど、中学受験をして良い大学に入った人と、逆転合格を目指す人の勉強の仕方は全く違いますよね。コツコツ勉強してきた人は背景知識があるので、難解な文章を真正面から理解して問題を解くことができるかもしれないけど、僕みたいな逆転合格を目指す人はそんなことは絶対にできない。文章はある程度までしか理解できない前提で、ロジカルに解くことにフォーカスしなければいけない。ここを考えずに、無批判に頭の良い先生のやり方に従うと全然成績が伸びないということはあると思います。当時の国語の先生には猛反発しましたね笑。
-オリンピックで金メダルを取った選手が、教えるのが上手いとは限らないみたいな話ですね。
関根 そうですね。東大出身の先生は確かに、頭は良いかもしれないけど、逆転合格を目指す人にとってその人がベストな先生なのかは疑わなければいけません。実際、僕は一個上の逆転合格をした青学の先輩に教わっていたのですが、学校や塾の先生よりはるかに教えるのが上手かったですね。それはきっとその先輩自身も0の状態から勉強をしているので、ロジカルに勉強しなければいけなかったり、できない自分(先輩自身)が理解できるように丁寧に細かく勉強したからだと思うんですよね。
高学歴の先生の教え方を疑い、本当に自分にとって価値がある先輩を見つけられたのは本当に大きかったと思います。
-確かに高学歴の先生=教えるのが上手いみたいになっていますよね。
逆転合格を通して得た、できないと思わない力
-逆転合格で得たものは何ですか?
関根 何事に対してもできないと思わなくなったところですかね。何をやるにも自分ならできると本気で思えるようになりました。高校の頃は美容師とか学校の先生になりたかったんですけど、それってその職業が好きとかではなくて、単純にそれ以外の職業になれると思っていなかったんですね。当時は『将来の夢は何?』と聞かれたときに、無意識にやれる範囲の中から答えてしまっていたということです。
『将来の夢は何?』と聞かれたときと、『もし何にでもなれるなら何になりたい?』と聞かれたとき、答えが変わる人がいますよね? 『もし何にでもなれるなら何になりたいか』という問いの答えに向かって、真っ直ぐ突き進めるようになったのは、逆転合格という成功体験のおかげだと思っています。できないと思わない力を得ることができました。
-自分の本当にやりたいことを追求できるようになったということですね。将来の夢を自分のやれることの中から決めてる人は多い印象があります。
関根 これは高校生だけじゃなく、大人もですね。人間はできないと思うことは絶対にやらないので、マインド一つで自分の可能性が狭まるのは本当に勿体無いと思います。
なぜ逆転合格に拘るのか。
-FAST-UPはなぜ逆転合格に拘るのでしょうか?
関根 そもそも私たちは全ての人を幸せにしようとは思っていません。研究者が特定の領域を深く研究することによって知の地平線を広げるように、私たちしか出来ないことにフォーカスして、幸せの深さを追求したいからです。特定の人を圧倒的に幸せにしたい。
その特定の人というのは、今、親や学校の先生など周りの人からできないと思われていて、志望校を言えば否定されたり、そもそも自分には無理だと思っている高校生です。つまり逆転合格を目指す人ですね。
逆転合格に拘るのは、周りから否定されるような大きな目標を自分の力で達成することが、その後の人生にいかに影響を与えるかを誰よりも理解しているからです。今は自分が大企業の社長とかGoogleで働くとか、世界的に活躍する人とかになれると思っている高校生は少ないかもしれません。それが正しいと言うつもりは全くないですけど、自分が本当にやりたいことをやった方が良いのは間違い無いですよね。みんなが自分のやりたいことに向かって真っ直ぐ走っていける社会を実現する。過去はどうであれ、本気で変わりたい人の大きな挑戦を全力でサポートしていきます。
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