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#学習法

MARCHの難易度とレベル|偏差値・倍率で比較

2025年1月8日

MARCHの難易度・レベルを徹底解説 MARCHとは?

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MARCHは明治・青山学院・立教・中央・法政の5校からなる大学群で、早慶上智に次ぐ難関私大です。多くの学部が偏差値60台で、合格できるのは受験生のおよそ上位15%とされます。学部ごとの幅も大きい大学群です。

2026年9月時点の情報です。

MARCHとは

MARCHは、関東地方にキャンパスを構える有名私立大学5校をまとめた呼び方です。大学群とは、難易度や地域が近い大学をまとめた呼び方を指します。

頭文字大学名
M明治大学
A青山学院大学
R立教大学
C中央大学
H法政大学

いずれも歴史が長く、全国的にも知名度やブランド力が高い大学です。難易度としても難関とされる部類に入ります。

MARCHの中での難易度の序列

MARCH内であえて序列を付けるなら、次のような並びになります。

順位大学
1位明治大学
2位立教大学
3位青山学院大学
4位中央大学
5位法政大学

学部偏差値の平均値を出すと立教大学が最も高くなります。ただし平均値のため、偏差値が60を超える学部もあれば、55程度の学部もあります。

対して明治大学はほとんどの学部の偏差値が60前後で、全体的にレベルが高くなっています。そのため、MARCH内の序列では1位に位置づけられます。

青山学院大学は独自色の強い学部が多く、ブランド力が高いことから人気を集めています。倍率が年々上がり、偏差値も上昇傾向にあるため、中間程度の位置づけになります。

MARCHの中で難易度が低めなのは中央大学と法政大学です。3位と4位・5位の間では偏差値そのものが1.2程度下がるため、比較的進学しやすいといえます。

偏差値から見るMARCHの難易度

学部ごとに見ると、同じ大学でも難易度に幅があります。志望校選びでは大学単位ではなく学部単位で見る必要があります。

明治大学

明治大学は東京六大学に含まれる伝統ある大学です。すべての学部が偏差値60を超えています。MARCHの中では学部学生の数が最も多く、毎年大規模な受験が行われることでも知られます。

学部偏差値
文学部68
情報コミュニケーション学部67
国際日本学部67
政治経済学部67
経営学部67
商学部67
法学部66
総合数理学部66
理工学部66
農学部65

全体的に偏差値が高く、特に文系学部が高い水準です。

青山学院大学

青山学院大学は英語教育やキリスト教教育に力を入れている大学です。キャンパスが渋谷にあり立地がよく、駅伝などのスポーツ強豪校としても知られます。学問以外の面でも人気の高い大学です。

学部偏差値
国際政治経済学部69
社会情報学部67
文学部67
経済学部67
総合文化政策学部66
地球社会共生学部66
法学部66
理工学部66
教育人間科学部66
コミュニティ人間科学部65

国際関係の学部の偏差値が高く、明治大学にも引けを取らない水準です。

立教大学

立教大学は明治大学と同じく東京六大学に含まれます。おしゃれなキャンパスが人気の大学です。

学部偏差値
異文化コミュニケーション学部69
社会学部67
経営学部67
現代心理学部66
文学部66
法学部66
経済学部66
観光学部66
コミュニティ福祉学部64
理学部63

他大学より低めの学部もありますが、どの学部も高い偏差値です。

中央大学

中央大学は法学部で知られる大学です。さまざまな場所にキャンパスがあり、学食の評判も高いといわれます。

学部偏差値
法学部68
総合政策学部66
経済学部65
商学部65
国際経営学部64
理工学部64

法学部の偏差値が突出しています。学部数が少ないこともあり、平均すると他大学より少し低くなります。

法政大学

法政大学も東京六大学の一つで、MARCHの中では入りやすいとされる大学です。

学部偏差値
グローバル教養学部69
法学部66
国際文化学部65
文学部65
経営学部64
社会学部64
キャリアデザイン学部64
デザイン工学部64
人間環境学部63
スポーツ健康学部63
現代福祉学部62
生命科学部62
理工学部62
情報科学部61

他大学に比べると偏差値がやや低く、入りやすいと言われる理由が見て取れます。学部数が多いぶん、学部間の差も大きい大学です。

偏差値からわかるMARCHの難易度

MARCHは早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学の次に位置する大学群とされますが、学部によっては早慶上智に並ぶ偏差値です。各大学が70近い偏差値の学部を持つため、MARCHのいずれかに合格することは簡単ではありません。

MARCH以外の大学群との比較

大学群どうしの比較は、平均だけでなく上位学部と下位学部の重なりまで見ると実態がつかめます。

早慶上智との難易度比較

大学最高偏差値の学部最低偏差値の学部
早稲田大学政治経済学部 72スポーツ科学部 68
慶應義塾大学医学部 75看護医療学部 64
上智大学外国語学部 71神学部 62

早慶上智の平均偏差値が高いことは明白です。ただし学部ごとに見ると、MARCHがランキングに食い込む場合もあります。早慶上智の学部偏差値ワースト5とMARCHの学部偏差値トップ5を比べると、MARCHの方が上になることもあります。

学部別の水準は早慶上智の偏差値ランキングでも整理しています。

日東駒専との難易度比較

大学最高偏差値の学部最低偏差値の学部
日本大学医学部 72生産工学部 50
東洋大学国際学部 63食環境学部 52
駒澤大学グローバル・メディア・スタディーズ学部 61仏教学部 51
専修大学人間科学部 61ネットワーク情報学部 52

日東駒専のトップ5とMARCHのワースト5を比較すると、日本大学や東洋大学が上位に入り、その下に法政大学の下位学部が並ぶ形になります。MARCHの方が偏差値が高いことは明白ですが、学部によっては日東駒専より下になることもあります。

大東亜帝国との難易度比較

大東亜帝国は大東文化大学、東海大学、亜細亜大学、帝京大学、国士舘大学からなる大学群です。レベルとしては日東駒専の下に当たるため、MARCHの方が偏差値は高くなります。

MARCHの平均偏差値がおおむね60を超えるのに対し、大東亜帝国の平均偏差値は50程度です。東海大学のように医学部があり一部で偏差値が70を超える例はあるものの、大学群全体では大きな差があります。

私立大学群の中でのMARCHの立ち位置

私立大学群の中では、次の並びになります。

  • 早慶上智 > MARCH > 日東駒専 > 大東亜帝国

ここまで紹介した偏差値を並べると、この順序が確認できます。

国立大学と比べた立ち位置

国立大学を含めると、次のように整理されることが多い並びです。

  • 旧帝大 > 早慶上智 > 筑横千・千金広岡 > 5S > 駅弁大学 > MARCH

旧帝大は旧帝国大学を前身とする国立大学の総称で、東京大学や京都大学が含まれます。筑横千・千金広岡は上位の地方国立大学をまとめた呼び方、5Sは中堅国立大学群を指す俗称、駅弁大学は各地に置かれた地方国立大学を指す俗称です。

この並びに従えば、MARCHは一般的な地方国立大学の下、学部によっては同等か上という位置づけになります。ただし5Sや駅弁大学とMARCHの差は大きくない場合もあり、立地や人気まで含めると序列表のとおりに受け止められないこともあります。

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共通テストボーダーから見る立ち位置

共通テストボーダーは、合格の可能性が五分五分になるとされる得点率の目安です。MARCHはいずれもボーダーが高めですが、大学間の差もはっきり出ます。

明治大学

学部学科・方式ボーダー
文学部日本文学(3科)85%
文学部英米文学(3科)86%
文学部ドイツ文学(3科)84%
文学部フランス文学(3科)85%
文学部文芸メディア(3科)87%
文学部日本史学(3科)86%
文学部アジア史(3科)85%
文学部西洋史学(3科)86%
文学部考古学(3科)84%
文学部地理学(3科)85%
文学部臨床心理学(3科)86%
文学部現代社会学(3科)85%
文学部哲学(3科)84%
国際日本学部前期3科目86%
法学部前期3科目82%
政治経済学部政治(3科)86%
政治経済学部経済(3科)86%
政治経済学部地域行政(7科)79%
経営学部前期3科目84%
経営学部前期4科目83%
経営学部前期5科目82%
経営学部前期6科目80%

青山学院大学

学部学科・方式ボーダー
文学部英米文学(3科)85%
文学部仏文学(3科)84%
文学部日本文学(3科)85%
文学部史学(3科)86%
文学部比較芸術学(3科)87%
教育人間科学部教育学(3科)82%
教育人間科学部心理学(3科)86%
総合文化政策学部3科88%
地球社会共生学部3科86%
国際政治経済学部国際政治(3科)89%
国際政治経済学部国際経済(3科)88%
国際政治経済学部国際コミュニケーション(3科)90%
法学部3科目84%
経済学部経済(4科目)82%
経済学部現代経済デザイン(4科目)83%
経営学部経営(3科目)85%
経営学部マーケティング(3科目)86%
コミュニティ人間科学部3科目85%
社会情報学部3科目87%

立教大学

学部学科・方式ボーダー
文学部キリスト教学(3科)82%
文学部英米文学(3科)83%
文学部ドイツ文学(3科)82%
文学部フランス文学(3科)86%
文学部日本文学(3科)86%
文学部文芸思想(3科)86%
文学部史学(3科)86%
文学部教育(3科)85%
現代心理学部心理(3科)87%
異文化コミュニケーション学部3科87%
社会学部社会(3科)87%
社会学部現代文化(3科)86%
社会学部メディア社会(3科)86%
観光学部観光(3科)85%
観光学部交流文化(3科)85%
コミュニティ福祉学部コミュニティ政策(3科)83%
コミュニティ福祉学部福祉(3科)80%
コミュニティ福祉学部スポーツウェルネス(3科)84%
法学部法(3科)85%
法学部国際ビジネス法(3科)86%
法学部政治(3科)86%
経済学部経済(3科)85%
経済学部経済政策(3科)84%
経済学部会計(3科)83%
経営学部経営(3科)88%
経営学部国際経営(3科)90%

中央大学

学部学科・方式ボーダー
文学部国文学(3科)79%
文学部英語文学文化(3科)81%
文学部ドイツ語文学文化(3科)80%
文学部フランス語文学文化(3科)80%
文学部中国言語文化(3科)79%
文学部日本史学(3科)79%
文学部東洋史学(3科)82%
文学部西洋史学(3科)82%
文学部哲学(3科)79%
文学部社会学(3科)82%
文学部社会情報学(3科)82%
文学部教育学(3科)80%
文学部心理学(3科)84%
文学部学びのパスポートプログラム(3科)80%
法学部法律学(3科)85%
法学部国際企業関係法学(3科)82%
法学部政治学(3科)83%
総合政策学部政策科学(3科)80%
総合政策学部国際政策文化(3科)81%
経済学部経済学(3科)79%
経済学部経済情報システム学(3科)79%
経済学部国際経済学(3科)79%
経済学部公共・環境経済学(3科)79%
国際経営学部3科84%
商学部経営学(3科)79%
商学部会計学(3科)79%
商学部商業・貿易学(3科)79%
商学部金融学(3科)82%
国際情報学部3科77%

法政大学

学部学科・方式ボーダー
文学部哲学(3科)85%
文学部日本文学(3科)82%
文学部英文学(3科)83%
文学部史学(3科)84%
文学部地理学(3科)83%
文学部心理学(3科)86%
グローバル教養学部2科86%
社会学部社会政策科学(3科)82%
社会学部社会学(3科)82%
社会学部メディア社会学(3科)81%
現代福祉学部福祉コミュニティ学(3科)80%
現代福祉学部臨床心理学(3科)82%
国際文化学部3科87%
法学部法律学(3科)83%
法学部政治学(3科)82%
法学部国際政治学(3科)84%
経済学部経済学(3科)80%
経済学部国際経済学(3科)78%
経済学部現代ビジネス学(3科)80%
経営学部経営学(3科)83%
経営学部経営戦略学(3科)78%
経営学部市場経営学(3科)82%

全体としてボーダーは高めですが、法政大学と中央大学は他の3校よりやや低めです。中でも中央大学の国際情報学部や商学部、法政大学の経済学部は比較的ボーダーが低く、狙いやすい部類に入ります。

倍率から見るMARCHの難易度

MARCHの倍率は全体として高めです。早慶を第一志望とする受験生の併願先になるうえ、MARCHを第一志望として受ける受験生も多いためです。ここでは一般受験のうち、人気で倍率が高い学部を各大学3つ挙げます。

大学学部倍率
明治大学商学部5.1
明治大学国際日本学部4.6
明治大学経営学部4.6
青山学院大学総合文化政策学部8.2
青山学院大学経営学部7.4
青山学院大学教育人間科学部6.8
立教大学異文化コミュニケーション学部11.7
立教大学経営学部9.5
立教大学経済学部5.8
中央大学総合政策学部6.6
中央大学商学部4.1
中央大学経済学部3.8
法政大学キャリアデザイン学部7.4
法政大学国際文化学部7.2
法政大学経営学部4.9

中央大学や法政大学には立地の条件が厳しいキャンパスもあり、学部によってはここまで倍率が高くならないこともあります。

MARCHは上位何%か

MARCHに合格できるのは、およそ上位15%とされます。100人の学年なら上位15人しか合格できない計算です。

ただし大学受験の母集団は100人ではありません。共通テストを受験する人は57万人と言われています。その中の上位15%しか合格できない以上、MARCHは難関大学であり、高学歴といえる大学群です。

FAST-UPが見てきたMARCH受験のつまずき

指導現場で多いのは、偏差値表の数字だけを見て志望校を決め、学部ごとの出題の違いに手が回らないまま本番を迎えるケースです。MARCHは同じ大学でも学部によって科目の重さや問題の作りが異なるため、受ける学部が決まらないと対策の優先順位も決まりません。

もう一つ目立つのが、基礎の抜けを残したまま難しい問題集に進んでしまう形です。MARCHの出題には基礎的な問題が多く含まれるため、抜けを残すと取れるはずの問題を落とします。合格した受験生ほど、夏までに基礎の穴をつぶし、秋以降は受験予定の学部の過去問に時間を割いている傾向があります。

伸び悩む時期に参考書を次々と増やしてしまうのも、現場でよく見る動きです。教材を増やすより、手元の1冊を繰り返す方が定着しやすくなります。

よくある間違い:大学群の序列だけで併願校を決める

大学群の序列だけで併願校を決めるのは避けたいところです。MARCHと日東駒専は、学部によって偏差値の上下が入れ替わることがあるためです。

回避策は、志望順位を大学名ではなく学部単位で組み直すことです。受験予定の学部について、偏差値・共通テストボーダー・倍率の3つを並べ、科目数や配点まで確認します。そのうえで、ボーダーが低めの学部や倍率が落ち着いている学部を併願に加えると、出願計画の精度が上がります。

MARCHに受かるための勉強のコツ

基礎を固める

MARCHの受験問題には基礎的な問題が多く含まれます。基礎を理解しておけば、ある程度の得点は確保できます。

難しすぎる参考書に手を出したり、何冊も並行したりするより、中学レベルの内容までさかのぼって復習する方が効果的です。社会科目の土台づくりは世界史の教科書を用いた勉強法も参考になります。早慶との併願を考える場合は、早慶の日本史の難易度と対策で上位校の出題水準を把握しておくと、到達点の設定がしやすくなります。

勉強時間を最大化する

まず1日のスケジュールを把握します。そのうえで1日単位・1週間単位の勉強計画を立てます。

何の勉強をどれくらいやり、いつまでに何を達成するのかを明確にします。生活リズムを理解したうえで勉強時間を積み上げることが、スケジュール管理の要になります。

完璧主義にならないようにする

完璧主義に陥らないようにします。勉強は成果が出るまで時間がかかり、初めからうまくいくことはまれです。

思うように成績が上がらなくても、最初から完璧を目指す必要はありません。繰り返し学習しながら徐々に改善し、受験本番に間に合わせる発想で進めます。

まとめ

MARCHは倍率も人気も高い大学群です。合格できるのは受験生のおよそ上位15%とされます。

偏差値で見ると、早慶上智と互角の学部もあれば、日東駒専と並ぶ学部もあります。早慶の併願先としても使われますが、ボーダーが低めの穴場学部も存在します。興味のある分野であれば、学部単位で受験を検討する価値があります。

よくある質問

Q. MARCHの中で最も入りやすいのはどこですか。

A. 中央大学と法政大学です。3位の青山学院大学と4位・5位の間では偏差値そのものが1.2程度下がり、共通テストボーダーも他の3校よりやや低めです。中でも中央大学の国際情報学部や商学部、法政大学の経済学部はボーダーが低い部類に入ります。

Q. MARCHと早慶上智ではどれくらい差がありますか。

A. 平均偏差値では早慶上智が上です。ただし学部単位では重なりがあり、早慶上智の下位学部とMARCHの上位学部を比べるとMARCHが上になることもあります。学部別の水準は早慶上智の偏差値ランキングで確認できます。

Q. MARCHは地方国立大学と比べてどの位置ですか。

A. 一般的な序列では、旧帝大・早慶上智・筑横千・千金広岡・5S・駅弁大学の下に置かれます。ただし5Sや駅弁大学との差は大きくない場合もあり、立地や人気まで含めると序列表どおりとは限りません。

Q. 現役でMARCHに届かない場合、浪人は選択肢になりますか。

A. 基礎の抜けが原因で得点が伸びていない場合は、やり直す時間を確保する意味があります。浪人する受験生の割合は大学生の浪人割合、在籍したまま再受験する方法は仮面浪人は就職で不利なのかで整理しています。

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