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#学習法

MARCHに漢文は必要?漢文なしで受けられる学部

2025年1月8日

MARCHに漢文は必要?

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MARCHの文系学部は、漢文なしで受験できる方式が多くあります。明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学には漢文を除く方式が並び、学習院大学は漢文を課す学部が比較的多い傾向です。漢文を学べば出願先は広がります。

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MARCHに漢文は必要か

結論として、MARCHの文系学部の多くは漢文を課しません。国語の出題範囲に「漢文を除く」と書かれている方式が目立ち、漢文が独立問題として出る方式のほうが少ない状況です。ここでいうGMARCHは、学習院大学・明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学をまとめた呼び方です。

ただし「漢文なし」は学部単位ではなく方式単位で決まります。同じ学部でも日程や方式によって扱いが変わるため、志望する方式ごとに確認する必要があります。2027年度入試に向けては、各大学が公表する最新の募集要項で出題範囲を必ず確かめてください。

大学別に見る漢文なしの入試方式

漢文を除く方式は大学ごとに傾向が異なります。まず全体像を整理します。

大学漢文を除く主な方式
明治大学法学部(個別日程・全学部)、商学部(個別日程・全学部)、政治経済学部(個別日程・全学部日程)、経営学部(個別日程・全学部日程)、国際日本学部(個別日程・全学部)、文学部(全学部日程)
青山学院大学文学部(個別学部日程B日程・全学部日程)、教育人間科学部(全学部日程)、経済学部(個別日程A・B方式、全学部日程、共通テスト利用入学者選抜)、法学部(全学部日程)、経営学部(個別学部日程B方式・全学部日程)、国際政治経済学部(個別学部日程A・B方式、全学部日程、共通テスト利用入学者選抜など)
立教大学一般選抜で全学部について「漢文を除く」との記載
中央大学商学部(共通テスト併用方式)、国際経営学部(一般入試方式・英語外部検定試験利用入試・共通テスト併用方式)、国際情報学部(一般入試方式・英語外部検定試験利用入試・共通テスト併用方式)
法政大学法学部・文学部・社会学部・人間環境学部・現代福祉学部・スポーツ健康学部の共通テスト利用入試B方式
学習院大学法学部・経済学部・国際社会学部の個別学力試験

表中の方式名の意味は次の通りです。

  • 全学部日程:共通の問題で複数学部に出願できる入試
  • 個別学部日程(個別学力試験):学部ごとの独自問題で行う入試
  • 共通テスト利用入学者選抜:共通テストの成績だけで合否を判定する方式
  • 共通テスト併用方式:共通テストと大学独自試験の成績を合わせて判定する方式
  • 英語外部検定試験利用入試:英検などのスコアを合否判定に活用する入試

明治大学の漢文なし学部

明治大学は、文系学部でも「漢文を除く」とされている方式がほとんどです。法学部・商学部・国際日本学部の個別日程には漢文の独立問題がありません。政治経済学部・経営学部は個別日程と全学部日程、文学部は全学部日程が該当します。理系学部の入試に漢文はありません。該当方式が多いため、ここでは日程を絞って挙げています。

青山学院大学の漢文なし学部

青山学院大学も漢文を必要としない方式が非常に多く、文系学部のほとんどに漢文なしの選択肢があります。文学部は個別学部日程B日程と全学部日程、教育人間科学部は全学部日程が該当します。経済学部は個別日程A・B方式、全学部日程、共通テスト利用入学者選抜まで幅があります。法学部は全学部日程、経営学部は個別学部日程B方式と全学部日程、国際政治経済学部は個別学部日程A・B方式や全学部日程などが該当します。

立教大学の漢文なし学部

立教大学は、一般選抜の入試要項で全学部について「漢文を除く」と記載されていました。したがって、少なくとも漢文の独立問題は課されないと考えて差し支えありません。ただし方式の新設や変更があり得るため、出願前に募集要項で確認してください。

中央大学の漢文なし学部

中央大学も漢文を課さない方式が多く、古文もなく現代文のみで受験できる方式があります。商学部は共通テスト併用方式、国際経営学部と国際情報学部は一般入試方式・英語外部検定試験利用入試・共通テスト併用方式が該当します。

法政大学の漢文なし学部

法政大学では、共通テスト利用入試B方式で漢文が出題されない設定になっています。対象は法学部・文学部・社会学部・人間環境学部・現代福祉学部・スポーツ健康学部です。同じ学部でも一般選抜では扱いが異なる場合があるため、方式ごとに確認が必要です。

学習院大学の漢文なし学部

学習院大学は、MARCHの中では漢文を課す学部が比較的多い傾向です。漢文なしで受けられるのは法学部・経済学部・国際社会学部の個別学力試験です。学習院大学を志望する場合は、漢文の学習を早めに組み込んでおくほうが選択肢を確保しやすくなります。

漢文を学習しておく価値

漢文を学習しておくと、出願できる学部と方式の幅が広がります。漢文を学習していない場合、漢文が出題されない方式しか選べなくなるためです。

また「漢文の独立問題なし」という表記は、漢文の知識をまったく問わないという意味とは限りません。独立した大問がないだけで、設問の一部で漢文の知識が関わる場合があります。この点でも、基礎を押さえておくことは無駄になりません。

早稲田大学を併願候補にできる

漢文を仕上げておくと、早稲田大学を併願候補に入れやすくなります。早稲田大学は受験日程が遅く、他大学と試験日が重なりにくいためです。第一志望がMARCHでも、日程上は受験できる場合があります。早慶の学力帯を知りたい場合は早慶上智の偏差値ランキングも参考になります。

MARCHの文学部という選択肢が増える

漢文が課される方式は、漢文を学習していない受験生が出願しにくい構造です。そのため文学部は志望者の層が変わる場合があり、対策が合えば狙いやすい選択肢になり得ます。文学部は就職に不利だと考えて避ける受験生もいますが、学部だけで就職の結果が決まるわけではありません。社会科目の対策を同時に固めたい場合は早慶の日本史の傾向と対策や世界史の教科書を用いた勉強法も併せて確認してください。

漢文の学習量は比較的少ない

漢文は難しそうに見えますが、覚える句形や重要表現の数は限られています。元記事の想定では、早ければ1か月程度で一通り仕上げることも可能です。漢文は古文をある程度仕上げたあとに始めるのが効率的です。漢文の読解では古文の知識が前提になる部分があるためです。苦手科目を一定まで処理し、時間に余裕ができた段階で着手する形が現実的です。

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よくある間違い

「MARCHは漢文なし」と一括りに覚えてしまうのが、もっとも多い間違いです。漢文の扱いは大学単位ではなく方式単位で決まるため、同じ学部でも全学部日程では不要、個別日程では必要という組み合わせが起こります。

回避策は二つです。第一に、志望学部・方式ごとに募集要項の国語の出題範囲欄を確認し、「漢文を除く」の記載があるかを自分で確かめることです。第二に、併願先を含めて一覧表を作り、漢文が必要な方式が一つでも残る場合は基礎だけでも仕上げておくことです。

FAST-UPが見てきた漢文のつまずきどころ

指導の現場で目立つのは、漢文を最後まで後回しにした結果、直前期に句形の暗記と読解演習を同時に抱え込むケースです。漢文は短期間で形になりやすい分、着手が遅れても間に合うと考えられがちで、優先順位が下がりやすい科目です。

もう一つは、古文の助動詞や活用が曖昧なまま漢文に入り、書き下し文で手が止まるケースです。訓読は古文の文法に沿って行うため、古文が不安定なままでは句形を覚えても得点に結びつきにくくなります。

方式選びの段階でのつまずきも見られます。漢文を避けて出願先を決めた結果、併願の日程が偏り、受験機会そのものが減ってしまう形です。漢文の学習コストと、確保できる出願先の数を並べて比べる視点を持つと判断がぶれにくくなります。

MARCH漢文におすすめの参考書

参考書は句形と読解を分け、現在の到達度に合うレベルから始めるのが基本です。

漢文句形のおすすめ参考書

レベル参考書特徴
初級三羽邦美の漢文教室漢文に触れたことがなく、超基礎から学びたい人向け。「レ点」などの基本から重要表現まで、問題を通して学べます
初級漢文句形ドリルと演習漢文が苦手で基礎を固めたい人、易しい問題から慣れたい人向け。基本問題の解答に書き下し文と全文解釈が付いており、過去問や本格的な演習の前に取り組むのに適しています
中級基礎からのジャンプアップノート 漢文句法 演習ドリル「返り点」「送り仮名」「否定」「疑問」などの基礎句法を着実に覚えられます。基礎演習ドリルと実践演習ドリルに分かれ、基礎から応用まで進められます
中級漢文早覚え速答法短時間で得点力を上げたい人向け。基礎が固まっている受験生や、効率よく演習したい受験生に適しています。理系で共通テスト対策をしたい人にも使えます
上級飯塚敏夫 漢文講義の実況中継文法・句法に慣れたい人向け。単元別構成のため、理解済みの単元を飛ばして進められます
上級国語【古文・漢文】の点数が面白いほどとれる本句形や書き下し文の解説が丁寧で、共通テスト対策の入り口にも使えます。基本句形から応用句形まで扱っています

漢文読解のおすすめ参考書

レベル参考書特徴
初級日栄社 30日完成漢文 高校中級用1日1項目で30日、句形から読解までを最短で終えたい人向け。問題数は少ないものの基礎は十分に固まります。持ち運びやすく移動時間にも使えます
中級難関大学突破 新漢文問題集駿台から出版。実際の入試問題に加え、オリジナル問題も収録。記述問題が多めですが解説が丁寧で、応用まで解きたい人向けです
中級共通テスト 漢文満点のコツ共通テストに特化した問題集。解法プロセスを学びたい人向けで、MARCH対策にも使えます
上級難関大突破 極める漢文高いレベルの問題と解説が凝縮。句形の説明に加え、理由・心情などの説明問題まで解説されています
上級漢文道場 入門から実戦まで中堅国公立大から難関私大までを想定したやや難しめの問題集。基礎編・錬成編・実践編の3部構成で、句形を復習しながら読解へ進めます

まとめ

MARCHは漢文なしで受けられる方式が多く、漢文を学習しなくても合格の可能性はあります。一方で、漢文を仕上げれば出願できる方式が増え、早稲田大学やMARCHの文学部まで選択肢が広がります。学習の順序は古文を固めてから漢文へ進む形が取り組みやすく、句形と読解でレベルに合う参考書を選ぶと短期間でも形になります。浪人や再受験を含めて進路を考える場合は大学生の浪人割合も確認しておくと判断材料になります。

よくある質問

Q. MARCHは漢文を勉強しなくても合格できますか。 A. 漢文を除く方式を選べば可能です。明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学には漢文なしの方式が複数あります。ただし受験できる方式が限られるため、併願計画が窮屈になる点に注意してください。

Q. 学習院大学は漢文が必要ですか。 A. 学習院大学は漢文を課す学部が比較的多い傾向です。漢文なしで受けられるのは法学部・経済学部・国際社会学部の個別学力試験です。志望学部がこれ以外なら、漢文の学習を前提に計画を立てるほうが安全です。

Q. 共通テスト利用で出願する場合、漢文は必要ですか。 A. 方式によって異なります。共通テストの国語には漢文が含まれますが、大学が指定する科目や配点の設定により漢文分を用いない方式もあり、法政大学の共通テスト利用入試B方式などが該当します。出願前に募集要項で利用範囲を確認してください。

Q. 漢文はいつから始めるとよいですか。 A. 古文の文法をある程度仕上げたあとが取り組みやすい時期です。漢文の訓読は古文の知識を前提にする部分があるためです。句形の量は限られており、集中して進めれば早ければ1か月程度で一通り仕上げられます。

Q. 「漢文の独立問題なし」なら漢文はまったく出ませんか。 A. 独立した大問がないという意味で、設問の一部で漢文の知識が関わる場合があります。出題範囲に「漢文を除く」と明記されているかどうかで判断してください。

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  • ※1 = 2026年8月末時点の受講者数
  • ※2 = コーチが直接指導する時間(毎日3時間×7日)をもとに算出。原則毎日開催で、参加時間は個人により異なります
  • ※3 = 毎日個別特訓に9割以上参加し、毎日のミニ模試の平均が9割以上で、高3の5月末までに入塾した塾生のうち、難関私立大学(早慶上理ICU・GMARCH・関関同立)に合格した人の割合
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