MARCHの難易度とレベル|偏差値・倍率で比較
MARCHの難易度・レベルを徹底解説 MARCHとは?
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MARCHは明治・青山学院・立教・中央・法政の5校からなる大学群で、早慶上智に次ぐ難関私大です。多くの学部が偏差値60台で、合格できるのは受験生のおよそ上位15%とされます。学部ごとの幅も大きい大学群です。
2026年9月時点の情報です。
MARCHとは
MARCHは、関東地方にキャンパスを構える有名私立大学5校をまとめた呼び方です。大学群とは、難易度や地域が近い大学をまとめた呼び方を指します。
| 頭文字 | 大学名 |
|---|---|
| M | 明治大学 |
| A | 青山学院大学 |
| R | 立教大学 |
| C | 中央大学 |
| H | 法政大学 |
いずれも歴史が長く、全国的にも知名度やブランド力が高い大学です。難易度としても難関とされる部類に入ります。
MARCHの中での難易度の序列
MARCH内であえて序列を付けるなら、次のような並びになります。
| 順位 | 大学 |
|---|---|
| 1位 | 明治大学 |
| 2位 | 立教大学 |
| 3位 | 青山学院大学 |
| 4位 | 中央大学 |
| 5位 | 法政大学 |
学部偏差値の平均値を出すと立教大学が最も高くなります。ただし平均値のため、偏差値が60を超える学部もあれば、55程度の学部もあります。
対して明治大学はほとんどの学部の偏差値が60前後で、全体的にレベルが高くなっています。そのため、MARCH内の序列では1位に位置づけられます。
青山学院大学は独自色の強い学部が多く、ブランド力が高いことから人気を集めています。倍率が年々上がり、偏差値も上昇傾向にあるため、中間程度の位置づけになります。
MARCHの中で難易度が低めなのは中央大学と法政大学です。3位と4位・5位の間では偏差値そのものが1.2程度下がるため、比較的進学しやすいといえます。
偏差値から見るMARCHの難易度
学部ごとに見ると、同じ大学でも難易度に幅があります。志望校選びでは大学単位ではなく学部単位で見る必要があります。
明治大学
明治大学は東京六大学に含まれる伝統ある大学です。すべての学部が偏差値60を超えています。MARCHの中では学部学生の数が最も多く、毎年大規模な受験が行われることでも知られます。
| 学部 | 偏差値 |
|---|---|
| 文学部 | 68 |
| 情報コミュニケーション学部 | 67 |
| 国際日本学部 | 67 |
| 政治経済学部 | 67 |
| 経営学部 | 67 |
| 商学部 | 67 |
| 法学部 | 66 |
| 総合数理学部 | 66 |
| 理工学部 | 66 |
| 農学部 | 65 |
全体的に偏差値が高く、特に文系学部が高い水準です。
青山学院大学
青山学院大学は英語教育やキリスト教教育に力を入れている大学です。キャンパスが渋谷にあり立地がよく、駅伝などのスポーツ強豪校としても知られます。学問以外の面でも人気の高い大学です。
| 学部 | 偏差値 |
|---|---|
| 国際政治経済学部 | 69 |
| 社会情報学部 | 67 |
| 文学部 | 67 |
| 経済学部 | 67 |
| 総合文化政策学部 | 66 |
| 地球社会共生学部 | 66 |
| 法学部 | 66 |
| 理工学部 | 66 |
| 教育人間科学部 | 66 |
| コミュニティ人間科学部 | 65 |
国際関係の学部の偏差値が高く、明治大学にも引けを取らない水準です。
立教大学
立教大学は明治大学と同じく東京六大学に含まれます。おしゃれなキャンパスが人気の大学です。
| 学部 | 偏差値 |
|---|---|
| 異文化コミュニケーション学部 | 69 |
| 社会学部 | 67 |
| 経営学部 | 67 |
| 現代心理学部 | 66 |
| 文学部 | 66 |
| 法学部 | 66 |
| 経済学部 | 66 |
| 観光学部 | 66 |
| コミュニティ福祉学部 | 64 |
| 理学部 | 63 |
他大学より低めの学部もありますが、どの学部も高い偏差値です。
中央大学
中央大学は法学部で知られる大学です。さまざまな場所にキャンパスがあり、学食の評判も高いといわれます。
| 学部 | 偏差値 |
|---|---|
| 法学部 | 68 |
| 総合政策学部 | 66 |
| 経済学部 | 65 |
| 商学部 | 65 |
| 国際経営学部 | 64 |
| 理工学部 | 64 |
法学部の偏差値が突出しています。学部数が少ないこともあり、平均すると他大学より少し低くなります。
法政大学
法政大学も東京六大学の一つで、MARCHの中では入りやすいとされる大学です。
| 学部 | 偏差値 |
|---|---|
| グローバル教養学部 | 69 |
| 法学部 | 66 |
| 国際文化学部 | 65 |
| 文学部 | 65 |
| 経営学部 | 64 |
| 社会学部 | 64 |
| キャリアデザイン学部 | 64 |
| デザイン工学部 | 64 |
| 人間環境学部 | 63 |
| スポーツ健康学部 | 63 |
| 現代福祉学部 | 62 |
| 生命科学部 | 62 |
| 理工学部 | 62 |
| 情報科学部 | 61 |
他大学に比べると偏差値がやや低く、入りやすいと言われる理由が見て取れます。学部数が多いぶん、学部間の差も大きい大学です。
偏差値からわかるMARCHの難易度
MARCHは早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学の次に位置する大学群とされますが、学部によっては早慶上智に並ぶ偏差値です。各大学が70近い偏差値の学部を持つため、MARCHのいずれかに合格することは簡単ではありません。
MARCH以外の大学群との比較
大学群どうしの比較は、平均だけでなく上位学部と下位学部の重なりまで見ると実態がつかめます。
早慶上智との難易度比較
| 大学 | 最高偏差値の学部 | 最低偏差値の学部 |
|---|---|---|
| 早稲田大学 | 政治経済学部 72 | スポーツ科学部 68 |
| 慶應義塾大学 | 医学部 75 | 看護医療学部 64 |
| 上智大学 | 外国語学部 71 | 神学部 62 |
早慶上智の平均偏差値が高いことは明白です。ただし学部ごとに見ると、MARCHがランキングに食い込む場合もあります。早慶上智の学部偏差値ワースト5とMARCHの学部偏差値トップ5を比べると、MARCHの方が上になることもあります。
学部別の水準は早慶上智の偏差値ランキングでも整理しています。
日東駒専との難易度比較
| 大学 | 最高偏差値の学部 | 最低偏差値の学部 |
|---|---|---|
| 日本大学 | 医学部 72 | 生産工学部 50 |
| 東洋大学 | 国際学部 63 | 食環境学部 52 |
| 駒澤大学 | グローバル・メディア・スタディーズ学部 61 | 仏教学部 51 |
| 専修大学 | 人間科学部 61 | ネットワーク情報学部 52 |
日東駒専のトップ5とMARCHのワースト5を比較すると、日本大学や東洋大学が上位に入り、その下に法政大学の下位学部が並ぶ形になります。MARCHの方が偏差値が高いことは明白ですが、学部によっては日東駒専より下になることもあります。
大東亜帝国との難易度比較
大東亜帝国は大東文化大学、東海大学、亜細亜大学、帝京大学、国士舘大学からなる大学群です。レベルとしては日東駒専の下に当たるため、MARCHの方が偏差値は高くなります。
MARCHの平均偏差値がおおむね60を超えるのに対し、大東亜帝国の平均偏差値は50程度です。東海大学のように医学部があり一部で偏差値が70を超える例はあるものの、大学群全体では大きな差があります。
私立大学群の中でのMARCHの立ち位置
私立大学群の中では、次の並びになります。
- 早慶上智 > MARCH > 日東駒専 > 大東亜帝国
ここまで紹介した偏差値を並べると、この順序が確認できます。
国立大学と比べた立ち位置
国立大学を含めると、次のように整理されることが多い並びです。
- 旧帝大 > 早慶上智 > 筑横千・千金広岡 > 5S > 駅弁大学 > MARCH
旧帝大は旧帝国大学を前身とする国立大学の総称で、東京大学や京都大学が含まれます。筑横千・千金広岡は上位の地方国立大学をまとめた呼び方、5Sは中堅国立大学群を指す俗称、駅弁大学は各地に置かれた地方国立大学を指す俗称です。
この並びに従えば、MARCHは一般的な地方国立大学の下、学部によっては同等か上という位置づけになります。ただし5Sや駅弁大学とMARCHの差は大きくない場合もあり、立地や人気まで含めると序列表のとおりに受け止められないこともあります。
共通テストボーダーから見る立ち位置
共通テストボーダーは、合格の可能性が五分五分になるとされる得点率の目安です。MARCHはいずれもボーダーが高めですが、大学間の差もはっきり出ます。
明治大学
| 学部 | 学科・方式 | ボーダー |
|---|---|---|
| 文学部 | 日本文学(3科) | 85% |
| 文学部 | 英米文学(3科) | 86% |
| 文学部 | ドイツ文学(3科) | 84% |
| 文学部 | フランス文学(3科) | 85% |
| 文学部 | 文芸メディア(3科) | 87% |
| 文学部 | 日本史学(3科) | 86% |
| 文学部 | アジア史(3科) | 85% |
| 文学部 | 西洋史学(3科) | 86% |
| 文学部 | 考古学(3科) | 84% |
| 文学部 | 地理学(3科) | 85% |
| 文学部 | 臨床心理学(3科) | 86% |
| 文学部 | 現代社会学(3科) | 85% |
| 文学部 | 哲学(3科) | 84% |
| 国際日本学部 | 前期3科目 | 86% |
| 法学部 | 前期3科目 | 82% |
| 政治経済学部 | 政治(3科) | 86% |
| 政治経済学部 | 経済(3科) | 86% |
| 政治経済学部 | 地域行政(7科) | 79% |
| 経営学部 | 前期3科目 | 84% |
| 経営学部 | 前期4科目 | 83% |
| 経営学部 | 前期5科目 | 82% |
| 経営学部 | 前期6科目 | 80% |
青山学院大学
| 学部 | 学科・方式 | ボーダー |
|---|---|---|
| 文学部 | 英米文学(3科) | 85% |
| 文学部 | 仏文学(3科) | 84% |
| 文学部 | 日本文学(3科) | 85% |
| 文学部 | 史学(3科) | 86% |
| 文学部 | 比較芸術学(3科) | 87% |
| 教育人間科学部 | 教育学(3科) | 82% |
| 教育人間科学部 | 心理学(3科) | 86% |
| 総合文化政策学部 | 3科 | 88% |
| 地球社会共生学部 | 3科 | 86% |
| 国際政治経済学部 | 国際政治(3科) | 89% |
| 国際政治経済学部 | 国際経済(3科) | 88% |
| 国際政治経済学部 | 国際コミュニケーション(3科) | 90% |
| 法学部 | 3科目 | 84% |
| 経済学部 | 経済(4科目) | 82% |
| 経済学部 | 現代経済デザイン(4科目) | 83% |
| 経営学部 | 経営(3科目) | 85% |
| 経営学部 | マーケティング(3科目) | 86% |
| コミュニティ人間科学部 | 3科目 | 85% |
| 社会情報学部 | 3科目 | 87% |
立教大学
| 学部 | 学科・方式 | ボーダー |
|---|---|---|
| 文学部 | キリスト教学(3科) | 82% |
| 文学部 | 英米文学(3科) | 83% |
| 文学部 | ドイツ文学(3科) | 82% |
| 文学部 | フランス文学(3科) | 86% |
| 文学部 | 日本文学(3科) | 86% |
| 文学部 | 文芸思想(3科) | 86% |
| 文学部 | 史学(3科) | 86% |
| 文学部 | 教育(3科) | 85% |
| 現代心理学部 | 心理(3科) | 87% |
| 異文化コミュニケーション学部 | 3科 | 87% |
| 社会学部 | 社会(3科) | 87% |
| 社会学部 | 現代文化(3科) | 86% |
| 社会学部 | メディア社会(3科) | 86% |
| 観光学部 | 観光(3科) | 85% |
| 観光学部 | 交流文化(3科) | 85% |
| コミュニティ福祉学部 | コミュニティ政策(3科) | 83% |
| コミュニティ福祉学部 | 福祉(3科) | 80% |
| コミュニティ福祉学部 | スポーツウェルネス(3科) | 84% |
| 法学部 | 法(3科) | 85% |
| 法学部 | 国際ビジネス法(3科) | 86% |
| 法学部 | 政治(3科) | 86% |
| 経済学部 | 経済(3科) | 85% |
| 経済学部 | 経済政策(3科) | 84% |
| 経済学部 | 会計(3科) | 83% |
| 経営学部 | 経営(3科) | 88% |
| 経営学部 | 国際経営(3科) | 90% |
中央大学
| 学部 | 学科・方式 | ボーダー |
|---|---|---|
| 文学部 | 国文学(3科) | 79% |
| 文学部 | 英語文学文化(3科) | 81% |
| 文学部 | ドイツ語文学文化(3科) | 80% |
| 文学部 | フランス語文学文化(3科) | 80% |
| 文学部 | 中国言語文化(3科) | 79% |
| 文学部 | 日本史学(3科) | 79% |
| 文学部 | 東洋史学(3科) | 82% |
| 文学部 | 西洋史学(3科) | 82% |
| 文学部 | 哲学(3科) | 79% |
| 文学部 | 社会学(3科) | 82% |
| 文学部 | 社会情報学(3科) | 82% |
| 文学部 | 教育学(3科) | 80% |
| 文学部 | 心理学(3科) | 84% |
| 文学部 | 学びのパスポートプログラム(3科) | 80% |
| 法学部 | 法律学(3科) | 85% |
| 法学部 | 国際企業関係法学(3科) | 82% |
| 法学部 | 政治学(3科) | 83% |
| 総合政策学部 | 政策科学(3科) | 80% |
| 総合政策学部 | 国際政策文化(3科) | 81% |
| 経済学部 | 経済学(3科) | 79% |
| 経済学部 | 経済情報システム学(3科) | 79% |
| 経済学部 | 国際経済学(3科) | 79% |
| 経済学部 | 公共・環境経済学(3科) | 79% |
| 国際経営学部 | 3科 | 84% |
| 商学部 | 経営学(3科) | 79% |
| 商学部 | 会計学(3科) | 79% |
| 商学部 | 商業・貿易学(3科) | 79% |
| 商学部 | 金融学(3科) | 82% |
| 国際情報学部 | 3科 | 77% |
法政大学
| 学部 | 学科・方式 | ボーダー |
|---|---|---|
| 文学部 | 哲学(3科) | 85% |
| 文学部 | 日本文学(3科) | 82% |
| 文学部 | 英文学(3科) | 83% |
| 文学部 | 史学(3科) | 84% |
| 文学部 | 地理学(3科) | 83% |
| 文学部 | 心理学(3科) | 86% |
| グローバル教養学部 | 2科 | 86% |
| 社会学部 | 社会政策科学(3科) | 82% |
| 社会学部 | 社会学(3科) | 82% |
| 社会学部 | メディア社会学(3科) | 81% |
| 現代福祉学部 | 福祉コミュニティ学(3科) | 80% |
| 現代福祉学部 | 臨床心理学(3科) | 82% |
| 国際文化学部 | 3科 | 87% |
| 法学部 | 法律学(3科) | 83% |
| 法学部 | 政治学(3科) | 82% |
| 法学部 | 国際政治学(3科) | 84% |
| 経済学部 | 経済学(3科) | 80% |
| 経済学部 | 国際経済学(3科) | 78% |
| 経済学部 | 現代ビジネス学(3科) | 80% |
| 経営学部 | 経営学(3科) | 83% |
| 経営学部 | 経営戦略学(3科) | 78% |
| 経営学部 | 市場経営学(3科) | 82% |
全体としてボーダーは高めですが、法政大学と中央大学は他の3校よりやや低めです。中でも中央大学の国際情報学部や商学部、法政大学の経済学部は比較的ボーダーが低く、狙いやすい部類に入ります。
倍率から見るMARCHの難易度
MARCHの倍率は全体として高めです。早慶を第一志望とする受験生の併願先になるうえ、MARCHを第一志望として受ける受験生も多いためです。ここでは一般受験のうち、人気で倍率が高い学部を各大学3つ挙げます。
| 大学 | 学部 | 倍率 |
|---|---|---|
| 明治大学 | 商学部 | 5.1 |
| 明治大学 | 国際日本学部 | 4.6 |
| 明治大学 | 経営学部 | 4.6 |
| 青山学院大学 | 総合文化政策学部 | 8.2 |
| 青山学院大学 | 経営学部 | 7.4 |
| 青山学院大学 | 教育人間科学部 | 6.8 |
| 立教大学 | 異文化コミュニケーション学部 | 11.7 |
| 立教大学 | 経営学部 | 9.5 |
| 立教大学 | 経済学部 | 5.8 |
| 中央大学 | 総合政策学部 | 6.6 |
| 中央大学 | 商学部 | 4.1 |
| 中央大学 | 経済学部 | 3.8 |
| 法政大学 | キャリアデザイン学部 | 7.4 |
| 法政大学 | 国際文化学部 | 7.2 |
| 法政大学 | 経営学部 | 4.9 |
中央大学や法政大学には立地の条件が厳しいキャンパスもあり、学部によってはここまで倍率が高くならないこともあります。
MARCHは上位何%か
MARCHに合格できるのは、およそ上位15%とされます。100人の学年なら上位15人しか合格できない計算です。
ただし大学受験の母集団は100人ではありません。共通テストを受験する人は57万人と言われています。その中の上位15%しか合格できない以上、MARCHは難関大学であり、高学歴といえる大学群です。
FAST-UPが見てきたMARCH受験のつまずき
指導現場で多いのは、偏差値表の数字だけを見て志望校を決め、学部ごとの出題の違いに手が回らないまま本番を迎えるケースです。MARCHは同じ大学でも学部によって科目の重さや問題の作りが異なるため、受ける学部が決まらないと対策の優先順位も決まりません。
もう一つ目立つのが、基礎の抜けを残したまま難しい問題集に進んでしまう形です。MARCHの出題には基礎的な問題が多く含まれるため、抜けを残すと取れるはずの問題を落とします。合格した受験生ほど、夏までに基礎の穴をつぶし、秋以降は受験予定の学部の過去問に時間を割いている傾向があります。
伸び悩む時期に参考書を次々と増やしてしまうのも、現場でよく見る動きです。教材を増やすより、手元の1冊を繰り返す方が定着しやすくなります。
よくある間違い:大学群の序列だけで併願校を決める
大学群の序列だけで併願校を決めるのは避けたいところです。MARCHと日東駒専は、学部によって偏差値の上下が入れ替わることがあるためです。
回避策は、志望順位を大学名ではなく学部単位で組み直すことです。受験予定の学部について、偏差値・共通テストボーダー・倍率の3つを並べ、科目数や配点まで確認します。そのうえで、ボーダーが低めの学部や倍率が落ち着いている学部を併願に加えると、出願計画の精度が上がります。
MARCHに受かるための勉強のコツ
基礎を固める
MARCHの受験問題には基礎的な問題が多く含まれます。基礎を理解しておけば、ある程度の得点は確保できます。
難しすぎる参考書に手を出したり、何冊も並行したりするより、中学レベルの内容までさかのぼって復習する方が効果的です。社会科目の土台づくりは世界史の教科書を用いた勉強法も参考になります。早慶との併願を考える場合は、早慶の日本史の難易度と対策で上位校の出題水準を把握しておくと、到達点の設定がしやすくなります。
勉強時間を最大化する
まず1日のスケジュールを把握します。そのうえで1日単位・1週間単位の勉強計画を立てます。
何の勉強をどれくらいやり、いつまでに何を達成するのかを明確にします。生活リズムを理解したうえで勉強時間を積み上げることが、スケジュール管理の要になります。
完璧主義にならないようにする
完璧主義に陥らないようにします。勉強は成果が出るまで時間がかかり、初めからうまくいくことはまれです。
思うように成績が上がらなくても、最初から完璧を目指す必要はありません。繰り返し学習しながら徐々に改善し、受験本番に間に合わせる発想で進めます。
まとめ
MARCHは倍率も人気も高い大学群です。合格できるのは受験生のおよそ上位15%とされます。
偏差値で見ると、早慶上智と互角の学部もあれば、日東駒専と並ぶ学部もあります。早慶の併願先としても使われますが、ボーダーが低めの穴場学部も存在します。興味のある分野であれば、学部単位で受験を検討する価値があります。
よくある質問
Q. MARCHの中で最も入りやすいのはどこですか。
A. 中央大学と法政大学です。3位の青山学院大学と4位・5位の間では偏差値そのものが1.2程度下がり、共通テストボーダーも他の3校よりやや低めです。中でも中央大学の国際情報学部や商学部、法政大学の経済学部はボーダーが低い部類に入ります。
Q. MARCHと早慶上智ではどれくらい差がありますか。
A. 平均偏差値では早慶上智が上です。ただし学部単位では重なりがあり、早慶上智の下位学部とMARCHの上位学部を比べるとMARCHが上になることもあります。学部別の水準は早慶上智の偏差値ランキングで確認できます。
Q. MARCHは地方国立大学と比べてどの位置ですか。
A. 一般的な序列では、旧帝大・早慶上智・筑横千・千金広岡・5S・駅弁大学の下に置かれます。ただし5Sや駅弁大学との差は大きくない場合もあり、立地や人気まで含めると序列表どおりとは限りません。
Q. 現役でMARCHに届かない場合、浪人は選択肢になりますか。
A. 基礎の抜けが原因で得点が伸びていない場合は、やり直す時間を確保する意味があります。浪人する受験生の割合は大学生の浪人割合、在籍したまま再受験する方法は仮面浪人は就職で不利なのかで整理しています。


